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『PLAYZONE‘13 SONG & DANC‘N。 PARTⅢ。』 [ジャニーズ]

2013年7月31日(水) 青山劇場 17:30開演

【出演者】


今井翼

中山優馬

ふぉーゆー
(越岡裕貴、辰巳雄大、福田悠太、松崎祐介)

They武道
(山本亮太、林翔太、江田剛)

“MAD”
(池田優、松本幸大)

Travis Japan
(川島如恵留、森田美勇人、仲田拡輝、七五三掛龍也、 中村海人、吉澤閑也、梶山朝日、阿部顕嵐)

屋良朝幸


* * * * *


ジャニーズのファンになった頃から、「一度はPLAYZONEを観た方が良い」とずっと周囲の方々に言われていたのですが、ついにその機会を得ることができました。プレゾン、初体験!!

キャストは、タッキー&翼の今井翼くんを座長に、脅威の身体能力を誇るダンス職人・屋良朝幸くんと若手スター筆頭株・中山優馬くんが両建てとなり、ダンスの実力に長けたジャニーズJr.選抜メンバーが勢ぞろい。

スタッフも豪華です。演出・振付は、マイケル・ジャクソンの振付家として知られ、映画「THIS IS IT」にも出演していたトラヴィス・ペイン。同じく振付補佐として映画に出演していたステイシー・ウォーカーも、演出補・振付補として参加。

そうそう、ショーやミュージカルの世界で活躍されている舞台照明家・勝柴次朗さんの名前を発見して、とても嬉しくなりました。蘭寿とむ主演の『逆転裁判』の照明は物語の世界観を絶妙に表現していて、とても印象的でした。知っているスタッフのお名前を見つけると、初めて観る舞台でも親近感がぐっと高まりますね。

注目した出演者や印象的な場面について感想を述べておく程度になるかと思いますが、また変なテンションのためブラインドしておきます(笑)。興味のある方のみ、「続きを読む」からお入りください。



* * * * *

私が観劇した日は、黒柳徹子さんと近藤真彦さんもご観劇。

黒柳さんは少女のようなあどけない感じで、とても可愛らしい雰囲気。近藤さんは黒シャツに黒ジャケットで、とってもダンディー。アンコールではマッチさんによるお話もあり、出演者・観客一同、姿勢を正して拝聴しました(笑)。


さて、舞台の感想を一言で申しますと・・・とにかく、


超~[右斜め上][右斜め上]楽しかった!!です(笑)。


限りなくライブに近いショー、という感じ。今年のセットリストは往年のジャニーズのヒットグループから現在活躍中のグループによる名曲・ヒット曲を中心に構成。

ダンスも、座長である今井翼くんが得意とするスパニッシュや、正統派アイドルらしいパフォーマンス、祭りをテーマにした「和」のテイスト、宝塚を彷彿とさせる大階段での華麗な群舞など、本当に盛りだくさん。まるで大人のためのおもちゃ箱のような楽しさ。次はどんなダンスを見せてくれるのか、どんな歌を聴かせてくれるのか、常にワクワクしっぱなしの2時間半でした。

一応、着座しての鑑賞ですが、冒頭から手拍子フル稼働で観客のテンションも最高潮。有難いことに、前方サブセンターの通路側というとても良いお席での鑑賞でしたので、舞台から近すぎず遠すぎずの位置で、出演者全員のダンスを俯瞰で見ることが出来てとても満足でした。

印象に残った場面をひとつふたつ、セットリストに前後しますが書き留めておきますね。

まずは、翼くんをメインにキャスト総動員で踊る「アンダルシアに憧れて」

赤と黒を基調にした衣装で、翼くんの得意なフラメンコの要素を取り入れたダンスナンバーに。マッチさんの目の前で踊るのは緊張感もひとしおだった事でしょうが、翼くんのキレのあるダンスは勿論、他キャストの群舞も頑張っていました。

