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ニライカナイ [旅]


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本来は「東の方角の遥か彼方」という意味を持つので、西の彼方に沈む夕陽の風景では厳密に言うと異なりますが…

あふれるような光を惜しげもなく撒き散らしながら、果てしなく広がる空と海の彼方に姿を隠していく太陽を見ていると、理想郷ってあるのかも…と思いたくなります。

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春色のジンベエザメ、春色の空を泳ぐ ~JTA さくらジンベエ~ [旅]


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沖縄美ら海水族館と日本トランスオーシャン航空(JTA)がタイアップしている特別塗装機「ジンベエジェット2号機」(さくらジンベエ)。2014年1月5日からJTA定期路線に就航しました。ちなみに1号機は通常色(?)、青いジンベエザメが描かれています。

目に入るだけで、心がパアッと華やぐような、鮮やかなさくら色。日本で最も早く咲く桜、やんばる地域(=山原。主に沖縄島北部の山間部を指す事が多い)の寒緋桜(カンヒザクラ)をイメージしているそうです。

主にJTAの那覇発着路線で運航されているので、見られたら良いな~…と思っていたら、これ以上はないというベストタイミングで遭遇出来ました!やった、嬉しい!!ヾ(≧∀≦*)ノシ

青い空、青い海に、さくら色のジェットは美しく映えます。

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その羽を 大きく広げて飛び立つ前に [旅]


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例年は年始はゆっくり目なのですが、今年はハイペースで旅の予定が目白押しです。ああ…昨年初めの蘭ドレ旅と青森旅、幸せだったなぁ…(遠い目)。

もはやフライト前の定番となった、「ISETAN HANEDA STORE CAFE」にて一息。

写真ではわかりにくいと思いますが、滑走路に向かう飛行機の遥か向こうには、真っ白な雪に身を包んだ富士山。風があるせいか、とてもクリアに、綺麗に見えます。

空には所在なさそうにしながらつつましく浮かぶ、仄白い月。

せわしなく動き続けるハイテクノロジーと、意に介することなく悠然と存在する自然が交錯する景色。それらを眺めながら、出発前の慌ただしさに落ち着きを失った心を鎮め、これから始まる旅への士気を静かに高めています。
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記憶に残る景色は 冬のあの道 [旅]


2014年最初の旅は、離島も含めて九州南部をあちらこちら。

旅の途中で出会った景色を、少しだけご紹介しますね。


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熊本駅新幹線口に隣接するショッピングセンター「フレスタ熊本」にて見つけた、くまモン。にこにこ☆スマイルが可愛い~♪

実はこのくまモン、近づいてよ~く見てみると、何と無数の写真を集めた制作されたフォトモザイクなのです。写真1枚1枚には、必ずくまモンが写っているんですよ。みんなの温かい笑顔が集まって出来たくまモン、スマイルも幸せいっぱいです。

九州新幹線に乗って、鹿児島へ~。ソラリア西鉄ホテル鹿児島に滞在しながら、あちらこちら。


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今季いちばんの冷え込みが予報されたこの日、鹿児島の最低気温はマイナス1度を記録しました。風も強くて冷たかったのですが、そのおかげで空気が澄み渡り、桜島もこんなにくっきり、山頂まで鮮やかに見えました!

山頂や山肌の陰影まで綺麗に見えることは珍しいので、テンション急上昇!

すこ~しカメラの位置をずらしてみると・・・


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なんと!霧島連山・高千穂峰(写真向かって左側のシルエット)が、うっすらと見えます。

薩摩を代表する火山の、見事な競演!!なんと雄大な景色なのでしょう・・・。空気が澄み切っているからこそ見ることの出来た光景です。感動で、しばらく動くことができませんでした。


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その高千穂峰をもう少し近くに見ることが出来る鹿児島空港にて。

手前に見える飛行機は、フジドリームエアラインズ(FDA)の機材。FDAは静岡空港を拠点にしているので、羽田空港ではお目にかかれないのです。ピンクやライトブルー、オレンジ、グリーンなど、見ているだけで元気が出てきそうなビタミンカラーの機材が特徴的です。


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鹿児島空港から飛んだ先は、約1カ月ぶりの沖永良部島。


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日本一のガジュマルの樹と、1か月ぶりの再会。この日は青空の下で、のびのびと枝葉を広げているようでした。


