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想いを託します [桜咲く国]

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昨日から急に気温が上がって、温かくなりましたね。青空も凛とした清々しさから、やわやわとした明るい透明感を帯びたように感じられます。

例年にない厳しい寒さの中、がんばって咲いてくれた河津桜。今日はホッとひと息ついているでしょうか?

河津桜の花言葉は、「想いを託します」。

自然の気まぐれ、自然の力に翻弄されることが多かった今年の冬。春の気配が感じられる場所にも、まだまだ春の足音が聞こえるのはほど遠い場所にも、「もうすぐ春が訪れますように」との想いを託して・・・。

とは言え、春と冬のせめぎ合いはもうしばらく続く様子。明日はぐんと冷え込むようです。皆さま、健康に気をつけて夢見月をお迎えくださいね。


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三軒茶屋 パンケーキママカフェ 「voivoi」 [美味しいお店]

以前うかがったことのある、三軒茶屋にあるパンケーキママカフェ「voivoi」。

ふわふわの軽いパンケーキの食感とバターの香りが心地よい風味に「また行きたいなぁ」「また食べに行きたいなぁ」と思いつつ、なかなか行けずに月日は流れ・・・。先日、三軒茶屋で用事があったついでに、久しぶりに立ち寄ってみました。

ちなみに、前回の記事はコチラから☆(もう4年も経ってる!月日が流れるのは本当に早い・・・)

18時前に入店したにも関わらず、店内のテーブル席は満席でした。


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半熟オムレツとスパムのパンケーキ(ミニサラダ、ドリンク付き1350円)。オリジナルのトマトソースと一緒に。

こちらのパンケーキは、3枚重ねがスタンダード。お料理パンケーキメニューは、1枚を別皿にしてトッピングをチョイスすることもできます(※メニューによっては×なのもあります)。

今回は1枚を別皿にして、メイプルシロップ(+100円)を加えてみました。


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断面図~☆(お見苦しくてすみません[あせあせ(飛び散る汗)]

オムレツとパンケーキがほぼ同じ厚さ!

半熟のオムレツが、ふわっふわ&とろっとろで、お腹に心地よい温かさと柔らかさ。本当に美味しかった!

バターの香りとともに、舌の上で溶けるような食感。塩味の強いスパムと一緒に食べたり、トマトの酸味が強いソースに絡めたりすると、またまた違った味わいになります。オムレツって、本当に万能選手!

そして勿論、シンプルな味のパンケーキとも絶妙に合うんですよね~。どちらもふわふわの食感なのですが、オムレツが玉子の風味をしっかり受け止めているような感じ。お口の中で、オムレツとパンケーキがちょうど良い柔らかさでひしめき合うんですよ~!

デザートは勿論、別皿の残り1枚(withメイプルシロップ)。こちらは王道のパンケーキ!という存在感。もちろん、大満足です!ご馳走様でした。


美味しいものを、「美味しい」と言える幸せ。健康であることの有り難さを、しみじみ感じております。


パンケーキママカフェ voivoi (食べログ)


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神田 「Cafe HINATA-YA」 トマトクリームソースのえびカレー [美味しいお店]

以前もご紹介したことのある「Cafe HINATA-YA」。そうです、あのミラクルなエレベーターが設置されたビルの4階にあるカフェです。(以前の記事はコチラから☆

あれから3年・・・。今年に入ってお気に入りのメニューに出会ってしまい、足しげく通っています。週に2回は通うほどのハマりっぷり。

それがコチラ。


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トマトクリームソースのえびカレー(ミニサラダ付き800円)。

チーズトッピング(+50円)です。さらに+200円でソフトドリンク(ホットコーヒー、アイスティー、コーラ等)をつけることもできます。

これが、ドンピシャで私好み!それほどスパイスは効いていないのが良いです(←スパイシー過ぎるもの、辛いものが苦手なので・・・)。

トマトの酸味とココナッツの風味のバランスが絶妙!!トッピングしたチーズがライスやルゥの熱でじんわり溶けてそれがルゥと溶け合うと、酸味の中にまろやかさが加わって、これまて味が深くなります。

加えて素晴らしいアクセントを添えるのが、ルゥに入っているむき身のえび。これが、驚くほどにぷりっぷりなのです!!えび本来の甘みとプリッとした歯ごたえがしっかりと残っていて、ルゥと一緒にいただくとまた一味違った余韻を授けてくれます。


