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☆ とろりん初体験 ☆ ライブに行って来ましたー!! [ワールドミュージック]

とろりん、ついに東京ドームデビュー☆

◆◆◆ サザンオールスターズ全国ツアー ◆◆◆

「TOYOTA presents SOUTHERN ALL STARS Live Tour 2005
みんなが好きです! supported by RUSS-K」

2005年12月1日(木) 東京ドーム 18:30開演

*****

ブログでの縦横無尽ぶりから想像もできないかもしれませんが、
幼い頃から真面目一辺倒で、実はかなり内弁慶なとろりんさん。
幼少の頃から舞台以外にあまり興味を示さなかったと言うか、
舞台鑑賞が中心になりすぎて、芸能界やJ-POPに関心を向けたことが
あまりありませんでした。

だいたい、中学1年の時に地元の文化ホールで開催される事業で
某人気歌手のコンサートか「無名塾」(仲代達也の劇団)のお芝居、
どちらかに無料で行けることになり、「どっちを見に行く?」と聞かれて、
迷わず無名塾を選んだくらいですから…(笑)。

ちなみに観劇した無名塾のお芝居は、『シラノ・ド・ベルジュラック』。
仲代達也のシラノと若村麻由美のロクサーヌでした。
夕闇の中のラストシーンの会話が、すっごく切なかった記憶があります。

…中1で無名塾(仲代達也)デビューって、ある意味すごいかも…(笑)

閑話休題。
そんなわけで、実はコンサートやライブには縁遠い
四半世紀(ちょっと過ぎ)を過ごしてきました。

綾戸智絵さんのライブには行ったことがありますが、
いわゆる、ヤング世代(←……自分で書いて思わず爆笑)向けって言うのでしょうか?
(こんな事言ってる時点で既にヤングではないぞ、とろりん…>笑)
J-POPのライブやコンサートとは無縁だったのです。
(っていうか、J-POPという呼び方自体、コレで良いのか分からない…>笑)

そんな同世代に比べて、明らかに世間知らず(と言うのか?)なとろりんさん、
ついにドームデビューを果たしてしまいました!!

とろりんにとっては歌舞伎道の水先案内人でもある、学生時代の先輩が
サザンの大ファンで、今回のドームコンサートにお誘いくださったのです。

いやいやいや、ありがとうございます、先輩!!
もう墨田川方面に足を向けて寝られませんっ。
ご所望とあれば、永代橋から両国橋まで、
バタフライでさかのぼらせていただきます!(笑)ばっしゃばっしゃ。

前置きが無駄に長くなりましたが、レポいきます!

【カンゲキレポ】

「動きやすい服装でね」という先輩のお達しに従い、
その前日に「ジーンズ&スニーカーで出勤願い」(笑)を、
しっかり上司に届け出た用意周到なとろりん。

それにめざとく反応したのが、当ブログによくちょい役で出演している
同期・M本氏。とろりんがライブ初体験と知って、
「この世代でそんなヤツがおるとは…自分、希少価値高いな」。
ふふふのふん、お値打ちも株価も(?)上昇中のとろりんです(笑)。

18:30の開演に合わせて、17:50に御茶ノ水駅で先輩と待ち合わせ、
いざ水道橋駅から東京ドームへ。駅の混雑は、もう大変なものでした。

劇場では受けたことがない(少なくともとろりんは)
手荷物チェックも無事クリアし、いざ、東京ドームへ!!
(でも…あんなに適当なチェックで良いのかな?)

入口を入ったらもう、すぐにスタジアムになるのですね~。
南座(@京都)みたいだ~。
(↑何でもカンゲキに結びつけるのはやめなさい、とろりん)

今回のお席は、
「21番ゲート 12通路 1塁側1階 13列 289番」。
何番ゲートとか何番通路とか、初めて目にするので、暗号です(笑)。
座席の番号が3ケタなのにもびっくり。
とろりんにとっては、宝探しの地図のような感覚。

人混みの中で迷子にならないように、先輩の後を
ぴょこぴょこついて行くとろりん、早くも無知っぷり発言炸裂!!

席を探して、スタジアム周囲の通路をずーっと歩いていた時に
ふとスタジアムの中を見ると、ドーム上空を包み込むようにして、
薄く靄がかかっていました。

と 「先輩、靄がかかってる感じなのは、ドライアイスかなんか仕込んでるんですか?」
先 「…いや…、あれは人間の水蒸気だよ(苦笑)」

…そ、そうだったのか…!!
人間の体内から発せられる水蒸気が見えるほど、多くの人が集まっているのか…!!
とろりん、新たな世界を発見。もう、見るもの全てが新鮮に映ります。
既に飽和状態です(笑)。

初めて見るドームの光景は、ちょっと忘れられそうにありません。
「一体、どこから来たんだろう…」と素朴な疑問がぼんやりと浮かぶくらい。

スタンド席だけで55,000人収容可能な東京ドーム。
グランド両翼には13,000人収容の可動席もあるそうなので、
アリーナ席のお客さんも数に入れると、約65,000人が集結している計算。

それだけの人が、「サザンに会いたい」という1つの目的の為だけに
ここに集まっているわけですよね。そう考えると、知らず知らずのうちに
気分が高揚してきました。

高揚感も沸点に達した頃、ステージにサザンオールスターズが登場!!
とろりん、ついに未体験の世界へ…!!

