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劇団四季 ミュージカル『エビータ』 [劇団四季]

2010年2月27日(土) 自由劇場 17:30開演

4年前に初めて観劇した際、「もう1度観たい!」と叫んでいた作品の再演です(その時の記事は
コチラ)。この時、ヒロイン・エビータを務めていた井上智恵は、カンゲキ☆アワード2006で見事に主演女優賞に輝きました。

私にとっては、いつか必ずまた観たい・・・と思い続けていた作品の再演。特に今回は、劇団四季の看板女優としてトップに立ち続ける野村玲子が10年ぶりにエビータ役を演じると知り、これは観ておかなくては!と足を運びました。

なかなか時間が出来なくて申し訳ありませんが、思いだしたこと、印象に残った事などをメモ程度に書き留めておきます。

自由劇場は初めて足を運びましたが、ロンドンの劇場を思わせるような、落ち着いた外観にシックな内装で、「大人の劇場」といった感じ。客席と舞台の距離も近くて、一体感を存分に味わうことができます。

さて、舞台は、「サンタ・エビータ」として今もなお、アルゼンチン国民から深く思慕されている元アルゼンチン大統領夫人、エヴァ・ペロン(1919~1952)の短くも激しく燃え尽きた生涯を、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽に乗せてつづっていきます。

科白はほとんどなく(狂言回し的な存在であるチェが少し多めに説明的な科白を話す程度)、オペラのように歌で言葉が語られ、ダンスでうねりゆく民衆のパワーの爆発を表現する、非常にクラシカルな空気とエネルギッシュな空気を合わせ持つミュージカルです。

今回は、舞台全面が八百屋舞台(ホリゾントから前面に向かって傾斜がつけられている舞台)になっていました。舞台奥の一部分が八百屋になっていて、全面は平舞台になっている形状は何度か見たことがありますが、舞台奥から手前にかけて、全体が八百屋(斜め)になっている舞台を見るのは初めて。

2階席から観るには良いかと思うのですが、1階席で最初に舞台を見た時は、どうにも焦点が定まらないというか、ちょっと頭がクラクラして、視覚に異常をきたしたような感覚になりました。三半規管があまり丈夫でない人は、ちょっと大変だったのではないかしら。(個人的には、慣れるまではちょっと辛かったです)

***

劇団四季は「日本語の美しさ、大切さ」を強調する演出がされますが、今回、ちょっと違和感があったのが、労働者階級を見方につけたエビータと夫ペロンがアルゼンチンの政権を勝ち取る場面「ニュー・アルゼンチーナ」。

私の大好きなナンバーでもあるのですが、ここで労働者が手に持っていたプラカードに大きく書かれたデモのスローガンが、「国有化断行」「福祉増額」「公共支出拡大」「賃金倍増」と、日本語で書きつけられていました。それを観た時、思わず目が点に。一瞬にして現実に引き戻されたような感覚を受けました。

スペイン語を公用語としているアルゼンチンを舞台にしているのですから、スローガンの文字はスペイン語を使った方が臨場感があると思うのですが。歌(日本語)の中で、「賃金倍増!」と言いながらプラカードを見せるのですから、そこにスペイン語で書きつけてあっても観客は意味をつかめるはずです。

じゃあ、第2部「虹の歴訪」で、アルゼンチン国民が読んでいる新聞(小道具)も日本語で作ってあるのかな?と思ったら、こちらはスペイン語でした。・・・あえての日本語表記にこだわるなら、徹底的に統一しないと、ちぐはぐだよな~と思ってしまいました。(あくまでも個人的な感想です)



出演者について少しだけ。

エバを演じた野村玲子

ここ数年、ミュージカルの舞台に立つ機会が少なかっただけに、彼女が『エビータ』の世界に帰ってきたことは、とても嬉しい事です。

さすがに往年のように声は出ず、高音が伸びづらくて苦しそうでしたが、それを補ってあまりある存在感は、まさに劇団四季の「看板」という言葉が相応しいです。

エビータの、15歳の少女時代から33歳で亡くなるまでを演じきる野村。

前半の「ハロー!ブエノスアイレス」では、都会の喧騒に興奮ししながらも、溌剌とした輝きとそのイキイキとした瞳にきらめく野心を感じさせます。そしてクライマックス、死に抗うようにして床に這いつくばりながらも、ひたすら生へ、権力へ執着するエビータの姿は、20になるやならずで劇団四季に飛び込み、舞台一筋にかけてきた野村の半生と、これからもこの道一筋に生きていくのだろうという覚悟を思わせて、真に迫る名演でした。

