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鹿児島市 長島美術館 [ARASHI]

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まだまだ青森の旅は終わっていませんが、ただいま(も?)大絶賛☆旅の真っ最中です。

先日、少し時間ができたので、鹿児島市内にある「長島美術館」まで足を伸ばしてみました。

こちらは観光庁制作のメッセージ・フィルム「Message from Japan」の撮影で、嵐の櫻井翔くんが訪れた場所なのです。

鹿児島中央駅からタクシーで約5分。鹿児島市内から錦江湾、そして桜島を綺麗に見渡せる小高い山の中腹に建てられています。

鹿児島中央駅に降り立った時に思い立ったものですから、アングルなどは再現できていませんが・・・。

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このテーブル、フィルムにも一瞬登場してましたよね。

実はゾウさんの形をした椅子になっています。これ、めっちゃ可愛い~!この椅子もフィルムに出したら良かったのに~!


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この右側のブロックの上を、翔さんが歩いていたような記憶が・・・。


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なんと、もう菜の花が咲いていました。

近隣の中学校の生徒さんと共同で植えたのだそうです。これから2月にかけて満開になるとか。こんな時期にひとあし早く春の香りを感じることができるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです。


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翔さんが眺めた場所から見る桜島。

この雄々しく、堂々たる姿。眺めているだけで大らかになり、自分の中にくすぶっているモヤモヤがちっぽけなものに思えて、どこかへ流れ去ってしまうように思えます。自然の力って、やっぱり偉大ですね~。

左手手前に見える観覧車は、鹿児島中央駅アミュ・プラザに設置されている観覧車「アミュラン」です。


* * * * *


せっかくなので、常設展示と1月27日(日)まで開催中の「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞しました。

常設展は、黒田清輝・東郷青児などの地元出身の画家や白薩摩・黒薩摩など郷土の陶芸品、ピカソやシャガール、マリー・ローランサン、ユトリロ、モディリアーニといった錚々たる画家のコレクションを展観できます。もともと鹿児島出身の実業家・長島公佑が蒐集したコレクションですが、その多彩さと幅の広さには感服します。

個人的に好きだな、と思ったのは、和田英作「あけちかし」。石山寺で『源氏物語』を執筆する紫式部を描いたものです。

物音ひとつしない漆黒の闇にわずかに浮かぶ燈明を見つめながら、文机の前で一心に物語の構想を練る式部の姿。全てが音を失い、闇に溶け込んでいくかのような仄暗さと静けさの中、式部の瞳だけが情熱とエネルギーを漲らせていて、その双眸だけがその夜の闇にわずかに残る「生」の証明であるかのようです。

全ての生物が活動を止めた闇の中、燈明の光を反射させるその瞳だけが「生きている」、そんな強い印象を受けました。


「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」では、各国の絵本作家・イラストレーターの作品を鑑賞。イソップ物語やアンデルセン等、いわゆる「古典」の童話・創作の原画や、現代作家の絵本のための原画など約400展が展示されています。

絵本は子どもたちが出逢う最初の「別世界」。そのイメージをどう膨らませ、子どもたちを想像の世界へ惹き込むのか、絵の持つ使命ってすごく重要なんだなー、とあらためて実感させられました。


長島美術館ホームページは、コチラから☆


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コメント 2

リカコ

とろりんさん、こんお~の。
ご無沙汰です。そしてハードな旅からおかえりなさい!
絵葉書ありがとうございました!
とろりんさん、翔ちゃんが見た景色と同じ景色が届きました。^^

フィルムの記憶が全然ないのですけど、ここに来たんですね~☆
菜の花が!! ・・・・・・やはり季節は一歩先を行っていますね。

またまた青森旅レポが上がっててうれしいです。
ワラッセで弾けてるじゃないですかぁ~!!
あのサトシックな夜にもご一緒にこのポーズしたかったです。
連絡船、私は一度入場したのですが工事中な場所もあって行ったことのない場所がけっこうありました。
冬もいいけど?夏はたしか・・甲板が・ビアガーデンになっていたような?(うろ覚えです、もしかしたら今はやってないかも)海風の心地よい季節にぜひまた来てください(←しつこい^_^;)
by リカコ (2013-01-29 16:40) 

★とろりん★

リカコさま、

こんお~の☆コメントありがとうございます。
絵葉書、無事に届いて良かったです~。
長島美術館は港からは少し離れるのですが高台にあって、鹿児島市街と桜島が綺麗に一望できる場所にあります。菜の花にはワタシもビックリしました。確実に季節はめぐっているのですね。

青森旅レポもそろそろ大詰めです。ワ・ラッセは、おねーさんに乗せられてついつい・・・( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ。でも、あの躍動感あふれる跳ねっぷりは、さすがについていけませんー!

八甲田丸は、4階ブリッジの上の甲板が展望台になっているそうですが、冬季は閉鎖しているそうです。確かに、甲板の上だと雪が凍結して危険ですものね。また青森に行ける日を夢見て、頑張って働きます(笑)。
by ★とろりん★ (2013-01-30 00:06) 

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