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窓際の席から。

歴史を感じさせる雑居ビルが建ち並ぶ神田駿河台界隈ですが、ここからは吃驚するほど視界が広がって、一気にお茶の水駅周辺まで見えるんですよ。

テーブルや椅子、インテリアも手作り感があって、優しくて温かい空気が流れています。

このほかにもメニューは豊富。チリコンカルネやタコライスなど、スパイシー系が多いかな?日本橋のインド料理店で働いていたというスタッフの方が作るチキンカレーは本格派の味(と辛さ)。スイーツメニューもそろっています。

神田~御茶ノ水界隈にいらした時は、ぜひ足を運んでみてくださいね。


Cafe HINATA-YA(食べログ)


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歌舞伎座新開場杮葺落(こけらおとし) 二月花形歌舞伎 夜の部 二幕幕見 [歌舞伎]

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2014年2月16日(日) 歌舞伎座 18:11開演

『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)

二幕目
雪の下浜松屋の場
同 蔵前の場
稲瀬川勢揃の場


弁天小僧菊之助/菊之助
南郷力丸/松緑
赤星十三郎/七之助
忠信利平/亀三郎
鳶頭清次/亀寿
浜松屋倅宗之助/尾上右近
丁稚長松/藤間大河
浜松屋幸兵衛/團蔵
日本駄右衛門/染五郎


歌舞伎座が新開場して、初めて幕見に行ってきました。

これまで歌舞伎座の幕見と言うと・・・先着順でチケットを1階の切符売り場で購入後、急な階段を4階まで駆け上り、良心の呵責を覚えつつも先に並んでいたご年配の皆さんを追い越していき、狩りをするような目つきで少しでも見やすい席を探し、息が上がったまま幕が開く・・・という感じでしたが(←記憶には個人差があります)、少しずつシステムが変わっていました。

まずは、入場券の販売開始時刻と、幕見席への入場開始時刻が別に設定されるようになったこと。

これまでは切符販売開始時刻=入場開始時刻、でしたが、まずは切符販売開始時刻までに一度並びます。ちなみに今回拝見した夜の部二幕目の幕見の入場券販売開始時刻は16時45分でした。

並んでいる間に座れるベンチなどは、おそらく以前と一緒。座っていると、係員さんが説明など書かれた用紙を見せてくれますので、不安な方は一度目を通しておくことをオススメします。

販売開始時刻5分前に係員さんから購入や入場の注意があり、いざ購入へ。希望の幕を伝えると、上記のような「入場番号」が入った用紙(名刺より一回りほど大きいサイズ?)を受け取ります。この用紙が実質的にチケットになります。1幕ごとに1枚発行されますので、複数の幕を幕見なさる方は失くさないようにご注意ください。

その入場券がトップページのもの。一幕目から幕見に入っている観客から通しで数えた順番です。

入場券を購入すると、ひとまず解散(?)。お目当ての幕の開演時刻20分前までに直接4階幕見入場口まで行くように指示されます。開演時刻は入場券に記載されているので、その20分前までに4階へ向かいます。

今回は、16:45に入場券を購入して、幕見入場口集合時間は17:50頃。Ken's珈琲店にて腹ごしらえ。合鴨のパストラミサンドとロイヤルミルクティーをいただきました。あ、そうそう、思わぬサプライズに奇声を連発したのもココでした(笑)。

17:45頃に、再び歌舞伎座へ。幕見、先代と比べて最大の相違点は、エレベーターがあることです!

4階までの移動手段は、基本的に幕見専用エレベーターのみ。これで、4階まで直行します。

4階まで上ると、以前よりは格段に広いホワイエが伸びており、そこでしばらく待機。やがて、係員さんから番号を呼ばれます。幕見入場券に記載されている番号ですね。その番号順にいったん列を作り、いちばん早い番号の人から入場していきます。

入場してしまえば後は以前と同じく、素早く全体を見渡す視力と脊髄反射的直感をもって観やすそうなお席を探し出し、座ります。


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こちらが、歌舞伎座の新しい幕見席。後ろ2列分です。

お席は、横幅は先代より若干広くなったように感じますが、足元はやっぱり窮屈です(^_^;)。ちなみにお手洗いは、個室が3つ・・・だったかな?私が入った時にはそれほど混雑していませんでした。