ストレートプレイに打ち込んでいくかと思われた野村のミュージカルへの復活。できるならば、この人で『サンセット大通り』を観られると良いな、と、ふと思いました。

チェ(・ゲバラ)を演じた芝清道

…すんごい、すんごいカッコよかったです!!(笑)。ワイルドで、セクシーで、そしてダイナミックで。この人が舞台を回していたと言っても過言ではないほど。

「飛躍に向かって」という場面は最高!エビータの出世ぶりやアルゼンチンの国情、ペロンの台頭などを、激しいロックのメロディーに合わせてチェが歌い継いでいくのですが、これが本当にカッコよくて!!あのパンチの利いた歌声と軽やかにたくましい体躯で軽やかに舞台を駆け抜ける姿は、本当に惚れ惚れするほど。

本編ではチェはストーリーテラーの役どころに徹しているのですが、その突き抜けた存在感は、革命家としてのカリスマ性すら感じさせます。本当に、「この人にやったらついていって革命に参加するわ」と思ってしまいましたもの(笑)。



気になったことばかりを書きなぐってしまいましたが、全体的には躍動感があって、素敵なミュージカルです。エビータの行為には極端なものも目立ちますが、「自分が生きている意味」「自分の価値」を見出すために、燃えるような意思と信念を胸にがむしゃらに駆け抜ける姿には、現代を生きる女性には共感できる部分がたくさんあります。

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劇団四季 『キャッツ』 横浜公演 [劇団四季]

2010年1月3日(日) キャノン・キャッツ・シアター 14:00開演の部

今年のカンゲキ初めはどうしようか・・・歌舞伎・・・宝塚・・・能狂言・・・と、色々と迷ったのですが、やはり今年はカンゲキ人生の原点ともなった「キャッツ」から!!という事で、横浜で公演中のキャッツシアターへやってまいりました。

ミュージカル『キャッツ』は、昨年4月まで東京・五反田の特設劇場「五反田キャッツシアター」で千秋楽を迎えたのち、新たな特設劇場「キャノン・キャッツ・シアター」を横浜・みなとみらい21地区に建設。昨年11月からここでロングラン公演を始めています。

お正月三が日に観劇したので、劇場からお年賀をいただきました。

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ポケットカレンダー。裏はポスターのデザインです。

キャッツのあらすじは劇団四季ステージガイドにて各自ご覧ください(すみません、丸投げで)。「ネーミング・オブ・キャッツ」では、猫たちそれぞれの紹介と名前の由来がわかります。

今回も目についたこと、思ったこと、猫(出演者)さんたちの萌えポイントなど(笑)、箇条書きで書き留めておきたいと思いま~す[るんるん]


[猫]キャノン・キャッツ・シアター

キャッツ横浜公園のために新しく作られた、キャノン・キャッツ・シアター。五反田のシアターにあった2階席、ジェリクルギャラリー(詳しくはコチラの記事へ)はなくなりましたが、回転席(詳しくはコチラの記事へ)は健在です。

今回は、C席で観劇。6列目のいちばんはじっこでしや。気のせいでしょうか、はたまた端のお席だったから特にそう感じたのかもしれませんが、ちょっと舞台が遠く感じたんですよね。舞台装置と客席の設置に、少し距離を置いているのかもしれません。

私が座っていた下手端の席は、通路を挟んで花道があり、花道の壁には円形に大きく切り取られた窓が2つあって、そこから猫の皆さんも自由に出入り出来るようになっています。その、お席と花道の間の通路が、五反田の時よりも若干広くとられていたのではないかなぁと。

なので、最初はそういうことも気になって割と冷静に観劇していたのですが、そのうちお約束通りどんどんノリノリになっていって、最後はすんごい笑顔でした(笑)。


[猫]ご当地もの。

キャッツは都会のゴミ捨て場が舞台とされているので、舞台だけではなく客席全体がゴミに覆われています。その大きさも、猫から見た視点で作られているので、通常サイズの3倍ほどの大きさ。工夫され、作り込まれたゴミは、ひとつひとつが芸術品のようです。

このゴミの中には毎回、公演地にちなんだ「ご当地ゴミ」が紛れ込んでいることでも有名。今回は、横浜Fマリノスの「マリノス君」、横浜開港博の「たねまる」、崎陽軒のシウマイ弁当の空き箱、雑誌「Yokohama Walker」などがうち捨ててありました。

特に「Yokohama Walker」は、すんごい手の込んだ作りようです。表紙が大人気のツッパリ猫、ラム・タム・タガー。最終ページにはキャッツ占いに、なぜかユニットを組んでメジャーデビューしたボンバルリーナ&ディミータのアルバム宣伝も載っています(笑)。これが、「着うた配信中!」とかQRコードとかも記載してあって、本格的。もはや職人芸です。

他には、公演地と上演期間、上演回数と劇場の全体写真がすべて記録されている古いアルバムもあります。これは・・・これは捨てたら、あかんやろ・・・!!