ただ、10代の子はまだ身体や筋肉が成熟していないこともあるでしょうが、ダンスの途中に瞬間的にきちっと身体を止めるが出来ず、身体が振られてしまう子もちらほら。激しく動いた後に一瞬で身体を止めるというのはとても大変な技ですが、これをきっちり出来るようになると、身体の動きにもっとメリハリがついてダンスが美しく見えるようになるので、頑張って欲しいですね。

これまた翼くんによる「愛・革命」は、パートナーである滝沢秀明くんの舞台『新春 滝沢革命』のテーマソングです。MCでは「僕が滝沢の一番のファンですから!」と豪語していた翼くん。タッキーの歌を歌えてすごく嬉しい様子が伝わってきました☆



優馬くんメインの「ズッコケ男道」も、すごく楽しかった~!

優馬くんは関ジャニ∞にとっては後輩にあたりますから、こういう大舞台で先輩の歌を歌えるのは嬉しかったんじゃないかなぁ。

私もプレゾンで関ジャニ∞の歌を聴くことが出来たのがとっても嬉しくて、サビの部分を「きばってこーぜー♪イェイイェイイェイ♪」と、ノリノリで手ぶり(笑)。そうしたら、なんと優馬くんにステージから目線をもらってしまいました!(←思い込みって大事☆)。優馬くん、ありがとー☆

優馬くんは顔のパーツひとつひとつがとても特徴的ですが、実際のステージを見ると、すごく舞台に映える顔立ちをしているんですね。彼が出てくるだけで、パッとステージが華やぎます。オーラもキラキラしていて、将来がとても楽しみです。



屋良くんと優馬くんの2人だけによるシーン、「水の帰る場所」

優馬くんのシングルに収録された「水の帰る場所」に、屋良くんが振付を担当。椅子を小道具にした印象的なダンスで、歌詞に表現された刹那的で儚い世界観と絶妙に重なっていました。

誤解を恐れずに申し上げるならば、屋良くんのダンスは、独楽のようですね。体幹がしっかりと鍛えられて芯が一本通っていているので、どんなに人間離れした動きを要する振付やちょっと軸がぶれたような回転でも、危なげなくこなしてしまうし、着地できてしまう。観ているこちらも、安心してそのパフォーマンスを堪能することができます。





今回、私が楽しみにしていた人が、屋良くんの他にもう1人いました。

They武道の林翔太くん。

昨年、嵐ライブツアー「Popcorn」に参戦する幸運に恵まれた私。その時に友人から、「バックで出ているThey武道の林翔太くんはダンスがとても綺麗なので、チャンスがあれば観て欲しい」と言われ、ライブの合間に観察していたのです。友人の言葉通り、とても綺麗なダンスをする人だな~と強く印象に残りました。

今回のステージで、翔太くんのダンスの真骨頂を感じたのは、「情熱の一夜」と、「Guys PLAYZONE」

翔太くんは、頭の大きさから肩幅、腕の長さ、脚の長さと、身体のあらゆるパーツのバランスがとても良いです。それに、筋肉のつき方も、しなやかでとても綺麗。

特筆すべきなのは、ダンス(振り)のカウントがものすごく正確な事。振付家の指示通りの動きが完璧に出来る人なのでしょうね。そして、空間をきちんととらえて踊ることが出来る人。

例えば手を伸ばす振りもきちんと指先まで美しく揃って伸びていたり、この瞬間に、腕がこの角度でこの位置にあると、とても美しく見えるだろうなぁ・・・という理想の場所に、正しいカウントで正しく入っているのです。

その翔太くんの魅力と持ち味が際立って光ったのが、上記の2曲。

「情熱の一夜」では、ミディアムテンポの振りで、客席に背中を見せている場面が多かったのですが、その背中に寸分の隙もなく、程よい緊張感が漲っていて、目が釘付けでした。本当に、たたずまいがたおやかで美しい人だなぁ・・・。