そんな、新生歌舞伎座、初めての幕見で拝見したのは、「白浪五人男」のタイトルでも知られている『青砥稿花紅彩画』、浜松屋~稲瀬川勢揃の場まで。

浜松屋の場と勢揃はこれまでも何度か拝見していますが、蔵前の場は初めて。この場面で弁天と浜松屋、日本駄右衛門と浜松屋倅宗之助の関係が明らかになるのですね。なぜか既にこの2組の「親子」の関係は歌舞伎関連の書籍などで知っておりましたが、改めてお芝居として見ると、「なるほどー!」と、納得感が増しますね。いや、設定自体が既にいろいろ超越していますけれどね(笑)。

弁天小僧を勤めた菊之助。もう、すっかりお役が手に入っていますね~。武家娘に化けた時の可憐さは言うまでもありませんが、見抜かれて自ら正体を明かす時の凄み。

「俺ぁもう、尻尾を」で一瞬息を詰め、吐き出した息のよどみない流れに沿って「出しちまうぜ」という台詞。その、呼吸の具合と間合いが絶妙!劇場中が固唾を呑んで彼の一挙手一投足を見守っていました。もう、彼を若手役者という肩書で呼ぶのはかえって失礼かもしれませんね。

そして今回、目が離せなかったのが松緑の南郷力丸!

もう、隠しても隠しきれない悪党っぷりと色気がっ・・・!!!ヾ(≧∇≦)ノ"キャハー☆

終演後、幕見をご一緒したカンゲキ仲間と、「松緑さん、めっちゃカッコイイー!!ヾ(≧∇≦)ノ"」「何なのあの色気はーっっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"」と、ひとしきり大騒ぎしてしまいました(笑)。

特に浜松屋の場後半。二十両では変えられないとごねる弁天小僧をなだめる時に言う台詞。

南郷と弁天小僧は店先の下手に座り、日本駄右衛門は店の帳場の上手に座っています。人目につかないよう、お腹の下あたりで手の甲を下にして、人差し指で駄右衛門の方を指しながら、

「今日のところは それをもらってけえった(帰った)ほうが、そおーれぇー、なあ、よ、か、ろう、ぜ」。

このっ!この「なあ、よ、か、ろう、ぜ」の言い方が!!言い方があぁぁぁ!!!何ですかあの色気はあぁぁあ!!ヾ(≧∇≦)ノ"イヤハー☆

本当は、日本駄右衛門の合図を弁天小僧に気づかせようとしてする仕草と台詞なのですが、弁手小僧に寄りかかって、濡れたような目で「よ、か、ろう、ぜ」とか囁くように語りかけている日にゃあ、なんかいろいろ想像しちゃいますよね!ね!(←意見には個人差がありまくりです)

あとは、丁稚長松として出演のご子息、大河くんとの共演にもニマニマ。

南郷「おい小坊主、茶を一ぺえくれ」
長松「はぁーーーーー・・・い」
南郷「べらぼうに長い返事だな」

とか、南郷に「こんな焦げくせえ茶が飲めるかっ」(だったかな?)と言ってお茶を吹っかけられて「わぁ~」と去っていく時の微笑ましさ、可愛さ!!ニマニマ(・∀・)。

あと、上手の端っこからでないと確認できないと思うのですが、大河くん、自分の出番以外もきちんと舞台の上に出ているんです。浜松屋の店先の、大きな看板幕(?)の陰にある床几に座って、次の出番までじっと待っているんですよ。

こうしてお父様の芝居を同じ舞台の上でじっくり見ていることが出来るのは、彼にとっては本当に勉強になりますよね。大河くん、いつかお父様のように、力強く剛健な役者さんになってくださいね!

勢揃の場は、役者さんの華を味わうひと幕。本当にみなさん、一等星のようにキラキラされている!美しくて華やかで歌舞伎味が充分で、心ゆくまで堪能しました。

終演後の退場は、専用の階段で1階まで下ります。


お正月以来の歌舞伎座でしたが、やっぱり歌舞伎座に来ると、わくわくします。宝塚や狂言やジャニーズの時とはまったく違うわくわく感。これからも忘れないようにしたいですね。


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それでもこぼれる涙は もう拭わないでいい ~浅田真央選手、6位入賞~ [思うこと]


エフゲニー・プルシェンコ選手のtwitter

"Mao - you was great, special thanks for Axel 3,5! You're real fighter!!"

