JR山手線 宝塚歌劇企画トレイン [宝塚歌劇]
宝塚歌劇100周年記念 「JR山手線 宝塚歌劇企画トレイン」の運行について (宝塚歌劇公式HPより)
そんなわけで、見てきました、乗ってきました!「JR山手線 宝塚歌劇企画トレイン」!!
まずは渋谷駅へ。企画トレインは1編成11両。1台しか運行していないので、内回りを走っているか、外回りを走っているかはわかりません。
そこで、駅改札にいる駅員さんに、「あのう、宝塚歌劇のラッピングトレインを見たいんですけど・・・今日は内回りか外回り、どちらを走っていますか?」とたずねました。
すると駅員さん、とても親切なことに運行スケジュールまで教えてくださったのです!
「今日は外回りですから・・・えーと・・・(運行表を確認しながら)あ、ちょうど今きたのがそうですよ」
・・・うおおおい!!!Σ(゚д゚;)
御礼もそこそこに、慌てて改札を通過し、人波をかき分けてホームへ駆け上がったものの・・・
行ってしまった・・・。(T_T)
渋谷駅ではあまりにも人が多いので、もう少し人が少ない駅で待ち伏せしようと思い、内回り線で逆回りして五反田駅へ。
五反田駅でも、ホーム整理をされていた駅員さんに、「あのう・・・宝塚歌劇のラッピングトレインは、いつ来ますか?」と質問。するとまた、ここの駅員さんも、「た、宝塚歌劇の・・・ですか・・・」と戸惑いながらも、駅管理室まで連絡をとってくださり、到着予定時刻を教えてくださいました!JR東日本の駅員さんたち、なんて親切な方ばかりなのでしょう・・・!本当に、ありがとうございました!!
冷たい北風の吹くホームで待つこと、約40分。(一緒に待ってくれたお友達も、ありがとうございました・・・(^_^;))
ついに企画トレインが、キター!!
(撮影の際は、興奮しすぎて転落や接触などしないよう、くれぐれもご注意ください!)
てれれれれ~れ~♪れ~れ~れれ~♪ (←脳内を駆け巡る「すみれの花咲く頃」)
先頭車両には、「1∞周年」のヘッドマーク♪
そう、100周年のデザインロゴ、よ~く見ると「1∞」になっているんですよ~☆
一歩、車両の中へ足を踏み入れると・・・まさにそこは、夢のパラダイスでした・・・!
じゃ~ん!!
まずは、中吊り。各組トップスター勢揃いの特別ポスターと、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で公演中のポスターがずらーっと!!11両全て、この仕様なのですよ!
黒燕尾、素敵ですね~・・・☆
吊り革も宝塚仕様☆
ちなみに、掲示されているQRコードを読み取ると、「モバイルタカラヅカ」へリンクできます。
ドア上のモニターでは、宝塚歌劇のPR画像が繰り返し流されています。
あ!!蘭寿さん!蘭寿さーん!!(≧▽≦)ノシ (←本当に手を振っていたアホは私です)
あ!!花組さん!花組さーん!!(≧▽≦)ノシ
窓上の広告欄も勿論、宝塚ワールド全開です!基本的には、宝塚歌劇団で上演された名作の初演時や周年の記念公演、海外公演や海外ミュージカル公演の復刻ポスターなどが、簡単な説明とともに掲示されています。
宝塚歌劇発祥の地となった、宝塚新温泉パラダイス劇場。
パラダイス劇場の外観を見たのは初めて。想像していたのと違って、ちょっと東洋的な感じのする建物だったんですね。
パラダイス劇場での第1回公演『胡蝶』、『浮れ達磨』、『ドンブラコ』(1914年)の様子。
わかりにくいかもしれませんが・・・『浮れ達磨』の公演写真、確かに達磨の着ぐるみ(?)を被った出演者の方がセンターにいます・・・。
日本初のレビュー作品として知られる『モン・パリ』(1927年)の広告。
戦後初の公演となった、『春のをどり』(1946年)の宝塚。
宝塚不世出のスター、春日野八千代先生は、戦時中に宝塚大劇場が閉鎖される前の最後の作品『翼の決戦』(1944年)にも主演されました。そして戦後、宝塚が再び活動を再開したこの公演でも主演を勤められ・・・その功績の大きさと共に、いかに宝塚にとって精神的支柱であったかを再実感し、胸がいっぱいになりました。
『花詩集』(1933年)初演のポスター。上演された当時は、「夢の世界から来た絵葉書」と称賛されたそうです。
『ジャワの踊り子』(1952年)、『源氏物語』(1957年)、『華麗なる千拍子』(1961年)のポスター。
『ノバ・ボサ・ノバ』(1971年)と、『この恋は雲の涯まで』(1973年)のポスター。
『ノバ-』には、真帆志ぶき、大原ますみ、鳳蘭、安奈淳と、70年代を彩ったスターさん達が勢揃い!豪華~・・・。
『ガイズ&ドールズ』(1984年)初演ポスター。大地真央さんと黒木瞳さん!!
