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北京五輪マスコット [お気に入り]

実は、マイナーキャラ好きという隠された一面を持つ(?)とろりんさん。世界最大のスポーツの祭典、オリンピックが開催される北京まで行っておきながら、その五輪ムードを盛り上げるマスコットたちのチェックを見逃すはずがありません。

ちなみに主なキャラ記事は→ コチラ。(おお!何か知らんがリンクが貼れた!>笑)

と、いうことで、中国出張最終日、「離陸まであと20分」という制限時間の中、必死でオフィシャルショップを見つけ、なんとかマスコットたちを捕獲してまいりました(笑)。どんだけ時間との戦いだったんでしょうか、今回の出張…。

では、ご紹介しまーす。じゃじゃん。(クリックすると画像が拡大します)
CA390012.jpg
(唯一、自分への中国土産に買ったストラップ)

左上から反時計回りで、貝貝(ベイベイ)、晶晶(ジンジン)、歓歓(ホアンホアン)、迎迎(インイン)、妮妮(ニーニー)。五人合わせて「福娃(フーワー)」です。中国版ゴ○ンジャー、みたいな感じですかね。

一見、ものすごいテキトー(失礼)に誕生したかに見える彼らですが、実はそれぞれの名前に、そして五人合わせての意味が、きちんと込められているのですよ。

●貝貝(ベイベイ):モチーフは魚。海洋を象徴。
●晶晶(ジンジン): モチーフはパンダ。森林を象徴。
●歓歓(ホアンホアン):モチーフは聖火火を象徴。
●迎迎(インイン):モチーフはチベットアンテロープ(カモシカの仲間)。大地を象徴。
●妮妮(ニーニー):モチーフはツバメ。天空を象徴。

…と、オリンピック・中国・環境問題にも関心を向けさせるような企画とデザインなのです。(あえて「"チベット"アンテロープ」を加えてくるところが、いかにも…ですね)

5人の名前を1文字ずつ並べると、「貝晶歓迎妮(Bei Jing Huan Ying Ni)」となります。

「貝(Bei)」「晶(Jing)」と同じ発音をする単語と言えば…「北京(Beijing)」。そしてさらに、「妮(Ni)」と同じ発音をする「你(Ni)」をあてはめて、もう一度並べてみると…

「貝晶歓迎妮」→「北京歓迎你」(Bei Jing Huan Ying Ni ベイジンホアンインニー)

つまり、中国語で「北京へようこそ!」という意味の文字に置き換わるのです。出ました、中国四千年の秘伝奥義、当て字!!北京五輪組織委員会、微妙に芸の細かいところを見せつけております。

外来語をうまいこと当て字にしてしまうところが中国伝統のお家芸ですが、他にもこういうのがございます。

麦当労 Maidanrao (マイダンラオ) →マクドナルド
肯徳基 Kendaji (ケンダージー) → ケンタッキー
星巴克 Sinbaka (シンバカ) →スターバックス

「スター」を「星」で表現してしまうところなんて、座布団3枚級の高度テクですよ。(たぶん)


ちなみに、ゴ○ンジャーの人気の影響か(それはない)、中国で人気が高いのは、赤い「歓歓」みたいですよ。瀋陽のある大通りは、歓歓と赤を貴重にした五輪旗で埋め尽くされていました。ちょっと圧巻でした。

空港では最初、それぞれ1人ずつぶらさがっているストラップを5つ購入しようかと考えていたのですが、どこを探しても歓歓のストラップだけが見あたりません。そこで、お店のお姉さんを手まねきして呼んで、「レッド、ノー?」(←"ノー?"で小首をかしげるのがポイント)と聞いてみたら、「ノーレッド」と返事が返ってきました(笑)。

やっぱり中国と言えば、赤がいちばんに思い浮かびますものね。何と言っても国家を象徴する色ですからね。(歓歓自身は「聖火」を象徴しているのですが)

いろいろと取りざたされている北京五輪ですが、マスコットたちに罪はない!!どうか、末永く仲良くしてあげてください(笑)。

北京空港


(荒野にただひとり…みたいな地図ですね>笑)


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