https://twitter.com/EvgeniPlushenko/status/436580238446034944


真央ちゃん。

あなたこそ、真のファイター、そして真のアスリートです。そしてあなたもまた、人生の勝利者です。

忘れられない演技を、忘れられない時間を、ありがとう。



仲道郁代 ピアノ・リサイタル ― ロマンティック 極まる。 ― [クラシック]

2014年2月16日(日) サントリーホール 14:00開演

3年越しに、仲道郁代のピアノ・リサイタルを聴きに行きました。

サントリーホールで開催されているこのピアノ・リサイタルには毎回テーマが設定され、それに基づいたプログラムで構成されます。


ロマンとは、生きざまだと思う。


公演のチラシに書かれた仲道の言葉に、思わず見入ってしまいました。そしてその続きは、公演当日に配布されたプログラムの、本人によるメッセージの中に。


人生は探求のかたまりです。
赤ん坊は母の乳を探し、生きる力を見出す。若者は人生とは何かと、生きる意味を探し、熟年は人生を振り返り、自分の生きざまの意味を探す。
どこにも答えなどなく、誰も答えを見つけられないのに。。。そんな探究こそが、ロマンだと思うのです。夢、渇望、自己との対話、果てしない"もがき"。



奇しくもこの日の未明、スキージャンプ・個人ラージヒルで葛西紀明選手が銀メダルを獲得。その時の感動を思い出しながら、仲道のピアノの音色に耳を傾けました。彼の生き方は、まさに「ロマンティック」だな、と。

この日は、1曲ごとに作曲家に関する豆知識や簡単な生涯、作曲の際のエピソードなども詳しく解説。

プログラムには、作曲時の本人の年齢も記載されていました。曲そのものの美しさに浸るだけではなく、作曲当時、彼らがどんな境遇にあったのかを知りながら、作曲家たちの生きざま-ロマン-を深く深く感じるひとときでした。

個人的に興味深かったのが、第一部、ブラームスからシューマンの流れ。

現在、宝塚歌劇団宙組にて『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン』を公演中(大阪公演は終了。東京公演は2月26日~3月3日、日本青年館にて)。このタイミングでこの2人の曲を同時に聴くことが出来るのは、とても不思議な巡り合わせのように感じました。(しかしながら、「らんとむ節約」のため、チケットは取っておらず・・・す、すみません・・・)

「3つの間奏曲」は1892年、ブラームスがクララのために作曲されたと言われています。

クララは1896年に死去。クララ危篤の報を旅先で受け取ったブラームスは急いで駆け付けようと汽車に飛び乗りますが、あまりにも気が動転していたのか、なんと汽車を乗り間違えてしまいます。結局、ブラームスはクララの葬儀にも間に合わず、その棺が埋葬される直前にようやくたどり着くことができたのだそうです。そしてその1年後、ブラームスもこの世を去ります。

ブラームスの最晩年に作られたこれらの曲は、限りなく優しくて、限りなく柔らかくて・・・まるで、極上の肌触りの衣にふわりと包まれているようです。

なのに、どこか切なくて、どこか胸がきゅっと締め付けられるようで。幸福の光に満ちあふれた静かな生活の中にも、悲しみや苦しみは潜んでいる・・・。この上もない幸福感の中で、でも心のどこかで、この幸せがいつまでも続かない、と悟っているような。だからこそ、この瞬間の幸福をじっと噛み締めよう・・・そんな気持ちになりました。

正反対に、1834年に作曲されたというシューマンの曲は、明るくて軽やか。シューマンにとってこの年は、「新音楽雑誌」という新しい雑誌を創刊したり、エルネスティーネ・フォン・フリッケン嬢との恋愛を経てクララと出逢うことになったり、その生涯でも大切な時期だったようです。若きシューマンの、青春の輝きと躍動感が生き生きと息づいているように感じました。

ショパンのバラードでも、1番から4番まで、1曲ごとに丁寧な解説がありました。これらの曲は、ショパンの祖国ポーランドの詩人による詩から着想を得て作曲されたのだそうです。

1830年に発生した動乱(ワルシャワ蜂起)の影響で、20歳の時に旅立ったきり、二度と祖国の土を踏むことは叶わなかったショパン。バラード4曲は、その直後から作曲が開始され、約10年の歳月をかけて完成されました。