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こちらは、沖永良部島の和泊港近くにある西郷南洲記念館。

幕末から明治時代初期にかけて活躍した偉人、西郷隆盛(1828-1877)。薩摩藩士であった当時、2度にわたって奄美群島に流罪の刑を受けます。1度目は徳之島へ、そして2度目はこの沖永良部島へ流されたのでした。

写真は、西郷が過ごしたとされる牢屋。粗末な藁葺の屋根と木組みだけの、納戸よりもひどい建物です。壁もなく、風雨にさらされたこの牢屋の中で西郷は2ヶ月を過ごし、みるみるうちに衰弱していきました。


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牢屋内に再現された、当時の西郷。やせ細っていて、私たちが知っている「西郷さん」のイメージとは程遠いものです。この牢屋での日々がどれだけ過酷だったのかを物語っています。

沖永良部島で西郷の警護にあたっていた土持政照は、どんどん弱っていく西郷の姿を見るに見かねて、自費で座敷牢を作り、西郷の身柄をそちらへ移しました。そのおかげで西郷は健康を回復しました。この出来事がきっかけとなって、西郷と土持の間には固い絆が結ばれ、後に義兄弟の誓いを立てています。彼らの交流の様子は、今でも島に伝わる民謡「サイサイ(酒々)節」の中で歌われているそうです。


帰りの飛行機は、青空の下に重なる雲の絨毯の文様を楽しみます。

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飛行機を乗り継いで、ようやく旅も終わります。

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黄昏に浮かぶ、冬の東京の海。

今年も、忘れることのできない景色にたくさん出会いたいなぁと思います。

 


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沖永良部島 フーチャ [旅]


先月も旅した沖永良部島を、再び訪れました。

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島の北岸に伸びる「フーチャ(海食洞)」は、風と波の浸食でくりぬかれて出来た隆起サンゴ礁の洞窟で、独特の形状と光景を生み出しています。ちなみに「フーチャ」は琉球の言葉で「噴き上げる」という意味があるそうです。


前回「フーチャ」を訪れた時の記事は、コチラ☆


冬はどんよりとしたお天気が多い沖永良部島。この日は驚くほど晴れて清々しい青空が広がり、肉眼では徳之島も見えました。


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北風が強い日には、この洞窟内まで入り込んできた波が岩肌に砕けて、20~50mほどの波飛沫が柱のように噴き上がるのだそうです。噴き上がった波飛沫は島南岸部まで達し、農作物に被害を与えることもあったとか。そのため、4つあったうちの1つを残して、昭和40年代にダイナマイトで破壊されたのだそうです。


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この日は風もほとんどない、穏やかな日だったので、波も比較的静かです。それでも、洞窟になだれ込んでくる波飛沫は迫力満点。


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それにしても、青空に負けないくらいの、海の青の美しいこと!

実はこの日、海面を泳ぐウミガメさんにも出逢ったのです!波に身を任せながら、悠々と泳ぐ姿・・・。野生のウミガメをこの目で見たのは初めてだったので、ものすごく感動しました。


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海底が見えています。本当にお天気が良くて太陽の光が真っ直ぐ海底に差し込んでいるからこそ見える光景です。


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フーチャは遊歩道でめぐることが出来ますが、サンゴ礁特有の突起の多い岩々が一面に広がっているので、足元には充分気をつけて見学してくださいね。


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圧倒的に雄大な自然の姿を、そのまま体感できる場所です。

 


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ソラリア西鉄ホテル鹿児島 [旅]


今回、旅先でお世話になったホテルがこちら。

ソラリア西鉄ホテル鹿児島

ソラリア西鉄ホテル鹿児島

  • 場所: 鹿児島県鹿児島市中央町11番(JR鹿児島中央駅前)
  • 特色: 鹿児島の玄関口,鹿児島中央駅正面に立地.桜島・新幹線ビューも自慢のプレミアムホテル


鹿児島中央駅前の正面に建っているホテルです。1階にはバスターミナルがあり、鹿児島空港行きの高速バスが出ているのでアクセスも便利です。

桜島ビューのお部屋と鹿児島中央駅ビューに分かれるので、予約時にどちらのお部屋が良いか書き添えておくと良いかも知れませんね。

私はいつも、鹿児島中央駅ビューを希望♪

女性専用フロアもありますが、遮音性に優れていて、廊下や隣室の音や話し声など気にすることなく過ごすことができます。

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12階、女性優先フロアのシングルルーム。

私はいつも、「○○06号室」を希望します。なぜかと言うと・・・


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九州新幹線ホームが、真正面から見えるのです!!乗り物好きにはたまらないビューでしょ!


