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宝塚歌劇100周年ラインナップ、発表!! [宝塚歌劇]

2013年7月22日配信

2014年 公演ラインアップ・年間公演スケジュール発表
 
宝塚歌劇では、100周年の幕開けを飾る2014年前半、花組・月組・雪組・星組・宙組、全5組の宝塚大劇場、東京宝塚劇場公演での上演作品ならびに年間公演スケジュールを、下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

=星組=

主演・・・(星組)柚希 礼音、夢咲 ねね

★宝塚大劇場:2014年1月1日(水)~2月3日(月)
 一般前売:2013年11月23日(土)

★東京宝塚劇場:2014年2月14日(金)~3月29日(土)
 一般前売:2014年1月12日(日)

ル・スペクタクル・ミュージカル
『眠らない男―ナポレオン・愛と栄光の涯(はて)に― 』
L’Homme sans sommeil: Napoléon ~Au-delà de l’Amour et de la Gloire

作・演出/小池 修一郎
作曲/ジェラール・プレスギュルヴィック

宝塚歌劇100周年の記念すべき第一作は、「宝塚から世界へ発信するオリジナル作品」を目指した超大作ミュージカル。作曲に『ロミオとジュリエット』のジェラール・プレスギュルヴィック氏を招き、小池修一郎との日仏コラボレーションでの創作となります。

フランスが生んだ最大のヒーロー、ナポレオン・ボナパルトの栄光に彩られた人生の軌跡を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に、切なくも激しい魅惑のメロディの数々に乗せて、壮大なスケールで描きます。


=花組=

主演・・・(花組)蘭寿 とむ、蘭乃 はな

★宝塚大劇場:2014年2月7日(金)~3月17日(月)
一般前売:2014年1月4日(土)

★東京宝塚劇場:2014年4月10日(木)~5月11日(日)
一般前売:2014年3月9日(日)

ミュージカル
『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
~F・スコット・フィッツジェラルド作「ラスト・タイクーン」より~

脚本・演出/生田 大和

20世紀のアメリカ文学の代表的な作家であるフィッツジェラルドが最後に取り組んだ未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のミュージカル化。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折、そして女優であった亡き先妻と瓜二つの未亡人とのロマンスを描いたミュージカルです。尚、この公演は生田大和の宝塚大劇場デビュー作となります。

メガステージ
『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』

作・演出/齋藤 吉正

これまで培われてきた宝塚独自のレビュー、ショーに、時代を反映した洒落たセンスを織り込み、100周年以降のレビュー、ショーの新たな形式を提示する意欲的なステージ。“眩しい夢”の数々が“無限”の可能性に満ちた100周年となるよう、願いを込めた舞台です。


=月組=

主演・・・(月組)龍 真咲、愛希 れいか

★宝塚大劇場:2014年3月21日(金)~4月28日(月)
一般前売:2014年2月15日(土)

★東京宝塚劇場:2014年5月16日(金)~6月15日(日)
一般前売:2014年4月13日(日)

日本絵草紙
『宝塚をどり』

作・演出/植田 紳爾

宝塚歌劇の日本物の伝統を踏まえながら、伝統の継承だけではなく、挑戦という姿勢をもって構成された作品です。祝典舞踊、伝統芸能の原点でもある日本の民謡、鏡獅子を題材にした新しい獅子と蝶の舞などで構成された日本物レビュー。

プチ・ミュージカル・プレイ
『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』

作・演出/石田 昌也

1900年代初頭の禁酒法時代、ロンドンからニューヨークへ向かう貨客船「センチュリー号」を舞台に、小説家志望の船の通信士と、若き人妻を中心に繰り広げられる祝祭劇。

グランド・レビュー
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』

作・演出/藤井 大介

レビューの王様と言われた演出家・白井鐡造が、帰朝みやげ作品として、1930年に『パリゼット』を手掛け、その後、1933年に『花詩集』を発表。ここから、現代の宝塚歌劇のレビュー、ショーが発展していきました。100周年という記念すべき年に、『花詩集』を現代のアレンジで作り直し甦らせることによって、宝塚の原点を見つめなおし、これからの更なる発展へとつなげる、新しい『花詩集』を目指した作品です。また、振付スタッフのメンバーに、ブロードウェイで演出・振付の第一人者として活躍中の、ジェフ・カルフーン氏を招聘する予定です。