西洋クラシック音楽には本当に疎いものでして、見当違いな感想だと自覚していますが、ショパンは最初の一音がすごく特徴的で、印象的だな・・・と。

さらさらと美しく流れる清流のような流暢な演奏と言うよりは、風ひとつたたない、鏡のように静かな湖面に一滴の雫がポツー・・・ンと落ち、そこから小さく広がり始めた波紋がやがて大きなうねりとなっていくような・・・そんな印象を覚えました。

アンコールの最後は、恒例でもある「愛のあいさつ」。客席に漲っていた、静かで緊迫した空気は、この曲でふわっとほどけて、柔らかく穏やかになりました。

とても寒く、風も冷たい冬の日曜日でしたが、心は温かく豊かに満たされた1日でした。


【プログラム】


モーツァルト ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281 (1774年作曲 18歳)
第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ・アモローソ
第3楽章 ロンド・アレグロ

ブラームス 3つの間奏曲 Op.117 (1892年作曲 59歳)
第1曲 アンダンテ・モデラート 変ホ長調
第2曲 アンダンテ・ノン・トロッポ・エ・コン・モルタ・エスプレッシオーネ 変ロ短調
第3曲 アンダンテ・コン・モート 嬰ハ短調

シューマン 交響的練習曲 Op.13 (1834年作曲 24歳)
第1練習曲 ウン・ポコ・ピゥ・ヴィーヴォ
第2練習曲
第3練習曲 ヴィヴァーチェ
第4練習曲
第5練習曲 スケルツァンド
第6練習曲 アジタート
第7練習曲 アレグロ・モルト
第8練習曲 
第9練習曲 プレスト・ポッシービレ
第10練習曲
第11練習曲 コン・エスプレッシオーネ
第12練習曲(終曲) アレグロ・ブリランテ



ショパン
バラード第1番 ト短調 Op.23 (1831-35年作曲 21-25歳)
バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (1836-39年作曲 26-29歳)
バラード第3番 変イ長調 Op.47 (1840-41年作曲 30-31歳)
バラード第4番 ヘ短調 Op.52 (1842年作曲 32歳)

【アンコール】  

ショパン ノクターン第20番嬰ハ短調 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ
エルガー 愛の挨拶


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蘭寿とむ写真集 「FANTASY」 [宝塚歌劇]

蘭寿とむ写真集「FANTASY」 (宝塚ムック)

蘭寿とむ写真集「FANTASY」 (宝塚ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2014/02/14
  • メディア: ムック


Starring;TOMU RANJU

Photographed by LESLIE KEE

Styling;Yuki Mayama
Hair&Make-up;CHIHARU
Publishing Director;Takako Kato
Design;Chiho Hirose


というわけで、あらためてご紹介。蘭寿とむ写真集「FANTASY」です。

TAKARAZUKA personal book 2007 蘭寿とむ」に続く、7年ぶりの単独写真集!もうね、待ち望んで待ち望んで、若干待ちくたびれていたところでしたよ(笑)。


表紙は、赤と黒を特徴的に使ったデザイン。表紙カバーは表裏付いています。そしてカバーを取った本体の表紙も異なるポートなので、お見逃しなく~!

中身は、14のテーマに分かれていて、それぞれカラーの異なるファッションやメイクアップに挑戦。スーツや白シャツなどの定番から、ロックテイストの入った衣装などにも挑戦。表情も多彩です。ページをめくるたびに違った表情のらんとむに出会えるので、そのたびに心臓を射抜かれたり、美しさにため息をついたり、カッコ良すぎて肺腑を衝かれたりと大忙しです。

テーマごとに色々なシチュエーションを想像させるようなショットが満載なので、何ていうんですか、もう、らんとむと色々妄想しすぎて心臓が痛くなるレベルです(笑)。

テーマとそれぞれのキャプションをご紹介しますので、まだお手元にない方は、それぞれの想像力(妄想力)をめいっぱい働かせてみてください☆


Spirits―人にまっすぐに・・・芯のある温もり―
Dreams―夢限りなく 力強く突き動かすもの―
Journey―新しい感動 深呼吸をして刺激を受ける―
Love―いっぱいの温かい愛を感じている今が幸せ―
Hope―ずっと自分らしく ただ前を向いて・・・―
Youth―青春のすべて・・・情熱のままに―
Dance―喜びでもあり挑戦でもある―
Fashion―色んな自分に出会える チャレンジしたい―
Stage―憧れから魂の喜びへ―
Illusion―∞夢眩 可能性はすぐ傍に―
Music―心躍り 心安らぎ 包んでくれる―
Revolution―進化を求め生みだされるもの ひらめき―
Adventure―意外性・・・新しい自分になれる―
Finale―華やかに 艶やかに 輝いて・・・―