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お部屋備え付けのデスクの前に座って見える景色。

本当に、九州新幹線・鹿児島中央駅ホームが真正面に望めるのです。乗り物好きにはたまらない!!(←大事なことなので2回言いました)

ホームから真っ直ぐ伸びた線路の向こうに、トンネルが見えますでしょ?夜、タイミングが合うと、トンネルの向こうから新幹線のライトが見えるのです。トンネルの向こうからかすかに見える光が少しずつ強くなっていき、長旅を終えた新幹線がホームに静かに滑りこむ姿は、いつ見ても感慨深いものがあります。


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こちらのホテルをよく利用している2つ目の理由が、これ♪

ユニットバスではなく、浴室がちゃんと独立しているので、あふれるお湯を気にすることなく、ざばーん!とゆったり湯船に浸かることができます。旅の疲れをじっくり癒せるのは、有難いことです。


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夜のイルミネーションも、とても綺麗です。

鹿児島を旅される際は、ぜひともご利用ください☆
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FLY HIGH !! [旅]

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冬休み気分が抜けきれないまま、既に旅が始まっております(笑)。

いつものお気に入り、ISETAN HANEDA STORE CAFEにてエネルギーチャージ。今回は、バナナシナモンシュガートーストとカフェラテのセットにしてみました。

カヴァ☆コラTV、本当に楽しかった~!!生演奏&生放送、感動と笑いと涙がノンストップの2時間でした。

横山くんの懸命なトランペット演奏と磨きのかかったアホかわいさに震えが止まらなかったとか(「ブラストライブ」についても語りたい~!)、ヒナくんのピアノガチ伴奏に涙が止まらなかったとか、丸ちゃん&ヤスくんの対応力とポテンシャルの高さを改めて実感して戦慄が止まらなかったとか・・・ああ、語りだしたらキリがない!

そして、スマスマの蘭寿さん。

気合いダダあふれの「・・・フォイッ!!」と言うオトコマエ過ぎる掛け声に心身の火照りが止まらなかったとか、ずば抜けた完成度を誇る花組ポーズに息が止まったとか、スタジオでの立ち居振舞いから大階段での踊りまで、いちいち美しい一挙手一投足と隠しきれない圧倒的オーラに嗚咽が止まらなかったとか、天真みちるクンのタンバリン芸に遠慮なく爆笑する蘭寿さんが可愛くて可愛くてたまらなかったとか。

こちらも語りたいことは山ほどあるのですが、時間的にちょっと難しそうです・・・。

(↑ここまでで、だいたい語ってますけどねww)


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こちらは、ソチ五輪に向けての日本代表応援特別塗装機。

女子フィギュアスケート日本代表、浅田真央選手の姿がペイントされています(→詳しくはコチラへ☆


それでは、私も空の彼方へ飛び立ちまーす!


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まだ見ぬ世界へのつばさ [旅]

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今年最後の旅も、これまた結構な荒天につきまとわれました・・・(苦笑)。

離島への旅だったのですが、行きも帰りも「天候によっては、出発地に引き返すこともあります」という条件付き運航。1枚目も穏やかな青空が広がっているように見えますが、雲の下の海は強風と雨。


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ドキドキしながらたどり着いたのは、奄美群島の南西の端に位置する、沖永良部島(おきのえらぶじま)。

鹿児島から約530㎞、沖縄からは60㎞という位置。地理的にも歴史的にも、琉球王朝の文化や風習が色濃く受け継がれています。


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日本一のガジュマルの樹。

沖永良部島にある小学校の第一期生が卒業記念に植樹したもので、今年で樹齢115年を迎えます。

根周りは8m、円形に広がる枝振りは直径22mを超え、枝振りの素晴らしさは日本一と言われており、日本新名木百選のひとつに選ばれています。


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この根っこ、本当にすごい!!

