らんとむBASARA祭り、烈火の如く開催中☆ [宝塚歌劇]
台風4号接近と局地的集中豪雨の脅威をくぐりぬけて、無事に九州から帰還いたしました。
このお天気ならではの空の写真をいくつかご紹介したいのですが、それはひとまず置いておいて・・・まずは、"ビタミンT"を補充しなくては!
というわけで、さっそく東急シアターオーブへ駆けこんできました!『戦国BASARA―真田幸村編―』、2度目の観劇です。
前回は初日直後の観劇。今回は、千秋楽というゴールもほぼ見え始めた終盤での観劇。
想像以上の進化、そして深化を遂げていました!!
さすが宝塚!さすが花組!!さすが蘭寿とむ!!
こちらの記事では、前回の観劇メモで書き忘れていて、今回の観劇で思い出したポイントや、新たに発見した萌えポイントを書き留めておきたいと思います。まだ上演中ですので、一応ブラインドしておきますね。
一応、時系列的にまとめていますが、本当に思いついたことを思いついたままに書きなぐったので、読みにくい事この上ないと思います。どうぞご容赦のほどを・・・。
- 初見メモは、コチラから☆
- 公演プログラムのらんらん@幸村&いのりのツーショットポート。甘酸っぱいにも程があって、目も当てられません。
どこからどう見ても「通じ合っちゃってる」(Byだいもん@猿飛佐助)のに、いのりちゃんと目も合わせられないトゥーシャイシャイボーイな幸村とか、そんな幸村からの言葉を期待して待ってる感じのいのりちゃんとか。もうもう、見ているだけで甘酸っぱいわ、じれったいわ!!「もう、Youたち付き合っちゃいなYO!(σ≧▽≦)σ」と、思わず突っ込みそうになります(←実際、突っ込んでたけど) - 第1幕始めに流れる映像の演出で、らんとむが馬上からいのりちゃんに手を差し伸べるシーンがあるのですが、そこの指先の揃え方からして、全力でらんとむ全開。
うわー、映像でもらんとむだぁ☆と喜んでいたのですが(←喜び方が謎)、第2幕のクライマックス、みりおくん(明日海りお)@謙信が幸村に手を差し伸べる場面、みりおくんの指の揃え方がらんとむとそっくりだったのに吃驚しました。
親指・人差し指・中指はピッと伸ばして、薬指と小指だけ軽く曲げる感じ。「うおおっ、思わぬところで、とむみりシンクロ☆」と、ひとり客席でジタバタしてしまいました。ヾ(≧∇≦)ノ"キャアァァァッ☆(←マニアック過ぎるツボ)。 - 皆さん、全体的に動きが軽快に俊敏になってるー!!それぞれのキャラクターの動きや立ち廻り、武器の扱いにすっかり慣れたのでしょうね。
我らが蘭寿さんも、巨大な二本槍を軽々と振りまわしていて、めっさカッコ良かったです☆(←恒例のベタ褒め)。前回のメモでも激萌えしていた「下、下、上!」の振りも、より一層キレ味鋭くなっていました!ヾ(≧∇≦)ノ"キャアァァァッ☆もう、それ以上カッコよくなって、どうしようって言うの!! - 主題歌「戦国BASARA」の作曲は、安定の吉田優子先生。『逆転裁判』の時と同じく、アニソンっぽい、ノリやすくてドラマ感あふれるメロディーと、覚えやすい歌詞が好きです。「ひゃっか~りょうらん~」とか、ついつい口ずさんでしまいます☆
- 主要キャラクターが勢ぞろいするオープニングは、圧巻!!『逆裁』ほどのインパクトとスピード感はないのですが、戦国っぽい、猛々しい感じが好き☆それぞれ決めポーズもあって、カッコイイ!!
- オープニング冒頭の、チーム忍(佐助&かすが)のポージングキープ力、半端ないっす。
だいもん(望海風斗)@佐助は中腰で片足立ち、べーちゃん(桜咲彩花)@かすがはピンと身体を伸ばしたまま片足立ち。結構な長時間、このポーズのままです。さすが忍たち…!というか、タカラジェンヌの身体能力の高さと基礎鍛練の賜物だと、あらためて感心しました。 - 第2場、信玄登場のシーン。みつるくん(華形ひかる)が雄々しく振りかざす軍配斧の動きに合わせて、バックスクリーンのCGの炎と虎もちゃんと動いているんですよ。
いや、CGの動きとタイミングに合わせて、みつるくんが斧をふるっているのか。自分からは見えない、背後にあるCGの動きに合わせてきっちり芝居するみつるくん、素晴らしきプロフェッショナル・・・!! - チーム越後も頑張ってます。みりおくん@謙信サマを筆頭に、謙信サマのテーマソングをミステリアスに歌うシーンがあります。その中で、「天空に流れる 修羅の道」という歌詞に合わせての振りが、歌のイメージにそぐわないラブリーさで、思わず釘付けになっちゃいました。腕をぐにゃぐにゃとうねらせて、ウェーブさせるような振り。
あれは・・・「竜」をイメージした振りなのでしょうか・・・。確かに、史実の上杉謙信は「越後の竜」って呼ばれていたけれどなぁ・・・でも、ゲームでは「竜」って言えば「独眼竜」、つまりみーちゃん(春風弥里)@伊達政宗じゃないの?とか、思わず色々考えてしまいました。
結果的に、氷のように怜悧な無表情で、優美に腕をウェーブして見せる謙信サマは、とっても素敵でした☆ - みーちゃん(春風)@伊達政宗に「虎には程遠い子猫ちゃんじゃねーか」と言われて、ちょっとだけ 「ムッ」とするらんとむ@幸村がかわゆす☆イイわっ、その隠しきれない熱苦しさがイイわっ!!Σd(≧ω≦*)グッ!!
