SSブログ

T-ROAD ~蘭寿とむ 退団会見~ [宝塚歌劇]


蘭寿とむ 退団は「今なら」と決断 -(デイリースポーツ)-

※写真あり。緊張気味でちょっと目が泳いじゃったらんとむ、超カワイイ☆(≧∇≦)

来年5月に宝塚歌劇団を退団することを発表した花組トップスターの蘭寿とむが8日、大阪市内で会見した。

蘭寿は退団を考えはじめたのは今春だったことを明かし「ステージ上で男役として力が抜けて本当に楽しめている瞬間があり、毎日が楽しく、今だなと思いました」と説明。現在の花組の充実ぶりをみて「今ならバトンタッチできる」と決断したという。

退団後の予定に関しては「全く考えられない状態。残り半年ですが、蘭寿とむならではの男役をまっとうしたい」と、さわやかな笑顔で語った。

蘭寿は96年に宝塚音楽学校から首席で同歌劇団に入団。「優等生と呼ばれたくなくて、その殻を破りたかった」と当時を振り返った。11年から花組トップスターを務め「作品にも恵まれ、この先、こんな幸せはないんじゃないかと思います」と感謝した。

退団公演は「ラスト・タイクーン‐ハリウッドの帝王、不滅の愛‐」「TAKARAZUKA∞夢眩」(来年2月7日初日・宝塚大劇場、同4月10日初日・東京宝塚劇場)。東京公演千秋楽の5月11日に退団する。


* * * * *


蘭寿とむ「悔いなし」5月退団へ-(日刊スポーツ)-

※写真あり。私の大好きな、太陽のような笑顔です。

来年5月11日に東京宝塚劇場で千秋楽を迎える「ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-」「TAKARAZUKA∞夢眩」で退団する宝塚歌劇団、花組トップスター蘭寿とむが8日、大阪市内のホテルで会見を開いた。

「この(劇団生活)18年、たくさんの方に温かく支えられ、応援され、感謝の気持ちでいっぱいです。自分なりの『男役蘭寿とむ』をまっとうし、最後まで花組生としていいステージを務めたい」。現役5組中、最上級生のトップらしくあいさつした。

蘭寿は94年、過去最高倍率だった48・25倍の難関を突破し、宝塚音楽学校に首席入学。96年「CAN-CAN」で初舞台を踏んだ。音楽学校時代は1年目の予科生、2年目の本科生、卒業時も首席で、入団後に3回あった試験もすべてトップで通過してきた。

「音楽学校時代から、ずっと首席でプレッシャーはないの? と言われましたけど、それはなかったです。それよりも、いつも自分に足りない物を学ぼうとしてきました。ずっと『次は(首席とは)違うだろ』って思っていましたし。でも、最後(の試験)は『ここまで来たら最後まで』って思ってましたけど」 と、笑顔も交え、振り返った。

入団後、花組に配属され、宙組を経て11年4月、花組に復帰しトップ就任。退団を決意したのは、トップとしての大劇場公演4作目だった、今年2月開幕の「オーシャンズ11」だった。「男役として力が抜けたところで、男役を楽しめる瞬間があり、あ!今だな!と思いました。悔いはないです」と、後輩にバトンを渡す決意をしたという。

舞台へ真摯(しんし)に向き合う姿と、下級生にも分け隔てなく接する人間性から、組子の信望も厚く、退団を報告すると「みんな泣いて、温かく受け入れてくれました。私も泣きましたけど」と明かした。

今後は今月11日から東京宝塚劇場で「愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ」「Mr.Swing!」(11月17日まで)に主演。12月4~5日は兵庫・宝塚ホテルで、同16~17日はパレスホテル東京でディナーショーを行う。退団公演となる「ラスト-」は兵庫・宝塚大劇場で来年2月7日~同3月17日、東京宝塚劇場は4月10日~5月11日。退団後は未定。


* * * * *


「宝塚は青春のすべて」花組トップ、蘭寿とむが退団-(産経新聞)-

※写真あり。年号表記はすべて西暦に変更しました。

来年5月11日付で退団することが決まった宝塚歌劇団花組のトップスター、蘭寿とむが8日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで会見を行い、「男役として力が抜けて楽しめている“今”が退団の時だと思った」と心情を語った。退団公演は「ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-」 「TAKARAZUKA∞夢眩」の2本立てで、宝塚大劇場が来年2月7日~3月17日、東京宝塚劇場が同4月10日~5月11日。来年は宝塚歌劇創立100周年で、最初のトップ退団者となる。


■「男役としてのすべてをかけて」

グレーの三つ揃いのパンツスーツで会見場に現れた蘭寿。「(入団して)18年間、たくさんの方に応援していただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。宝塚は青春のすべて。舞台人としても人としても成長させていただいた場所で、私の宝物です。あと半年間、男役としてのすべてをかけて、楽しんでいただけるステージを作っていきたい」と笑顔で話した。

楽しめている“今”を感じたのは、「オーシャンズ11」(2013年2~3月)で“チョイ悪男”のダニー・オーシャンを演じたとき。思い出に残るできごとは、「宙組への組替えで新しい仲間たちに出会えたことと、育った花組へトップで戻り、あたたかく迎えられたこと」と答えた。

100周年での退団については、「花組のみんなと(4月1日の創立記念日などを)お祝いさせていただけるのはうれしい。悔いはありません」。退団後については「今は何も考えていません。最後まで男役を全うしたい」そうだ。

同席した小林公一・宝塚歌劇団理事長は「彼女は下級生の時からスター性があり、トップに就任した後も才能を開花して貢献度が高い。最後の日まで輝けるように支援したい」と語った。


■「逆転裁判」ライト役が当たり役に

蘭寿は兵庫県西宮市出身で96年初舞台。花組に配属され、パワフルなダンスと存在感のある男役として、「エリザベート」などの新人公演の主演、「くらわんか」など宝塚バウホール公演の主役を経験。06年4月に宙組に組替えとなり2番手スターに。ゲームソフトを題材にしたバウ公演「逆転裁判」のフェニックス・ライト役は当たり役となりパート2も作られた。

11年4月に花組へ戻り、真飛聖のあとを受けてトップに就任。同6月の「ファントム」より娘役トップの蘭乃はなとコンビを組んだ。大劇場公演はほかに「復活」「サン=テグジュペリ」「オーシャンズ11」がある。今年6月には初の東京・シアターオーブ公演「戦国BASARA-真田幸村編-」が大評判だっ た。

蘭寿のこの後のスケジュールは、「愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-」「Mr.Swing!」の東京公演=10月11日~11月17日▽ディナーショー「T-ROAD」=12月4~5日宝塚ホテル、12月16~17日=パレスホテル東京があり、来年の退団公演を迎える。


* * * * *


ディナーショーのタイトルも発表になりましたね。なんだかやっと、「卒業するんだ~…」という実感がわいてきました。

けれど、寂しいとか、切ないという気持ちはまだなくて。ひたすら、ひたすら蘭寿とむが愛おしい。愛おしさと幸福感がないまぜになって胸の内からとめどなくあふれてきます。

この気持ちも、今だから感じるもの。大切に抱きしめておきたいと思います。


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。