雨も風も強い1日で、地面はぬかるみや水たまりで歩くのも大変だったのですが、このガジュマルの下には樹皮や葉っぱが落ちて、幾重にも積み重なっているために、絨毯のようにフカフカの歩き心地。ずっと歩いていたくなるような心地よさでした。

このガジュマルの下は、本当に居心地が良くて・・・。大粒の雨も、強い風も、なぜかこの樹の下にいると、ささくれだった空気がふっと和らぐのが肌で感じられるのです。深呼吸すると、不安や心配がひととき浄化されて心が穏やかに落ち着くのがわかりました。

日本一のクスの木に、日本一のガジュマル、そして空の表情・・・今年後半の旅は、人間に対する自然の容赦ない厳しさを痛感すると同時に、人間を包容し癒す大きさと豊かさ、不思議で絶対的な力をたくさん感じられたように思います。


そしていよいよ、今年最後のフライト。言うまでもなく低気圧接近中のため、大荒れの飛行となりました(苦笑)。上空のところどころに低気圧が居座っているため、その低気圧を回避ながらの飛行。

重くて暗い雲の中を突っ切ったら、目に飛び込んできたのは、こんなにも美しい光景でした。


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まるで、圧倒的な力を見せつける自然が、束の間に見せる慈愛の微笑みのよう。

こういう瞬間に出逢うたびに、当たり前のことですが、人間は決して自然を超えることはできない、超えようとしてはいけない、と強く思います。


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札幌賛歌 [旅]

札幌2日目は、もちろん関ジャニ∞ライブ@札幌ドームがメインイベント!

基本的に観劇などエンタメ目的の遠征では、あまり観光はせずに体力を温存させる事が多いのですが、少しだけお散歩しました。


まずは、ホテルすぐ近くの中島公園へ。

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この日は、昨日の悪天候が嘘のような快晴で。真っ白な雪の中に立つ白樺の木々が凛としていて、しばらく立ち止まって見ていました。

こちらもでるふぃさまのご推薦だったのですが、園内にある「豊平館」は改修工事中で中に入れず。

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建物好きだから、入ってみたかったなぁ~。次の機会に☆


その後は地下鉄に乗り、「すすきの」駅へ。商業施設「ノルベサ」屋上にある観覧車「nORIA(ノリア)」から、一気に札幌観光してしまおうという計画です♪

ノリアは、大人ひとりにつき、1周600円。2周だと800円。せっかくなので、2周してきました(笑)。

とてもお天気の良い日でしたので、札幌の中心部は勿論のこと、その向こうに広がる北の大地まで綺麗に見渡すことが出来ました。

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大倉山方面。


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藻岩山方面。


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右手にさっぽろテレビ塔。左端のベージュっぽい色の高層ビルがJR札幌タワーです。


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中央の、ちょっとぷっくりしているシルエットが札幌ドーム。見えた時はにわかにテンションが上がりました[右斜め上]


さて、ここで時刻は11時30分。ここで早めのランチ~♪

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またもやお寿司(笑)。

ノルベサ地下1階にある「活一鮮」さんです。こちらもでるふぃさまのご紹介。

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タラバガニ、あぶりトロサーモン、ぼたんえび、あさり汁。

あさりがプリプリで、美味しかった~!!

美味しいものをしっかりいただいて、ひとまずホテルへ戻ります。途中に立ち寄ったスターバックスでコーヒーを買ったら、こんな可愛らしいイラストとメッセージが書かれていました。

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旅先でこういう優しさに出会うと、嬉しくなりますよね。

そうそう、ホテルに戻る途中に「モン・ジェリ」を見つけて、エクレアとカヌレを購入したのです。エクレアはしっかりとしたシュー生地に甘さ控えめなのに風味が濃厚なチョコレートクリームの組み合わせが絶妙でした。また食べたい・・・。

後で知ったのですが、「モン・ジェリ」さんは1930年創業の、札幌では老舗の洋菓子屋さんだそうです。22時まで営業しているので、ライブ帰りや飲み会帰りにも立ち寄ることができますね。

ホテルで少し一息ついて、いざ、ライブの身支度開始!