※なお、この公演で、第100期生が初舞台を踏みます。


=宙組=

★主演・・・(宙組)凰稀 かなめ、実咲 凜音

★宝塚大劇場:2014年5月2日(金)~6月2日(月)
一般前売:2014年3月29日(土)

★東京宝塚劇場:2014年6月20日(金)~7月27日(日)
一般前売:2014年5月18日(日)

宝塚グランドロマン
『ベルサイユのばら―オスカル編―』
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~

脚本・演出/植田 紳爾 演出/谷 正純

1974年に初演され、社会現象を巻き起こした舞台『ベルサイユのばら』。革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、哀しく散った二組の恋人たち。オスカルとアンドレ、フェルゼンとマリー・アントワネットが繰り広げる舞台は、多くの人々に愛されてきました。99周年には「オスカルとアンドレ編」「フェルゼン編」を上演し、99周年の宝塚歌劇を鮮やかに彩ると共に、観客動員数が450万人を越えるなど、その歴史に新たな1ページを付け加えました。それに続き、100周年を迎える今回は、「オスカル編」を上演。また違った角度から描き出す「ベルサイユのばら」の世界をお楽しみ頂きます。


=雪組=

主演・・・(雪組)壮 一帆、愛加 あゆ

★宝塚大劇場:2014年6月6日(金)~7月14日(月)
一般前売:2014年5月3日(土)

★東京宝塚劇場:2014年8月1日(金)~8月31日(日)
一般前売:2014年6月29日(日)

宝塚傾奇絵巻
『一夢庵風流記 前田慶次』
~原作 隆慶一郎『一夢庵風流記』(新潮文庫刊)~

脚本・演出/大野 拓史

隆慶一郎による同名小説の舞台化。戦国時代末期、前田利家の甥にあたる慶次は、利家が北陸に封ぜられた当初は利家に仕えたものの、出奔し、京へ向かう。そこで「傾奇者」として名を馳せた慶次が、自由を求め豪放磊落に生きていく様を生き生きと描き出した作品です。

グランド・レビュー
『My Dream TAKARAZUKA』

作・演出/中村 一徳

100周年を迎える宝塚歌劇が紡いできた夢の如く、人間には様々な「夢」がある。旅人がみた夢、未来へと向かっていく若者たちの強い決意、街角で繰り広げられる恋人たちの夢模様。そんな様々な「夢」をテーマに繰り広げるレビューです。


公式ホームページより引用

* * * * *


宝塚歌劇100周年を彩る2014年前半のラインナップが、ついに発表されました!!

個人的な予想では、抜群の人気を誇る星組か、「伝統のタカラヅカ」を継承する花組のどちらかが、お正月公演を飾るだろうと予想していましたが、なるほど、こうきましたか・・・。小池先生がテレビのインタビューでお話されていた通り、「宝塚から世界に発信するオリジナル作品」で、まずは新しい100年への扉を開けると言うわけですね。

では、それぞれのラインナップを見ながら、思いつきの感想を徒然なるままに。


* * *


まずは星組。

ナポレオンとジョゼフィーヌの物語・・・というと、ヅカファンなら思い出すのが『愛あれば命は永遠に』(1985年)ですよね~。まだこの頃はファンではありませんでしたが、後に贔屓となる真琴つばさや愛華みれ等の初舞台作品という事を知り、一気に興味を持った作品です。

そっか~、ナポレオンが主人公なら、すでにナポレオンを演じたことのある蘭寿さんにはこの作品はちょっとアレだよね~、うんうん。トップスターとしての風格も貫録も充分のちえねねコンビ率いる星組さんなら、きっとゴージャスでダイナミックなステージになることでしょうね。


えーっと、順番通りにいけば次は花組公演なのですけども、これは最後に持っていくことにします(笑)。


* * *


月組さんは、日本物ショー×プチミュージカル×ショーの3本立て。

「タカラヅカの伝統」のひとつでもある、洋楽で日本舞踊をおどる和物ショーを、学年的にいちばん若いトップコンビが勤めるということは、それだけで充分に意義のあることだと思います。100周年を機に、年に1度はどこかの組で和物ショーを上演して欲しいですね。