きっとこれらのフレーズは、らんとむがそれぞれの単語を聞いて、ひらめいた言葉を紡いだものなのでしょうね。いつかのインタビューでも、「可能性はいつも傍に」という言葉を挙げていますから。

そうすると、これらのフレーズひとつひとつが蘭寿からのメッセージであるような気がして、つい深く受け止めようとしてしまいます。

とか言いつつ、妄想に絶好なシチュエーションを一気に大量投下されて、ひたすらにゃはにゃは言っているだけですけれども(笑)。


ある時は、らんとむとパジャマ姿でゴロゴロ二度寝を楽しんだり。

ある時はお仕事をサボって、らんとむに1日だけの小旅行へ連れて行ってもらい、疲れた心を癒してもらったり(←写真では荷物持ってないから)。

ある時はお家デートで、らんとむとリビングでゆっくり寛いだり(←手にしている小説・・・何かのメッセージかしら?)。

ある時は同じくお家デートで、物作りに真剣ならんとむや心地よさそうに音楽を聴くらんとむを見つめてうっとりしたり。

ある時はらんとむとサイクリングデートで大はしゃぎしたり。そのサイクリングの途中で、らんとむにふいに真剣な眼差しで見つめられてドキッとしたり。

ある時はらんとむと椅子プレイ(爆)に興じてみたり。

またある時は、残業中の蘭寿部長と部下という設定で秘密の関係に走ってみたり。

そしてある時は、ストイックな作曲家蘭寿とむの有能なマネージャーとして彼を支えてみたり。

そしてそしてある時は、ライターとしてロックスター蘭寿とむを取材しながら、底知れぬ魅力に囚われてみたり。



・・・にゃはーーーーっっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"


(↑ちょっといろいろ我慢できなくなった)
(※以上のある時シリーズは、すべて筆者による妄想です)


もう、この1冊は、写真集という域を超越した存在。


蘭寿妄想ファンタジーの箱詰めです。


各シチュエーションで、らんとむとの様々な妄想想像を始めたら止まらなくなってきたので、こちらの記事に書くのは自制します。あくまでも皆さまのペースで、皆さまのお好きなように妄想してくださいね!(←そんな趣旨?)

勿論、ファンの妄想力を思いっきり鍛える素敵なポートだけでなく、ファッション誌のようなスタイリッシュでお洒落なポートもたくさんありますよ。あの思い出の衣装も載っていますよ~。らんとむ、この衣装ほんとうに好きだったんだなぁ・・・。

もはや国宝級の美しい横顔はもちろん、ステージではおなじみの「腰ぐい~ん」ポーズもしっかり撮られているし、写真集でもらんとむ全開☆

そうそう、珍しく(?)アヒル口に挑戦したポートがあって、とってもとってもキュートです。


ベストポートは・・・全部!!ですけれども(←お約束)、特に好きなのは、まず本体裏表紙。

やっぱりらんとむは、この角度からのショットが[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]


それから、「Fashion」冒頭の見開きポート。二重が綺麗!表情が色っぽい!!

「Dance」のページは、どれも好きです!特に冒頭ページ、跳躍した一瞬をとらえているのですが、頭の先から指先、足先まで、寸分の隙なく神経が張りめぐらされているのが一目でわかります。

他のポーズも筋肉の緊張と緩和のバランスが絶妙なものばかり。改めて、ショースターとして培われた身体能力の高さと、磨きあげられ、極められた男役として身体美の素晴らしさを実感させられます。

そして「Dreams」「Hope」の各冒頭の見開きページ。ゴロンと仰向けになって身体を投げ出し、宙を見上げている無防備さと、綺麗な柔らかな表情を湛えた瞳に癒されます。

あのう、


添い寝しても良いですか(真剣)。

(↑抑えても抑えきれない煩悩と欲望)。


先日、ようやくバレンタインに到着予定だったもう1冊もやって来ました♪

カンゲキ仲間からいただいた方は保存用にして、もう片方は鑑賞用として、毎晩抱きしめて眠っています(←冗談ではない)(←間違った活用法)。

らんとむ、素敵な逆バレンタインをありがとう[揺れるハート][ぴかぴか(新しい)]


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今、咲き誇る花たちよ ~スキージャンプ団体、銅メダル!!~ [思うこと]

 
スキージャンプ団体銅メダル、おめでとうございます!!