爪を磨いて(←丸くてずんぐりとした指なので、ネイルはせずに磨きまくります)、お着替えして、ペンライトの電池交換(笑)。勿論、メイクもいったん落として肌を整えてから再度取りかかります(笑)。

ちなみに服は、言うまでもなく黒(←横山くんカラー)のカットソーにダークパープル(←村上くんカラー)のスカートで、ヨコヒナ担アピール。これに移動中はユニ○ロで購入したウォームイージースカートを上から巻きつけて、防寒対策は万全(笑)。

ホテルから地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅までは徒歩10分ほど。雪道でしたが、思いのほかサクサク歩くことができました。青森旅の経験、ここでも生かされてる・・・☆でもやっぱり、凍結したところを歩くのは怖いですね。いったん滑ると、思ってもみない方向へ、ツルルー・・・ッと足が滑っていくので、あたふたします。

地下鉄は、すでにエイターさんらしき人々でいっぱい。札幌ドームの最寄り駅「福住」駅からは、その流れにしたがって、札幌ドームへ。

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15時20分頃には入場できたので、札幌ドーム百戦錬磨のエキスパート、リカコさまの助言に従い、軽食で腹ごしらえ。時間があったので、南ゲートから北ゲートまで散策したりして、開演20分前に着席。

ライブは17時開演、19:45頃終演でした。お席はスタンド席でしたが、ちょうど記者席の隣のブロックで、正面寄りで見やすかったです。奥行きがけっこうあったので、メインステージの時は少し遠く感じたかな。一緒に歌って、いっぱい叫んで、いっぱい踊って、楽しい3時間でした♪

終演後は規制退場があったので、札幌駅に到着したのは21時過ぎ。本当は翌朝の起床時間が早かったので早くホテルに帰るべきなのですが、「根室花まる」の回転寿司の味が忘れられなくて、またまた足を運んでしまいました。ウニ、やっぱり美味しかった・・・☆

本当は札幌ラーメンも食べたかったんですけれどねー・・・リカコさまにもたくさんお店を教えていただいたし。でもまだ、ちょっと胃が脂っぽいものは難しそうな気がしたので・・・。次は絶対、ラーメンもソフトクリームも食べるぞ!!


* * *


駆け足の札幌ステイでしたが、冬らしい凛とした澄んだ空気と美味しいものばかり(←主にお寿司しか食べてませんけどw)で、大好きな街になりました。今度機会があれば、もう少しゆっくりと時間をかけて散歩したいものです。

翌朝、5時半に札幌駅へ向かうタクシーの中で、運転手さんが笑顔で、噛みしめるようにこう仰いました。

「雪、大変ですよ。でもね、ここは良いところですよ。・・・うん、良いところですよ」。

うん、本当に、温かくて素敵な街です。大好きです。いつかまた、訪れる機会がありますように。


Special thanks with love to;

★でるふぃさま(札幌グルメ&ガイド)→「月のお花畑」

★リカコさま(札幌ドームライブ参戦指南)→「+essense」


どちらも温かくて穏やかなお人柄あふれる、素敵なブログです。


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人生で、(たぶん)いちばん長い旅 ~札幌にたどりつくまで~ [旅]

きっかけは、ほんのささいな好奇心でした。

11月から始まった関ジャニ∞ライブツアー『JUKE BOX』。あまりの楽しさに、また観に行きたいなーと思っていたところ、チケットぴあの特設サイトから一般先行抽選に申し込めると知ったワタクシ。「まぁこれも経験のひとつ♪」と思って、ちょっとしたノリで抽選に申し込みました。

なので後日、「当選メール」なるものを受け取った時は軽く衝撃(笑)。「ど、どうしよう!」と思ったのは一瞬で、その日のうちに、ルンルンしながらチケットを引き取ってまいりました(笑)。

すでに14日午前中の飛行機は満席でしたので、13日夜のフライトを予約。思えばこれが、大冒険の始まりでした・・・。

ホテル探しは、結構時間をかけました。札幌ドームは地下鉄東豊線「福住」駅が最寄りですが、東豊線沿線のホテルはすでに満室の状態。そして、何かイベントがあると感づいた札幌市内のホテルが、14日の宿泊料をそれはまあ理不尽にも程がある値段に引き上げましてね(例/某ホテル:13日7500円、14日15000円。・・・倍増はないやろ!)。

それでもあきらめずに色々リサーチしたところ、どうやらオープンしたばかりのホテルは理不尽な値上げはしないらしい・・・という事に気づき、地下鉄南北線「中島公園」駅近くに今年オープンしたばかりのホテルに予約を取りました。ツインのシングルユース2泊で、13000円ちょっと。札幌ドームまでの足になる東豊線「豊水すすきの」駅までは徒歩10分で行ける距離ですし、すぐ近くにコンビニも食事処もあって、便利でした。