そして『花詩集』のリメイク。ウィキペディアで知ったのですが(笑)、初演は月組だったのですね!!80年の時を経て、今の月組がどんなに華麗で、どんなに可憐な『花詩集』の世界を魅せてくれるのでしょう!とても楽しみです。

でもね、大介先生・・・

なんでもかんでも、「!!」をつければ良いってものでもないと思うな・・・(ぼそっ)。


* * *


そして宙組キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

かなめオスカル、予想通りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

やはり、『ベルばら』は99周年だけでは終わらなかったのですね。予想通りだから大丈夫(←?)。

いや~、かなめオスカルの美貌は風の便りにも聞いておりましたけれども、とうとう2ヶ月の間、かなめオスカルががっつり降臨するのですね。いやコレはすんごい楽しみ。

宙組は銀河系男役スター陣が充実しているから、配役予想するだけでも楽しくなりますね。みりおんはロザリーかな?

でも何だか、『風とともに去りぬ』から続けて2本立て、しかも相手役のみりおんとはあまり絡まない予感がして、ちょっと残念です。みりおん、若くしてある程度完成された娘役さんだから、『モンテ・クリスト伯』のような濃くて深い役をもっともっと演じて欲しいし、トップコンビとして、もっとじっくりとお芝居に取り組める作品がくると良いのにな~とは思います。

そしてやっぱり・・・

アンドレは各組トップスターによる競演とか、エライことになっちゃう予感・・・。


* * * 


そして雪組は・・・



壮くん×戦国一のかぶき者、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!



↑蘭寿さんを待たずして太字×フォント大


これ、絶対に壮くんの当たり役になりますよ!!

戦国時代、破天荒でダイナミックな生きざまに誰もが一目置いたと伝えられている前田慶次を、フリーダムでドSな芸風で知られる(?)壮くんが演じるんですもの!!いやもう、絶対に代表作にならないわけがない!!うわ~、今からすごく楽しみです!!

そしてショーはとてもシンプルなタイトル。そう、タカラヅカこそ夢、ですものね・・・。たくさんの「夢」が見られる、宝石箱のようなショーになると良いな。


* * * 


そして、お待たせしました~!

我らが蘭寿さん率いる花組!!

出来ることならば、大劇場はらんとむ、東宝は壮くんと、東西の大劇場で82期がトップスターとして100周年の幕を開ける姿を観たいな~と夢見ていたけれど、さすがにそれは欲張りですね。今はただ、一秒でも一瞬でも長く、らんとむが宝塚の舞台に立ち続けてくれることだけでも幸福なことです。そう、同じ光の中を、一緒に歩めると言うだけで・・・。

新世代のトップスター、柚希礼音が「新しいタカラヅカ」の在り方を問う意欲作に出演するのに対して、「伝統のタカラヅカ」を牽引するトップスター・蘭寿とむはミュージカル×ショーの2本立てという、いわゆる「宝塚歌劇の王道」を体現する・・・。それぞれの役割にピタリと当てはまったラインナップだと思いますよ。

何しろ、100周年を迎える宝塚大劇場で上演される最初のショーのトップを蘭寿が勤めてくれるという事だけでも、本当に、本当に幸せで嬉しいことです。

・・・とか殊勝なことを申しておりますが、いっちばん最初に目に飛び込んできたのは・・・

ショータイトルの「∞」の文字。


・・・ららら、蘭寿さん!!Σ (゚Д゚;)


嵐だけでなく、関ジャニ∞まで網羅する気ですか・・・!!


(参照記事→実は嵐ファンな蘭寿さんによるほぼ嵐メドレー@『Rising!!』)

・・・ま、まあまあ、都合良い解釈は置いといて・・・きっと蘭寿さんが宙組から花組に移籍する前に開催したディナーショー「MUGEN」から着想したタイトルなんだろうな~。

私たちはこの舞台からも、らんとむから大きな大きな愛と、果てない夢の時間を贈られそうですね。

数多の美しい瞬間を、蘭寿とむと分かち合える幸福と喜びを胸に・・・。


少し気が早いようですが、宝塚歌劇100年目の幕開けを楽しみに待ちたいと思います。


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