***

ライブは、「わかりやすい構成」(先輩談)だったらしく、
7年ぶりに今秋リリースされた新アルバム「キラーストリート」からの選曲をメインに、
1980年代に発表された曲、そして「TSUNAMI」や「LOVE AFFAIR」など
誰もが知っている曲を織り交ぜた構成でした。

ライトなノリでオープニングを迎え、ノリノリの曲からバラードの曲まで
聴かせたら、ラストはアップテンポの曲でこれでもかと言うくらいにたたみかけ、
ドームは最高盛り上がり状態に。
花火は出るわ、本物の火が吹き上がるわ、上空から風船がばらまかれるわ、
リボンテープは乱れ飛ぶは、迫力満点!!のライブでした。

個人的には3曲目の「希望の轍」と新アルバムからの「限りなき永遠の愛」
が心に残りました。「別離」のすぐあとに「ごめんよ僕が悪かった」を
持ってくるあたりに、サザンの遊び心を感じましたね~。

桑田さんもカッコ良かったです…ぽ。(笑)
MCのトークも面白くて、
「今日、サザンのライブ初めて来たって人、いますかー?」
と、ちゃんととろりん、もとい(笑)初心者ファンも巻き込んでいく気配り上手☆

***

初心者にありがたかったのは、大型スクリーン。
今やどのライブでも必ずあると思うのですが、まずはその鮮明さ、
美しさに驚きでした。

先輩のご人徳の賜物で、お席は1階のかなり前方のお席でしたので、
小さいながらも桑田さんの一挙手一投足が肉眼で確認できる距離。
なので演奏中は、あまりスクリーンは見ませんでした。

大助かりだったのが、1曲ごとのイントロの時。
スクリーンに曲のタイトルがテロップで出るのです。
新アルバムからの曲には、歌詞も映し出されていました。

これは初心者にとっては、本当に「これは良い!!」という感じです。
CM等でサビ部分を知っていても、曲全体を知らない場合ってありますよね。
イントロでファンがワァーッ!!ってなっても、「え?何て言う曲?」って、
一瞬乗り遅れちゃうんですよね。それでサビに来て「ああ、この曲か…」って
やっと追いつく感じになって。

イントロの時に曲のタイトルが分かっていると、
「ああ、この曲知ってる」となるし、知らないものでも曲名が分かっていると、
不思議な安心感があり、何とかついていってる気分になれます。

***

全体の感想は…。

もう…………もう………………!!

すーーーーーーーー……っっっっっごく楽しかったです!!

久々に忘我の境地を味わいました(笑)。

何もかも忘れてひたすらにリズムに乗り、歌詞に惑わされ、
歌声に酔いしれる。あっという間の3時間でした。

始まるまでは、「3時間立ちっぱなしかぁ、しんどそうやなぁ」とか、
「ちゃんとリズムに乗りきれるのかな」とか、
「ファンにしか分からない応援の振りとかあったら、取り残されるなぁ…」
(↑アイドル全盛時代のコンサートの様子を想像している>笑)
などいろいろ考えていたのですが、一気にそんな思いは吹き飛びました。

周囲の様子を素早く観察してみると、大まかな手拍子のリズムはあるものの、
皆さんそれぞれが思い思いにリズムを取っているのを見て、
「ああそうか、一番大事なのは自分が思いっきり楽しむことだよね」
と気づき、気が付いたら普段のリズム音痴もどこへやら、
我を忘れて踊り狂っていました(笑)。
(とは言っても病み上がりなので、曲間ではゴホゴホ咳き込んでました…>苦笑)

***

そして、何よりも体感し圧倒されたのが、アーティストとファンとの熱い交流。
65,000人の「サザンに会いに来た!!!」という思いが、熱風となって
ドーム全体に吹き荒れ、ステージのサザンのメンバーへ突き進んでいく。
メンバーはそれを真っ正面から受け止め、さらにパワーに変えてファンに投げ返す。

1曲終わるたびにそのエネルギーはどんどん大きくなっていき、ラストには
ドームの天井をはじけ飛ばすくらいの勢いと熱気に包まれていました。
これだけの「一体感」を感じる事ができたのは、久しぶりです。

本当に、ライブの時間は何もかも忘れて、ひたすら目の前のステージに興奮し、
耳に入ってくるメロディーに乗り、知らない内に身体中が動いているんですよ。
終わった後は、今まで味わったことのない様な爽快感に包まれていました。

終演後は9時半で、家にたどり着いたのは11時を回っていました。
とっても疲れましたけど、「心地よい疲れ」で、
逆に「よーし、明日から頑張るぞーっっ!!」
というパワーが全身にみなぎってくるような感じでした。

これで、歳末助け合いも突っ走ります!(意味不明)

きっと、これがライブの魅力なのでしょうね。
カンゲキは、「はぁ~、ええ夢見たわ~~☆☆☆」
という感じで夢の世界で充電できるような感覚ですが、
ライブは実際に自分が動くことで発散され、
新しい力がチャージされるような感覚なのでしょう。

会場は、若い方ももちろん、ネクタイ&スーツ姿という出で立ちの
会社帰りとおぼしき男性や、年配の方も多数お見受けしました。
本当に、サザンってあらゆる世代を超えて支持されているんだな、と実感。

私は見られなかったのですが、今朝のフジテレビ「とくダネ!」、
オープニングの小倉智昭さんのひとりコメントも、このサザンライブの事だったとか。
小倉さんもライブに行ったそうです。「とにかくベタ褒めだったよ~」と、
前述の上司がわざわざ報告してくださいました(笑)。
それだけ、注目度が高かったのですね…。

あの時間、あの場所にいられた事を、本当に幸せに感じています。

未知の世界の魅力を知ってしまったとろりん…。き、危険…(笑)。

今日のお星さま…★★★★★ (やっぱ満天!!先輩に乾杯☆)


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