ベッセルイン札幌中島公園

ベッセルイン札幌中島公園

  • 場所: 北海道札幌市中央区南九条西4丁目1-2
  • 特色: 2013年2月開業!「中島公園駅」1分でビジネス・レジャー・コンサートなどの拠点に。全室ポケットコイルベッドで快適ステイ



ジャニーズ系イベントに参戦するのも初めてなら、札幌に滞在するのも初めての経験。

そこで、北海道在住のお友達、でるふぃさまに短期間の札幌ステイでも楽しめるグルメやスポットを、札幌ドームでのコンサート参戦経験豊富なリカコさまにはドームコンの様子、当日の心構え(規制退場のことや場内の様子)等をご指南いただきました。お二方様、本当にありがとうございました!


* * *


さて、ついに出発の朝。

当初は仕事を終えてから夜のフライトで札幌へ向かう予定でしたが、運よく代休がとれたため、予定を変更して12:30羽田発の飛行機に変更することに。これが、かつてない未体験の始まりでした・・・。

離陸して東京湾をふと見降ろした時に、「あれ?」とは思ったんですよね。白波が逆立つようにできていて、タンカーが進むたびにその波が割れて、大きな波飛沫が甲板にバッシャーン!とかかっているのが見えて、「東京湾やのに、えらい波が荒いなぁ、それだけ風が強いってことか~」とその時は思っていたのですが・・・。

そして、機長さんからの挨拶がなかなかない。おかしいなぁ、いつもならドリンクサービスの後くらいにあるけどなぁ。そろそろ降下を始める時間じゃないかなぁ・・・と思っていたところ、始まったアナウンス。

「新千歳空港、急激な天候の変化により、大雪で滑走路が滑りやすい状態になっていると連絡がありました。また現在、新千歳空港上空で多数の飛行機が待機しているため、当機は青森県上空での待機を命じられました。これより1時間、旋回しながら待機し、天候の回復を待ちたいと思います」。

その後、再びアナウンス。

「現在、天候回復を待っている状況ではありますが、15時まで青森上空で待機し、天候回復が見込めない場合は羽田空港へ引き返すことにいたします。また、当機より1便前に出発しました○○便は、先ほど羽田空港への引き返すことを決定いたしました」。

もちろん、飛行機は雲の上を飛んでいるので、それほど揺れることもなく、青空が広がっています。このアナウンスを聞いた時は半信半疑でしたが、ふと空を見下ろして、ハッとしました。

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なんだ、この雲・・・!

写真ではとてもお伝えできていないのがもどかしいところですが、とにかく雲の層とうねりがすさまじい。まるで巨大山脈が空に出現したかのようでした。分厚い雲が隙間もなく埋め尽くしていて、地上も見えない。まるで、まったく別の世界に隔離されてしまったかのよう。

「あ、これは無理やな。羽田に引き返すな」と直感した私は、お手洗いに立ったついで、キャビンアテンダント(CA)さんの待機スペースへ行き、さりげなく情報収集。引き返した場合、羽田着陸後の動きについて質問しました。こういうのは、決まってから動いたのでは遅いのでね。

CAさんによると、引き返した後の対応は空港グランドスタッフさんなので詳細は着陸しないと不明とのこと。しかし、たいていの場合は後続便に振り替えるか、キャンセル(払い戻し)の対応を行う、とのことでした。

席に戻ってから、いろいろ考えました。

15時過ぎに羽田への引き返しを決定した場合、羽田に着陸するのはだいたい16:30頃。そこから後続便振り替えの手続きをするとしたら、早くて17:30の便か18:30の便に乗れるはず。でもきっと、これらの便もかなり遅れるはず。すでに羽田―新千歳路線に遅延や欠航が出ていて混乱しているし、新千歳空港周辺の天候状況を考えると、おそらく札幌へ向かう交通手段のJRやバスも麻痺しているだろうから、空港で足止めされる可能性が高い。遅い時間のフライトは避けるべき。

そこで出した最終ラインが、「17:30の便か18:30の便に振替えしてもらえなければ、遠征は取り止める」ということ。

14日、ライブ開演時間までに間に合うフライトはすでに満席でしたし、このラインをクリアできなければスパッと諦めてお家に帰ろうと思いました。

そして15:10分頃、まずはチーフパーサーより、その後機長より、羽田空港へ引き返すことがアナウンスされました。もうその時にはすっかり気持ちが固まっていたので、とりあえず体力を温存するためにお昼寝していました(笑)。

