あやにいろどる花舞台 ~国立劇場の桜~ [桜咲く国]
桜の花の季節が到来しました。
今年はあっという間に満開になったな~!と思いながら過去記事を読み返していたら、どうやら昨年も結構なスピードで満開になったようです。人間の記憶って・・・曖昧ですね・・・
というわけで、慌ててお花見にやってまいりました。国立劇場から千鳥ヶ淵を抜ける、毎年変わらないさくら巡りのコースです。
まずは国立劇場前から!
昨年は3月20日過ぎに満開を迎えた国立劇場の桜たち。前日は大変な強風に大雨でしたし、さすがに今年は少し遅かったかも・・・と思いながら訪れたのですが、まだまだ花をたくさん咲かせて待っていてくれました。ありがとう!!
昨年の記事はコチラから
ホテルグランドアーク半蔵門をバックに。これは「小松乙女(こまつおとめ)」かな?
春の朝日を浴びて目覚めたら、すぐ眼下に広がるは桜色の海・・・この季節の宿泊は贅沢ですね~。
ちょうど皇居の向こう側から昇ってきた朝日を浴びて。
今を盛りと咲き誇るのは、「仙台屋(せんだいや)」。
もともと高知市内にあった「仙台屋」というお店の庭にあった桜で、植物学者・牧野富太郎博士が命名したそうです。
よく見ると、やっぱり種類によって葉の色や花弁の形が少しずつ違うのですね~。
こちらは「神代曙(じんだいあけぼの)」。
こんもりとした花房が、かわゆらしいこと。
遊歩道に敷き詰められた、桜色の絨毯。
春だけの贅沢。
こちらは「駿河桜の実生(するがざくらのみしょう)」。
「実生」とは、種子から発芽して生育した植物体の事、だそうです。ということは、この桜は小さな種からここまで大きく伸びやかに育ったのですね~!現在、樹齢11年だそうです。
爽やかな若葉が朝のまっさら光をいっぱい吸収して、いきいきと伸び始めていました。
春はやっぱり良いですね。土も樹も花も草も、自然が思いっきり深呼吸を繰り返している気配に満ち溢れています。