インフルエンザ闘病記 [ワタクシゴト]
皆さま、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
コメントへのお返事も満足にせず、何をしていたのかと申しますと・・・
流行に乗っていました。
ええそうです、
インフルエンザにかかっておりました。
しかも、まさかの、
A型・B型同時感染。
実は私、インフルエンザに感染したのは生まれて初めてでして・・・。いや、本当に辛いものなのですね。せっかくの機会なので、時系列で症状と日記をまとめておきます。「闘病記」とは銘打っておりますが、きっとあまり参考にはならないと思います(笑)。
①日曜日:
沖縄を旅している途中、喉に違和感を覚え、乾いた咳が出るようになる。「私の風邪は、喉から」来るタイプなので、「ああ~、これはやばいかも」と思い、常備薬(市販薬)を服用して早めに休む。
②月曜日:
朝、目覚めた瞬間、喉の違和感が痛みに変わっていることに気づき、風邪の症状を自覚する。同行者からプロポリス原液を分けてもらったり、のど飴をもらったりしながら、やり過ごす。沖縄の旅が終り、九州へ移動。
③火曜日:
喉の痛みと咳が酷くなる。咳の発作が出るようになる。痰が喉にひっかかり、声が出にくい。常備薬とトローチでしのぐ。
往復2時間のバス移動を含めて、移動中はひたすら眠る。というか、外界からの刺激を出来るだけシャットアウトしたいと身体が訴えているのか、気がつくと目が閉じられていくような感覚。この日の最終便で九州から帰京。
この日までは、「いつもの風邪」の症状だったので、そうだとばかり思い込んでいました。昨年の同じ季節に同じような症状で体調を大きく崩したので、それだけは避けたい、とだけ思っていました。
「咳の発作」というのは、一定時間、咳が止まらなくなるのです。息継ぐ間もないくらい咳が続き、最後はえずきそうになるという・・・。学生の頃に気管支炎を患って以来、風邪で喉を痛めると必ず出る症状なので、諦めてはいますが、やはりいつ来るかわからない不安と、来てしまった時の恐怖感は、いつ体験しても嫌なものです。
④水曜日:
「翌週も旅があるから、早めにきっちり治そう」と、かかりつけの医者へ行くことに。出発前に体温を測ったら、37.8度を記録。普段、風邪をひいても発熱することはめったにないので、この時初めて、「これはいつもの風邪じゃない」と気づく。その後、医院で再び体温を測ったら、38.5度を記録。
血液検査と粘膜検査の結果、インフルエンザA型とB型に同時感染しているとの診断。
同時感染は珍しいケースらしく、「保健所にサンプル提出したいから、もう1度検査させて」とお願いされ、粘膜検査(鼻の奥まで細い綿棒状のものを差し込む検査)を再び受ける。そして鼻に綿棒を刺したまま、なぜか先生と世間話に花を咲かせるというシュールな体験をする。(←先生の出身地が、なじみのある旅先だったもので・・・)
タミフル、リレンザ、点滴投薬の3つの治療法を提示され、いちばん効果が早いとされる点滴投薬を選択。15分ほどで投薬終了。咳止め、痰を切る薬、鎮痛剤が処方される。金曜日まで外出を控えるよう言われる。
咳と喉の痛みに加えて、頭痛が酷い。咳の発作も回数が多くなる。
この日は38度代の熱が続く。筋肉痛と倦怠感。ベッドに入っていても、咳や頭痛のため、まとまった睡眠は取れず。
⑤木曜日:
熱は37度代を行ったり来たりするように。喉の痛み、咳、頭痛は収まらず。
⑥金曜日:
救援部隊が到着。(後述)
熱は36.3~36.8度の間を行ったり来たり。喉の痛みも咳も収まらず。
この日の夜に、ようやく頭痛の症状が収まる。久しぶりに、2時間以上のまとまった睡眠が取れるようになる。
⑦土曜日:
熱が再び36.5~37度代に上がる。体力の低下か、身体がふらつく。ほぼ1日ベッドで眠って過ごす。
⑧日曜日(本日):
救援物資が到着(後述)。
熱は36度前半に。喉の痛みはほぼ消える。咳は時々強いのが出るが、それほどではない。体力は低下している。ちょっと外出しただけで疲れる。
* * * * *
いま思い出すと、インフルエンザだと診断された水曜日が、苦しさのピークでした。この日にすぐ感染が確認され、すぐに治療できたのはタイミング良かったのではないかなぁ・・・と思います。
この日は本当に辛かったです。咳をしたら、その振動(?)が脳に伝わる感じで、ガンガンと頭に激痛がはしり、咳をするのも怖いのですが、出るものは出るので・・・。ベッドに寝ていても、数十分おきに咳の発作か、割れるような頭痛で目が覚めてしまい、ほとんど安眠できませんでした。「頭が痛くて目が覚めるんだ・・・」と驚愕した、1月終わりの夜・・・。
木曜日は、少し弱まったものの、咳と頭痛の酷さは変わらず。この日はほとんど食欲がありませんでした。
そして金曜日!この日は嬉しいサプライズが。
私がインフルエンザに感染したと聞いたお友達のお母様、Y女史(←予防接種済)がお見舞いに駆けつけてくださったのです!!