16:20頃、羽田空港に着陸。工場群の中に沈んでいく夕陽が鮮やかで美しくて、目に染みました・・・。

とか言っている場合でなく、着陸後、グランドスタッフさんから簡単なアナウンス。「後続便の振替え対応は北ゲート○番カウンターで、払い戻しは南ゲート○番カウンターで行います」とのこと。

スポットから到着口に向かう途中、ひとりのビジネスマンの方が電話をされているのを耳にしました。「え?そっちはもうフツーに離着陸してるの?なんだよそれー・・・」。

どうやら、16:00頃に新千歳空港上空は天候が復活した模様です。ということは、これ以降の便は新千歳に着陸する可能性が高いということ。しかし同時に、遅延情報も続々アナウンスされており、搭乗ゲートも騒然とした雰囲気。

指定された出発ロビーのカウンターに走り、掲示板に表示される空席情報にやきもきしながら待つこと約1時間。周囲ではいろいろな方が電話をされていますが、こういう時、目は電光掲示板、耳はカウンターのバックに集中させます。

結果的に、17:30発の便の、最後の1席に乗り込むことができました。18:30発の便への振替え手続きをしようとした直前に、カウンターのバックで「17:30アピールしてください!」という声が聞こえたのです。出発時刻10分前でしたが、搭乗口まで走って何とか乗り込むことが出来ました。

* * *

再び乗った便は、1時間40分遅れで、20:00過ぎに新千歳空港に着陸。

ほっとしたのもつかの間、今度は札幌への交通機関、JR線が大混乱。大雪のためバスが全便運休し、JR千歳線も日中はほとんど運休していた模様。飛行機の離着陸再開と合わせて、JRも運転を再開した様子でした。

ホームに人があふれて入場規制がとられ、改札前は身動きとれないほどの人であふれています。ここはもう、ひたすら待つしかありません。一応、おおよその電車の出発時刻や遅れなど細かいアナウンスがあったので、とりあえず23時までは待ってみよう、たぶんそれまでには乗れるはず・・・と思い、じっと待ちました。

ちなみに、電車に乗れなかった場合は、機内で配られたガイド冊子に出ていた某タクシー会社の「定額送迎サービス」を依頼し、きっと周囲にいるであろうエイターさん達に声をかけて割り勘で札幌に向かおうと思っていました・・・。

最終的に、21時半過ぎに札幌行きのエアポート快速に乗り込むことが出来ました。もう立っているのもやっとでしたが、途中の駅から乗り込んできた女子大生とおぼしき若い女性3人のおしゃべりのテンポが良くて内容も楽しくて、気が紛れました。

22時10分、ようやく札幌駅に到着。自宅を出発してから12時間、フライト時間は8時間という長い旅でした。

食事はお昼前に伊勢丹羽田カフェで軽く済ませただけだったので、とにかくお腹がペコペコです。そこで、でるふぃさまのお嬢様からご推薦のあったJRタワーステラプレイス6階にある回転寿司「根室花まる」さんへ駆け込みました。23時閉店なので、ギリギリ助かったー!

こちらのお店、普段はすごい行列なのだそうですが(翌日、ライブ後に行った時は50分待ちでした)、この日は閉店間際ということで、すぐに案内されました。ラッキー☆

もう、とにかくウニが新鮮で、新鮮で!!美味しくて、美味しくて!!(←大事なことなので2回言いました)

こんなに美味しいウニをいただいたの、生まれて初めてです!!

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ああ、この写真を見るだけでもう、これからすぐ食べに行きたい・・・。


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タラバガニ。うわー!うわー!!(←言葉にならない)


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炙りトロサーモン。・・・・・・。(←もはや言葉がない)

このままだったらひたすら疲れた一日になったことでしょうが、これらのお寿司の美味しさが素晴らしすぎて、あっという間に「しんどい1日」から「幸せな1日」として締めくくられることになりました。本当に、ありがとうございました!

心もお腹も満足した後、地下鉄南北線で「中島公園」駅へ。ホテルにチェックインして、部屋に入った瞬間、「・・・着いたぁ~・・・」と思わず声が漏れるほど、身体的には疲労が激しい日でした。

本当に色々大変でしたけれど、今では良い思い出だし、旅人として良い経験になったとも思います。

でも・・・2度は経験したくないな・・・というのが本音です(苦笑)。


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