- そんな伊達政宗は、「竜の爪」と呼ばれる6本太刀がシンボル。左右の腰に3本ずつ差しているのですが、動くたびにどうしても振られます。
そこで考えたみーちゃん、腕組みしながら悠々と幸村に近寄っていくと見せかけて、実はさりげなく、太刀が動かないように柄を押さえているのがツボです!よっ、さすが奥州筆頭!!(←褒めています) - 自分のせいで信玄を窮地に追いやったと苦悩し、「それがしを殴ってくれ」と佐助に詰め寄る幸村に、何故か胸キュン。ち、近いー!!(←そこかよ)
- 今回、この『戦国BASARA』が上演されて本当に良かったと思うのは、(主要キャストに限りますが)らんとむが次代を担う若手男役たちと、ひとりひとりサシで向かい合い、がっつり芝居しているところ。
『オーシャンズ11』では常に集団の中にいて、大人数での芝居がメイン。もちろん、その中で輝くらんとむも大好きでした。
けれど、宝塚歌劇100周年を目前としたこの時期に、みりおくん、だいもん、みーちゃん、みつるくん・・・次の100年を受け継ぎ、牽引していくべき男役スターたちと向かい合って、じっくり芝居できる機会を得たことは、らんとむにとっても、下級生たちにとっても、何物にも得難い財産となるはずです。 - 「この無常なる世において、この美しき瞬間を分かち合えたこと、わたくしの誇りです」。
謙信のこの言葉(←ちょっとうろ覚え)に、不覚にも涙が出ました。きっと今、出演者も観客も関係なく、この空間にいる全ての人が、そう思っていることでしょう。蘭寿とむと分かち合えるこの美しき瞬間は、私にとっても、一生の誇りであり、忘れられない幸福です。 - そして、どの下級生が相手の場面でも、常に「らんとむ=若造ポジション」がデフォルトなのが萌え。
- 下級生に甘えてるらんとむを観るのは、大好きです☆心を開ききって、預けきって、そして信頼しきっているのがよく伝わるから。
- そしてやっぱり、「幸村ーっ!!」「お館さまあぁーっ!!」のやり取りは、相手がみつるくんだからこそのクオリティだと実感。ビバ!(初舞台が)90's!!(←全力で賛美しています)
- 見失っていた自分自身をようやく取り戻したらんとむ@幸村が、客席を練り歩きながら「真田幸村のテーマ」を熱く激しく歌う場面。ここは真田幸村、そして蘭寿とむの真骨頂!!
特に下手通路で、客席側から舞台へくるりと向き直り、大きく手を広げてポーズを決めるのですが、その背中の大きさと言い、半端ないオーラと言い、揺るぎのない、力強い笑顔と言い・・・もう、最高です!!これぞ蘭寿とむ!!(←逆裁の同じような場面を思い出して、ちょっとニンマリ☆) - フィナーレの連れ舞(デュエットダンス)。らんとむも蘭ちゃんも、打掛のさばき方が見違えるほどに熟達していました!特にらんとむは、内掛の柄が綺麗に見えるように、ターンする時にさりげなく工夫しています。
ああ~・・・今日もらんとむも、めっさ素敵やったぁ・・・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・☆ - パレードの挨拶、「ズシャアアッ」と効果音が入った直後の、らんとむ必殺ウィンクをお見逃しなく!
確実に鼻血が出ます(笑)。
* * * * *
ああ、いろいろツッコミどころはあるはずなのに、観劇後は何と言う清々しさでしょう・・・(By謙信サマ)。
楽しくてたまらない東急シアターオーブでのらんとむBASARA祭りも、あともう少し。ラストスパートもらんとむらしく、灼熱に明るく、駆けていって欲しいと思います!!