一転して、「Guys PLAYZONE」は、体力と身体能力の限界に挑むかのようなスピード感とパワフルな振付で、観ているコチラも手に汗握るような激しいダンスの応酬。でも、翔太くんのダンスは勢いと激しさの中に、洗練された優雅さがきちんと残っているのです。

それは、彼がただ勢いにまかせて踊るのではなく、曲のテンポと振付のリズムがきちんと身体に入っているからだと思います。

柔かい、優しいメロディーの踊りでも、激しいテンポのダンスでも、それぞれのカウントで正確に美しく踊ることのできる青年です。優美な若き職人芸に、拍手!!

そんな翔太くんとは、「フラワー」の客席降りでハイタッチすることが出来ました!ここまで2時間、ほとんど踊りっぱなしだった翔太くんの手は、汗っぽくて熱を含んでいて、じんわり温かったです☆

決められたタイミングまでに早く舞台に戻らないと、とめっちゃ急いでいたのに、「翔太くん!」という私の呼びかけに反応して手を差し出してくれた翔太くん、本当にありがとう・・・。





そして・・・これは本当に予想外の事件なのですが・・・

もうひとり、気になるJr.を見つけてしまいました・・・(笑)。

阿部顕嵐くん。「あべあらん」と読みます。

ACT1の途中から、「何だか、幼い頃の渋谷すばる君に似ている子が1人いるなぁ・・・」と、ちょっと気になる少年が、視界にちょくちょく入ってくるように・・・。

身体能力は高いのですが、屋良くんのように完成度が高いわけでもなく、翔太くんのように洗練されたダンスでもないのですが、とにかく全力で踊り、必死でキメている姿に、「ちょっと・・・ほっとけないかも・・・」と、いつの間にか目が離せなくなってしまいました。

幕間に、ロビーで販売されている舞台写真を見ながら「どの子かなぁ・・・なんて名前の子かなぁ・・・」と思って探してみたところ、阿部顕嵐くんの名前を発見して、ビックリ!!「こ、この子!この子だったの!!」と、ひとりで写真の前で大騒ぎしてしまいました(笑)。

というのも・・・、

実は、今年3月まで横山裕くんがパーソナリティーを勤めていたラジオ番組「レコメン!」で、横山くんが彼の名前を取り上げたことがあったのです(笑)。

昨年の秋か冬頃、レコメンではひょんなことからJr.の名前の話に。アイドル誌を見ながら、横山くんが「何これ、読めへんわ、これ!何て読むん?」と激しく反応したのが・・・

そう、「阿部顕嵐」くん。

田口淳之介くん(KAT-TUN)の自己紹介ギャグ「入口、出口、田口です♪」を生み出した張本人でもある横山くん。この夜も冴えていて、顕嵐くんの名前を知った瞬間、


「いらん、おらん、あらん♪」


というギャグを考案したのです(笑)。

その時のオンエアを聴いていたのですが、あまりにもベタなギャグに、ラジオの前で思わず「またお手軽につけたな~・・・」と、苦笑したことを思い出します(苦笑)。

実はこの「いらん、おらん、あらん」、顕嵐くん本人のお耳にも届いたらしく、アイドル誌で横山くんにお礼を言っていたそうな。後日、レコメンでもその報告を聞いて、きっとまだミドルティーンでしょうに、なんて気遣いの出来る少年なのかしら・・・と感銘を受けたのでした。

ただ、このお話はラジオを通してしか知らなかったので、「あらんくん」がどんなお顔をしていて、どんなポジションの子なのかは、全く知らずじまいでした。

まさか・・・横山くんが(名前だけ)いじった少年が・・・ドンピシャで私の心にヒットするなんて!!


こりゃもう、運命でしょ!!


