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宝塚音楽学校で合格発表 [宝塚歌劇]

共同通信より。

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兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公平校長)で30日、第94期生の合格発表が行われ、
15-18歳の計47人がタカラジェンヌへの夢をつかんだ。
午前11時、校舎横に合格者の受験番号が張り出されると、詰め掛けた受験生や家族から
「あった」と歓声が上がり、涙を流して抱き合う姿も。
双子で、ともに2度目の受験に挑んだ富山市の杉原麻友さん(16)と紋加さん(16)は
そろって合格。姉の麻尋しゅんさんも88期生で、3姉妹のタカラジェンヌが誕生する。
麻友さんは「姉妹で同じ舞台に立てるなんてうれしくて…」と泣きじゃくり、
紋加さんも「代表作のベルサイユのばらを演じてみたい」と目を輝かせた。
入学試験は3月下旬、東京都内と宝塚市内で行われ、全都道府県と海外から963人が
クラシックバレエと声楽の実技、面接に臨んだ。
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おそらく、日本で最も遅く、最も歓喜の涙が流される
合格発表と言えば、ここ宝塚音楽学校ではないでしょうか。

今年は20倍超という競争率ですが、かつては48倍を記録し、
「東の東大、西の宝塚」と言われるほどでした。

簡単に説明しますと、宝塚歌劇団は「宝塚音楽学校卒業生」によって構成されており、
音楽学校を卒業することが入団資格となるわけです。この関門をくぐり抜けなくては、
タカラジェンヌへの道は開けません。

音楽学校は予科1年、本科1年の計2年制。
舞踊や声楽など、舞台人として必要な技能をみっちりたたき込まれます。
今年合格した乙女達は、2008年に初舞台を踏むわけですね。

それにしても、現役タカラジェンヌの妹さんが、しかも双子でそろって
合格されるとは!!これは歌劇の歴史でも極めて珍しいですね~~~。
やっぱり芸名は「麻」を基調にされるのでしょうか…。(←早すぎる予想)

お姉さんの麻尋しゅんは、星組の男役ホープとして期待の存在。
現在東京公演中の『ベルサイユのばら~フェルゼンとマリー・アントワネット編』の
新人公演では、主役の1人であるオスカル役を射止めました。
今週の「TAKARAZUKA Cafe Break」(東京MXテレビ 21:00~21:30)にも出ていて、
まさにグッドタイミングな感じですね。(素顔は、すんごいカワイイ今時の女の子、という感じ☆)

※新人公演 … 宝塚歌劇団では入団7年目までは「新人」とされている。
          各組の公演中、1公演だけ新人のみで公演を行う事になっており、
          その公演を「新人公演」と言う。通称・新公。未来のスターを
          発掘するには最適の機会。

***

満開の桜の下、おそらくこれまでの人生で最も喜びの瞬間を迎えられた合格者の皆さん。
これからは厳しく長い舞台人への道のりが始まりますが、この瞬間の気持ちを忘れず、
一歩ずつ頑張って下さいね。

2年後、今度は宝塚大劇場の舞台で皆さんの笑顔に出逢える日を、心待ちにしております。

合格、おめでとうございます!!!(←またもファンレター化)


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