生来のズボラと旅生活の最高潮で、我が部屋は史上最高レベルにどえらい状態になっていたのですが(恥)、そんなこともものともせず、Y女史は救援物資の差し入れと同時に、特製の野菜スープとお粥を作ってくださいました。
野菜たっぷりのスープ。
牛肉としめじの時雨煮を乗せたお粥。
美味しそうなイチゴ!
他にもたくさん、栄養のつくものを持ってきてくださいました。
この野菜スープが優しい味つけで、本当に美味しくて美味しくて・・・久しぶりに、「ちゃんとしたご飯」を食べたなぁ・・・としみじみ。ありがたく嬉しく、大事にいただきました。
この場をお借りして・・・Y女史、心から感謝しております。本当にありがとうございました!(連絡を取り持ってくれたお友達Tちゃんも、もちろんありがとう!)(←私信)
そして本日は、もうひとつの(メンタル的に)救援物資が!
関ジャニ∞「JUKE BOX」ツアーにて、ナゴヤドーム&福岡ヤフオクドームのみの限定グッズだったぽち袋!!
九州在住のエイターのお友達が送ってくれました。
名古屋と福岡は参戦する予定がなかったので、どんな感じなのかなぁと気になってはいたのですが、実際に手に取ることはないと思っていたので、すごく嬉しい~~!!
おまけに、ライブのクライマックスで降り注ぐ銀テープも!「横山くんの(色:ブラック)が取れたので・・・」と、お福分けしてくれました。なんて嬉しいの~!Sちゃん、ありがとう!!(←私信その2)
お見舞いのメールをくれたお友達も、本当にありがとうございました。苦しさを我慢して、ひたすらじっと床に就いていると、心細くなったり不安になったりするものですが、お友達からの気遣いや労りの言葉が、じんわり心に染みて、ホッとしたり、落ち着いたり。こういう時くらい、甘えても良いんですね・・・(照)。
* * * * *
と、いうことで・・・。
ポイントは、①「風邪?」と思ったら、すぐに信頼できる病院へ行く、②インフルエンザだと診断されたら、絶対に無理せず自宅療養に専念する、この2点でしょうか。ありきたりだけど。
今週は、再び旅する予定です・・・。頑張れワタシ!!
皆さまも、どうぞ充分にお気をつけて。でも、気をつけていてもどうにもならないこともあるので、その時はスパッと切り替えて療養に専念してくださいね!
