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空の青が、ぼくに、進めと言った。 [旅]

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春から夏にかけて、九州へは3回ほど旅したのですが・・・。


1回目:上陸したとたんに梅雨入り

2回目:上陸したとたんに台風4号発生

3回目:上陸したとたんに梅雨明け、同時に猛暑襲来


・・・と、毎回毎回いろいろ大変なことに。九州にお住まいの皆さま、本当にすみません・・・m(_ _)m

中でも台風4号が発生した時には、かなりの急展開で九州に最接近または上陸が懸念された為、当初の予定を切り上げて、1日早く宮崎から福岡へ素早く移動しました。結果的に上陸する前に温帯低気圧に変わったのですが、結構な大雨でした。

そしてこの時から、私の呼び名は「嵐を呼ぶ女」ではなく、「嵐を起こす女」へとステップアップ(?)したのでした・・・(;´∀`)ヒテイデキナイ…


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台風発生の翌日、日南海岸にて。熱をはらんだ強い風が吹き、身体中にまとわりつくような湿気でした。

本当に自然の変化は予測ができません。影響を最小限に抑えるため、進路予想図などは絶えずチェックしますが、最終的な判断と行動は、直感と脊髄反射によるところが大きいです(苦笑)。「これはヤバイかも」と思った時点で気付いたら、航空会社やホテルサイトにアクセスしてますもの(笑)。

近頃は、梅雨明け間際に豪雨が続くことが多いですね。そう言えば・・・昨年の同じ時期も、エライことになっていたなぁ・・・(そのときの記事はコチラから)。


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地上ではどんなにお天気が荒れていても、空の上は変わらず青と白の世界が広がっています。


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この季節の雲は水滴を含んで重いので、本当に地形に添った形状と動きをするのですよね。日本という国がいかに山深い国であるか、そしてなんと豊かな緑に恵まれているのかを実感する機会でもあります。


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四国上空。峰に連なる、風車の列。


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お、雲の絨緞が広がってきました・・・。


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あっという間に山の上を絨緞が覆い被さってしまいました。


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それでもしばらく進んでいくと、やがて継ぎ目が・・・。


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やがて、夕陽に照らされてやわらかに色を変えていく雲の群れ。


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空の上は、また別の表情を見せ始めます。

太陽が昇り、果てなく広がるヘブンリーブルーの間を流れゆく純白の雲。陽が沈み、空が群青から濃藍、そして漆黒へと色を変える頃には、真っ白な月が浮かぶ。

そのシンプルなサイクルの中で、同じ表情を2度とは見せない空の世界。なんと儚くて美しいことでしょう。


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とても幻想的な光景ですが、実は首都高湾岸線から撮影したものなんですよ。

しばらく旅はお休みです。8月は観劇の予定もそれほど入っていないので(大劇場でがんばっている蘭寿さんには、遠い空の下からありったけの愛を込めて声援を送ろうと思います)、夏休みもゆっくり過ごす予定です。

皆さまも、どうか良い夏を。


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