写真を撮影しきれなかったのですが、この他にも、『虞美人』(1951年)、『オクラホマ!』(1967年)、『ウエストサイド物語』(1968年)、『ベルサイユのばら』(1974年)、『うたかたの恋』(1983年)、『ミー&マイガール』(1987年)、『風とともに去りぬ』(1994年)、『エリザベート』(1996年)、『ザッツ・レビュー』(1997年)、宙組お披露目公演『シトラスの風』(1998年)、『愛のソナタ』(2001年)などのポスターが掲示されています。
これまでに実施された海外公演の写真なども掲示されていました。
車両ごとに掲示場所が少しずつ異なっていますが、基本的に掲示されているヴィジュアルは同一のものだと思います。
* * * * *
阪急電車では当たり前のように見られる「歌劇尽くし」ですが、東京で、しかもJRでこんな夢いっぱいの電車に乗られるなんて・・・!!
もう、嬉しくて嬉しくて、五反田駅から乗り込んで、何とそのまま1周してしまいました(笑)。1時間ちょっとの間、ずーっと上を見上げっぱなし。さすがに首が痛くなりましたが、それでも頑張って見上げていました(笑)。
ああ~・・・幸せ・・・☆
JR線山手線「宝塚歌劇企画トレイン」の運行は、1月31日(金)まで。関東在住の宝塚ファンの方々、観劇のついでに、ぜひ乗ってみてください!!もうね、嬉しすぎて幸せすぎて、頭の中がぽー・・・っとなりますよ(笑)。
とろりんさま
会いたいと思っていた1∞周年車両のお姿を拝見できて、幸せ~♪
私も先日100周年のロゴマークの罠に気づいて、爆笑したところですが、その時、この無限大=ムゲン地獄と考える私に対して、とろりんさまなら、きっと∞=エイトって思うんだろうな~と思いました♪
by 夜野愉美 (2014-01-20 19:23)
夜野さま、
nice!とコメントありがとうございます。
いやね、本当にね、もうあれは幸せを運ぶ列車ですよ!!ヾ(≧▽≦)ノシ
機会(とお時間)があれば、ぜひぜひ乗ってみてください!
>>無限大=ムゲン地獄と考える私に対して、とろりんさまなら、きっと∞=エイトって思うんだろうな~と思いました♪
・・・・・・ギクッッ・・・・・・Σ(・・;)
ば・・・バレてました?(苦笑)
ご推察の通り、今年は宝塚100周年、関ジャニ∞もデビュー10周年で、ワクワク無限大だわ~☆と思っていました・・・。夜野さまの記事を拝見して、「はっ・・・!そ、そういう意味だったのか・・・!!」と今更気づいて戦慄を覚えておりました(苦笑)。
by ★とろりん★ (2014-01-20 21:37)
うわ~
まるで動く宝塚博物館ですね~ ありがとうございます。
モニターに向かい思わず手を振るお気持ち わかります~
お友達がご一緒でよかったですね。
しかし お独りだったとしても乗客がみなヅカファンだったら 全員が温かく見守られたでしょう。
燕尾と雪組の吊りポスターは 各々宝塚の伝統と宝塚の良心のようで最高の並びです。
しがないにわかファンですが誇ってしまいました。
(すみません わたくしの貧ブログにてリンクを張らせていただいてよろしいでしょうか?)
by 茶とんび (2014-01-20 23:08)
茶とんびさま、
コメントありがとうございます。
仰る通り!まさしく、「動く宝塚博物館」です!
復刻ポスターを通じて宝塚の歴史も知ることが出来ますし、劇場の歴史なとも紹介されていて、列車に乗っているだけで宝塚の基礎知識をわかりやすく学ぶことが出来ます。
燕尾と雪組ポスターの並び、宝塚が100年かけて培ってきた品格と優美をそのまま体現していますよね。もっとアングルとか考えて撮影すれば良かったなぁ・・・。興奮のあまり、頭が真っ白になりながらの撮影だったのが悔やまれます。
リンクの件、もちろんOKです☆よろしくお願いいたします。
by ★とろりん★ (2014-01-21 00:23)
とっても詳細なレポ、ありがとうございました!
写真がたくさんで楽しめました
私も自分の貧相なブログにリンクさせて頂きたいのですがよろしいでしょうか?
by ぴょんきち (2014-01-29 01:45)
ぴょんきちさま、
コメント、ありがとうございます。
リンクの件、大丈夫ですが、ご自身のブログのURLはお知らせくださいますようお願いいたします。
by ★とろりん★ (2014-02-02 17:57)