それは大変でしたね。医療機関に勤めている私ですが、A,B同時感染は聞いたことありませんし、まだ今年はうちの病院ではBは出てませんし(汗)。とにかく治って元気になられたようでよかったです。あ、今度、グッズお入用な時は声かけてくださいね(笑)私は、京セラ公演の空き時間に、とろりんさんの記事を参考にさせてもらい、鈴虫寺、嵯峨の竹林の道へ行ってきました。またその時の記事も読んでくださればうれしいです。
by まりん (2014-02-02 20:53)
まりんさま、
コメント、ありがとうございます。
やっぱり、同時感染は珍しい症例なのですね。かかりつけの先生からも、「今季初めての確認」だと言われました。まだちょっと微熱が続いているのが心配ですが、無理せずに頑張ってきます。
鈴虫寺~竹林の道レポ、拝見しましたよ~。美味しいものも召しあがっていて、良いな~、美味しそうだな~と羨ましく思いました(笑)。鈴虫寺にて、「高台から見下ろす京都の町」の写真が、東山魁夷画伯の「年暮る」と空気感が似ていて、やっぱり京都には時間を経ても変わらないものがあるのだな、と感じました。素敵な写真でした。
by ★とろりん★ (2014-02-02 21:38)
今年は 予防接種を受けた者も 次から次へとインフルエンザ感染です。
タミフル飲んで2日で解熱して回復のいい人もいれば 細菌性肺炎を合併してしまったり。
油断ならないですね~
とろりん様は冬の度に 気道系が特に要注意ですね。
これからもご多忙強行軍のようで これでもかというほどご自身をいたわりつつ 頑張ってください。
by 茶とんび (2014-02-03 00:22)
茶とんびさま、
コメント、ありがとうございます。
ひいぃ!予防接種も効果ないのですか!?お、恐ろしい・・・。
そうなんです、気道系が弱いんですよね。首からデコルテは出さないように、外出時はマスク、と出来るだけ気をつけてはいるのですが・・・。
今日からまた旅が始まりますが、油断せぬよう、無理せぬよう、慎重に行動したいと思います。茶とんびさまも、どうぞお気をつけくださいませ!いよいよ今週から、大切な時間が始まるのですから。
by ★とろりん★ (2014-02-03 07:02)
とろりんさん、こんお~の。
それはそれは辛かったですね。旅先っていうのがまた余計に不安が大きくなりますよね。(長女も昨年修学旅行中に罹患したのでわかります)
投薬すればあとはウィルスが出ていくまで安静にしていれば一安心ですが、止まらない咳は辛いですよね。横隔膜も痛くなるし。
救援部隊や救援物資も最高のお薬になって復活されてよかったです!
にしても、AB同時感染ってあるのですね!?ワンシーズンに2度罹る人はいますが初めて聞きました。辛さは倍になるのでしょうか?一度に罹ってしまったのが不幸中の幸い?でも数年前流行った新型と今年は3種類が流行してるそうです。
そんな我が家の次女もつい先程病院でB型と判定いただきましたあ~(>_<) 今週いっぱいは出校停止です。
彼女は生まれてインフルすでに4度め。今回のBで全て万遍なく罹ってます。なんでこんなにウィルスに好かれるのか~^_^; 痛い予防接種の意味があるのか?って毎回思います。
薬剤師さんに「全ての抗体できましたね」と言われましたが、毎年型を変えてくるのがインフルなので油断はできないですよね。
最新の記事を拝見して、もう出張されてるんですね!!
病み上がりですし...どうぞくれぐれもご無理なさいませんように。
引き続きお大事にしてくださいね。
by リカコ (2014-02-03 13:19)
リカコさま、
こんお~の♪
コメント、ありがとうございます。
お見舞いの言葉もありがとうございました。そうそう、長女ちゃん、修学旅行中に罹患されたのですよね。リカコさまもお嬢さんも、すごく心細く不安な事だったと思います。
AB同時感染するのは、やっぱり珍しいケースのようです。朦朧とした意識の中で聞いていたのでさだかではないのですが、「保健所に(同時感染例の)サンプルを提出したいから、もう一度検査させて」とお願いされたくらいなので、やっぱり珍しいんでしょうね。
辛さ・・・ん~、初めてのインフルエンザだったので詳しくはわかりませんが・・・「インフルって、こんなに辛くて苦しくてしんどいものだったの・・・」とは思いました。こんなに辛かったの、たぶん上京して初めてだったと思います。でもそれだけ、たくさんの人に助けられました。ありがたいことです。
次女ちゃん、B型感染しちゃいましたか~!!(><)
どうかお大事に。
きっとリカコさまの方がインフル看護のエキスパートでしょうが、水分たくさん取って、たくさんお休みさせてあげてくださいね。そしてリカコさまにうつりませんように~!!
もう少し旅は続きますが、なんとか平熱に戻ってきたようですし、あとは無理しないように過ごしたいと思います。
リカコさまも、くれぐれも体調崩されませんように~!!
by ★とろりん★ (2014-02-04 18:52)