とろりん様、再びのレポありがとうございます。
まさにエキサイティング!って感じでいいですねぇ~。
私、また地団駄です(笑)。
皆様この公演でよりパワーアップしたようなので、大劇場公演までガマンの子で待ってます!
ああ~、それにしても、花組日本物ショーへの妄想がさらに加速しちゃいました。
粋な場面、ゴージャスな場面、ちょっと笑える場面も…とか考え始めると止まりません…。
by ささ (2013-06-28 11:42)
ささ さま、
コメントありがとうございます。
初見の時は「ど・・・どうしたら良いのかしら・・・」と戸惑いだけが残った『BASARA』ですが(笑)、2回目はとにかく、ひたすら楽しくて楽しくて!!ずーっと心の中でキャーキャー言ってました。最後の必殺ウィンクの時だけ、思わず「カッコイイッ!!」って口をついて出ちゃいましたけれどね☆
らんとむのアンドレ@ベルばらと言い、代表作とも言えるダニーとの出逢いと言い、和物ショーと言い、今年もひとつずつ夢が叶っていくようで、本当に幸せなことです。
by ★とろりん★ (2013-06-29 21:22)
とろりんさま
土曜日に東京遠征してきましたよ♪
蘭とむ様めっちゃカッコ良かったです~。
おかげでファン心理が再燃して先行予約チケット、予定より1枚多くなってしまいました。8~9月は蘭とむ様祭りです。
最初の現われるところはスピードが速いですが、怖くないんですかね?
途中2本槍の1本が折れて白いテーピングされてました(笑)
でも更に折れてましたけど、代わりの小道具(大きいけど)あるのかな?と心配になりました。
とろりんさんのブログを事前に拝見してたので、す~っとお話しに入っていけました。ありがとうございました。
東京はエスカレーターの並びが逆で「おっといけないいけない」と逆に詰めました。
また機会があったら遠征してみます。
by ぱぷわん (2013-07-01 00:01)
☆とろりん☆さま
こんばんは!
6/30に2度目のBASARA行きました!
初めての観劇では??マークが飛び交っていましたが、
今回はとーっても楽しめたし見終わって清々しかったです。。
確かに幸村の成長物語、なんだけれど
蘭とむ@幸村の気持ちに共感させられて引き込まれ~
あの自分を取り戻した?場面ではウルウルしてしまいました(;.;)
蘭とむってば人の気持ちを盗むことにかけて私は天才だと思うのですよ
ファントムでもどれだけ泣かされたことか。。
話は変わりますが、蘭ドレDVDを見て
「俺は今日まで生きていてよかった」と言いながら
まさにそのタイミングで涙が頬にポトリとなるところなんて
ホント職人だな~と心から思いました
そんなところも惚れてしまう私です!
とろりんさまのおかげで
蘭とむ必殺ウィンク見逃しませんでしたよ!
待ち構えて、しっかと受け止めましたo(^o^)o
確かに鼻血ものでしたね笑!
カンゲキレポの読者でよかった☆
ありがとうございます
ではでは!!
by tomfan (2013-07-01 21:20)
ぱぷわんさま、
コメントありがとうございます。
遠征お疲れさまでした~!楽しまれたようで何よりです☆珍しいハプニングにも遭遇されましたね。らんとむの槍は大きいから、折れると修繕が大変そう・・・でも、30日に私が観劇した時は問題ありませんでしたよ。
ポップアップは、宝塚の舞台にはない装置ですから、あのスピードでらんとむが登場するのはテンション上がりました!かすがちゃんの登場シーンでも、効果的に使われていましたね。
次回の遠征、お待ちしておりますよ~☆
by ★とろりん★ (2013-07-01 22:35)
tomfanさま、
コメントありがとうございます。
私も30日午前の部を観劇しましたよ。もしかしたら、ヒカリエ周辺ですれちがっていたかも知れませんね☆
私も、第1幕後半で自分を見失うらんとむ@幸村に胸が締め付けられるほど切なくなり、第2部後半、涙を流しながら自分自身を再発見して、力強い笑顔を取り戻すらんとむの姿に胸が熱くなりました。
「人の気持ちを盗む天才」。
まさに、おっしゃる通りだと思います!そういえば、『維新回転・龍馬伝!』で徳川慶喜を演じた時も、「負けっぷり」を歌い終えた瞬間にスッと一筋の涙を流したのに胸を衝かれました。
本人は、心の動くまま、感情の突き上げるままにお芝居していて、涙も無意識のうちにこみ上げてしまうんだと思うんですよ。それがはからずもドンピシャのタイミングなものだから、観る者の心をわしづかみにしていく・・・。もう、「無心の芸」の境地ですね。
必殺ウィンク、無事キャッチされたとのこと、おめでとうございます!!
これでtomfanさま、これから半年間は無敵ですよ!(笑)。
by ★とろりん★ (2013-07-01 23:39)