葛西紀明選手は個人ラージヒルに続く2個目のメダル!!

個人では笑顔が爆発した葛西選手でしたが、団体は若手と力を合わせて獲得できたという事もあり、涙が見えました。「若手たちにメダルを取らせてあげたいと思った」という言葉がまた感動的で、思わずもらい泣き・・・。

葛西涙の銅「みんな頑張った」一問一答-(日刊スポーツ)-

リレハンメルで銀メダルを獲得してから、ちょうど20年目に再びメダルを勝ち取った葛西選手。

20年・・・。

弱冠16歳で国際大会に出場し、19歳で初めて五輪に出場した時は期待の新星として期待されていた葛西選手。しかし、ここぞという大会では怪我や不調で思うように結果を出せず、「ガラスのエース」と呼ばれた時期もありました。

もちろんそれだけではなく、ルール改正や環境の変化など、色々な苦難もあった事でしょう。

そんな葛西選手が、ソチ五輪という大舞台で魅せた大飛躍。若い時と変わらない美しい飛形で感動しました。

私にとっては葛西選手こそ、ソチのヒーローです。(フィギュア男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手も素晴らしかった!でも、彼は"ヒーロー"というよりは、"スター"かな?)

葛西選手も、若手選手も、まだこれからも競技生活は続くことでしょう。五輪はひとつの通過点、ひとつの着地点でしかなく、、また新たな戦いの場へと飛び立つ事でしょう。けれど、今この瞬間、彼らは間違いなく「人生の勝利者」だと思います。

高い技術力、不屈の精神力と確かなチームワークで結ばれた「人生の勝利者たち」に、心からの拍手を贈ります。

本当に、おめでとう!そして、心から、ありがとう!!

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らんとむがいっぱい~☆ヾ(≧∇≦)ノ"(←「太陽がいっぱい」のメロディーで)(←古) [宝塚歌劇]

知る人ぞ知る恒例行事、カンゲキ仲間によるお誕生会企画。今年も私がお祝いしていただく時期となりました。

日程も決まり、こちらから企画とプレゼントのリクエストも伝えてあったのですが・・・。

先日、別件で集まった時に、突然このような紙袋を渡されました。


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おお!「キャトル・レーヴ」でお買い物をしたら商品を入れてもらえる紙袋ではないですか!やっぱり「1∞」ロゴが入っているんですね~。

でも紙袋を見るのって珍しいなぁ、と中を覗き込むと、見慣れているビニールバッグが。


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うんうん、安定☆


なんと、「せっかく今日会うのだったら、少しも早く手元に」と、プレゼントだけ早めに準備してくださったのです。うわーん、嬉しい!!

でも・・・私がリクエストしたのより、はるかに「わんさか」してる気がするけど・・・。

不思議に思いつつ、封を開けてみると・・・


こ・・・これはっっ!!!Σ(゜∀゜;)

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葛西紀明選手、銀メダル!! [思うこと]


葛西紀明、銀メダル -(毎日新聞)-


ついに!!


ついに!!


ついにやり遂げました!!


スキー・ジャンプラージヒル、葛西紀明選手、銀メダルおめでとうございます!!


前回のバンクーバー五輪の際、こんな記事を書きました

あれから4年、そして五輪初出場のアルベールビルから22年。これだけの年月を、常にトップクラスで走り続けてきただけでも尊敬するのに、さらに新たな記録(冬季五輪選手としては最年長の表彰台)を打ち立てるなんて・・・。感動です。

最後に飛んだストフ(ストッホ)選手の点数が出るまでの、長い、長い時間・・・。そして順位が決まった時の、「あーっ!」と悔しそうながらも充実感と達成感あふれた笑顔を見せた葛西選手。忘れません。

本当に良かった~・・・と思っていたら、「また新しい目標(=金メダル)が出来た」とか言っちゃう葛西選手・・・!男前過ぎる!!

素晴らしい瞬間を分かち合えて、幸せでした。ありがとう、葛西選手!


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