(↑ また変なスイッチが入った)

というわけで、ACT2は、屋良くんと翔太くんと顕嵐くんの姿をがんばって追いかけていたので、かなり大変でした・・・。

そんな顕嵐くん、ダンス自体はまだまだ荒削り。上述したように、先輩たちのような完成度や洗練までは程遠いものの、与えられた場面をひたむきに一生懸命勤めている姿に、胸を撃たれました。先輩たちにまじって、がんばってキメポーズをしたりキメ顔をしている姿も、もう微笑ましくて・・・完全に親戚のおばちゃん目線で見守ってしまいました(笑)。

嵐に憧れてこの世界に入ったという顕嵐くん。未完成の魅力、そして無限の可能性を秘めている少年です。これからも機会があれば、注目したいですね。


* * * * *


・・・というわけで、また新しい世界への扉を開けてしまいました(笑)。ジャニーズの底力を見せつけられた舞台でした。観ることができて、幸せでした。

青山劇場は初めて入ったのですが、シートはふかふかで座りやすかったです。館内はちょっとわかりにくいのですが、スタッフの方がしっかり誘導してくださるので安心でした。

017.JPG

【セットリスト】

ACT1


Overture
01.ROAD TO PLAYZONE
02.仮面舞踏会
03.ケジメなさい
04.ハッとして!Good
05.100%・・・SOかもね!
06.LOVE YOU ONLY
07.どーしようもない
08.水の帰る場所
09.愛・革命
10.まいったネ 今夜
11.STAR LIGHT
12.パラダイス銀河
13.アンダルシアに憧れて

ACT2

14.情熱の一夜
15.青春アミーゴ
16.HONEY BEAT
17.ズッコケ男道
18.青いイナズマ
19.よく遊びよく学べ
20.フラワー
21.お祭り忍者
22.A・RA・SHI
23.星屑のスパンコール
24.Guys PLAYZONE
25.Liar

PLAYZONE’13 SONG&DANC’N。PART III。オリジナル・サウンドトラック

PLAYZONE’13 SONG&DANC’N。PART III。オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
  • 発売日: 2013/07/03
  • メディア: CD


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コメント 4

茶とんび

こんばんわ
これはこれはかなり貴重なレポをありがとうございます。
ジャニーズの舞台やコンサートは チケット難故 出演者の担当さん(ファン)しか観ないモノだと思っていましたから ジャニーズファンのなかで”一度は観た方がよい”という位置づけであるということに 目から鱗です。
そして They武道の林翔太君を約30行にわたりお褒めいただき ありがとうございます!
J舞台における林君の舞踏はぶれず撒き散らさず無駄なく実にきれいなんです。
たった一度の観劇 しかも結構上演時間の短いスピーディーな舞台でよくぞここまで・・・すばらしいですね。
差支えなければ わたくしのお粗末ブログでコチラに”リンク”させていただいて宜しいですか?
by 茶とんび (2013-08-11 22:36) 

★とろりん★

茶とんびさま、

こんばんは、コメントありがとうございます。

ジャニーズのファンになって日はまだ浅いので、どうしても偏ったレポになってしまいますが…(汗)。いつかは、ライブ以外のジャニーズの舞台(出来れば屋良くんor町田くんor林くんが出演しているもの)も観てみたいなぁとずっと思っていたのです。プレゾンで、この夏は燃え尽きました(笑)。

>>J舞台における林君の舞踏はぶれず撒き散らさず無駄なく実にきれいなんです。

同感です。林くんのダンス、確かに「舞踏」と言うべき端正さと美しさですよね。またじっくり観たいなぁ…。

リンクの件、OKですよ~☆今後も、どうぞよろしくお願いいたします。
by ★とろりん★ (2013-08-11 23:31) 

茶とんび

ありがとうございます。
今から ”リンクをはる”方法を勉強します!
by 茶とんび (2013-08-12 22:56) 

★とろりん★

茶とんびさま、

重ねてのコメント、ありがとうございます。
リンク、ありがとうございます!
後で、茶とんびさまの記事を拝見させていただきますね~☆
by ★とろりん★ (2013-08-13 19:39) 

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