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記憶に残る景色は 冬のあの道 [旅]


2014年最初の旅は、離島も含めて九州南部をあちらこちら。

旅の途中で出会った景色を、少しだけご紹介しますね。


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熊本駅新幹線口に隣接するショッピングセンター「フレスタ熊本」にて見つけた、くまモン。にこにこ☆スマイルが可愛い~♪

実はこのくまモン、近づいてよ~く見てみると、何と無数の写真を集めた制作されたフォトモザイクなのです。写真1枚1枚には、必ずくまモンが写っているんですよ。みんなの温かい笑顔が集まって出来たくまモン、スマイルも幸せいっぱいです。

九州新幹線に乗って、鹿児島へ~。ソラリア西鉄ホテル鹿児島に滞在しながら、あちらこちら。


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今季いちばんの冷え込みが予報されたこの日、鹿児島の最低気温はマイナス1度を記録しました。風も強くて冷たかったのですが、そのおかげで空気が澄み渡り、桜島もこんなにくっきり、山頂まで鮮やかに見えました!

山頂や山肌の陰影まで綺麗に見えることは珍しいので、テンション急上昇!

すこ~しカメラの位置をずらしてみると・・・


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なんと!霧島連山・高千穂峰(写真向かって左側のシルエット)が、うっすらと見えます。

薩摩を代表する火山の、見事な競演!!なんと雄大な景色なのでしょう・・・。空気が澄み切っているからこそ見ることの出来た光景です。感動で、しばらく動くことができませんでした。


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その高千穂峰をもう少し近くに見ることが出来る鹿児島空港にて。

手前に見える飛行機は、フジドリームエアラインズ(FDA)の機材。FDAは静岡空港を拠点にしているので、羽田空港ではお目にかかれないのです。ピンクやライトブルー、オレンジ、グリーンなど、見ているだけで元気が出てきそうなビタミンカラーの機材が特徴的です。


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鹿児島空港から飛んだ先は、約1カ月ぶりの沖永良部島。


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日本一のガジュマルの樹と、1か月ぶりの再会。この日は青空の下で、のびのびと枝葉を広げているようでした。


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こちらは、沖永良部島の和泊港近くにある西郷南洲記念館。

幕末から明治時代初期にかけて活躍した偉人、西郷隆盛(1828-1877)。薩摩藩士であった当時、2度にわたって奄美群島に流罪の刑を受けます。1度目は徳之島へ、そして2度目はこの沖永良部島へ流されたのでした。

写真は、西郷が過ごしたとされる牢屋。粗末な藁葺の屋根と木組みだけの、納戸よりもひどい建物です。壁もなく、風雨にさらされたこの牢屋の中で西郷は2ヶ月を過ごし、みるみるうちに衰弱していきました。


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牢屋内に再現された、当時の西郷。やせ細っていて、私たちが知っている「西郷さん」のイメージとは程遠いものです。この牢屋での日々がどれだけ過酷だったのかを物語っています。

沖永良部島で西郷の警護にあたっていた土持政照は、どんどん弱っていく西郷の姿を見るに見かねて、自費で座敷牢を作り、西郷の身柄をそちらへ移しました。そのおかげで西郷は健康を回復しました。この出来事がきっかけとなって、西郷と土持の間には固い絆が結ばれ、後に義兄弟の誓いを立てています。彼らの交流の様子は、今でも島に伝わる民謡「サイサイ(酒々)節」の中で歌われているそうです。


帰りの飛行機は、青空の下に重なる雲の絨毯の文様を楽しみます。

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飛行機を乗り継いで、ようやく旅も終わります。

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黄昏に浮かぶ、冬の東京の海。

今年も、忘れることのできない景色にたくさん出会いたいなぁと思います。

 


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