(客席内と舞台は写真撮影は禁止です。心のフィルムに焼き付けましょうね☆)


もうひとつのご当地もの、それがキャッツトレイン!!

第2幕、鉄道猫スキンブルシャンクスのナンバーで猫たちがゴミ捨て場の中から各々道具を持ち出し、舞台上に汽車を作り上げてしまうのです。煙突の部分は、フロアスタンドライトが使われていたのですが、今回は「みなと・ヨコハマ」をイメージさせるガス燈に、車輪には浮き輪が使われていました。

ちなみに、これまで役目を務めていたフロアスタンドライトは、さりげなく客席内のゴミの中に紛れ込んでいました。・・・リサイクル・・・?


[猫]ヴィクトリアとギルバートとわたし

キャッツの中でもひときわ目を惹く美しい白猫、ヴィクトリア。オープニングの一場面、月光を浴びてただ一匹、ゆったりと踊る姿は本当に神秘的です。

冒頭、猫たちが客席に降りてきて展開する「ネーミング・オブ・キャッツ」。

この場面で、わわわわワタクシ、ヴィクトリアにロックオンされちゃいましたー!!きゃあぁぁぁあ!!

最初、ボケーッとしつつ、どの猫が客席のどの辺りを巡回しているのかキョロキョロとリサーチして、一段落して舞台の方へと座り直したら、目の前にヴィクトリアが。

最初は夢を見ているような感覚でボケーッと、あ~、ヴィクトリアや~、顔ちっちゃいな~、スタイルめっちゃいいな~、ほんまに綺麗やなぁ~とそんなことを思っていたのですが、そのうちようやく覚醒。

「・・・ちょっと待って?あれ、ヴィクトリアやんな?こっち見てるよな?うおあぉぉぉお!!ヴィクトリアにすんごい見つめられてる!!見つめられてるよあたし!!」と、状況を理解した瞬間に取り乱し初め、どうして良いか解らなくなり、鼻の下を伸ばしたまま、顔が固まってしまいました(爆)。

いやぁ・・・ネーミング、相変わらず油断出来ないですね・・・。

ヴィクトリアと私の密時(爆)は続き、第2幕。アナウンスが入り、客電が落ちる前から既に舞台上には猫が登場しています。

「客席内での飲食はお断りしております」とのアナウンスがあったにもかかわらず、のどが何だかカラカラとしていたので、思わずのどアメを口の中に放り込んだ私。

もごもごと口を動かしながら、ふと横にあった円形の窓を見ると、こっちをのぞき込むようにしてヴィクトリアが見つめていました(爆)。

「食べちゃったでしょ?ねぇ、何か食べちゃったでしょ?」とでも言いたげに、窓の枠にちょこんと前肢を乗せて、じいぃぃっとコチラを見つめるヴィクトリア。すっごい綺麗でしたー!!

でもこの時は、一瞬アメをのどに詰まらせそうになりました(笑)。

で、横にあるもうひとつの窓をみたら・・・今度はギルバートが「食べたでしょ?」って感じで見てました(笑)。

皆さん、客席内では飲食禁止ですよ~!(肝に銘じた人)


[猫](個人的に)史上最強のボンバルリーナ&ディミータ

今回、ボンバルリーナを演じたのは西村麗子、ディミータは団こと葉(だん・ことば)。この2人による2匹のコンビネーションが、もう抜群!!個人的には史上最強のセクシーダイナマイツコンビです。

「bomb(爆弾)」と「ballerina(バレリーナ)」という言葉を掛け合わせた名前を持つボンバルリーナ。まさにその名前の通り、グラマラスでありながらギュギュッと引き締まったボディで舞台狭しと踊り抜ける様子は美しくてダイナミック。リフトをされてもまったくからだがぶれないまま、体勢を難なく変えてしまえるのです。素晴らしかったです。

ボンバルリーナと対をはるのは、キャッツの中でもひときわ鋭い感覚を持つとされるディミータ。弾けるようなダイナミックなダンスのボンバルリーナとは対照的に、鍛え抜かれた無駄のない身体で、空気を切り裂くようにしなやかでキレのあるダンスは最高です。

この2匹がメインとなるナンバー「マキャヴィティ」は、ほんっとうに大迫力でした。素敵だ・・・素敵すぎるよ、ボンバ&ディミ!!

そう言えば、先述した「Yokohama Walker」の記事。ユニットを組んでメジャーデビューしたことになっているボンバルリーナ&ディミータのページに、デビューアルバムの収録曲が掲載されています(こんなところまで凝っている)。そのうちの1曲のタイトルが・・・


「あたしら最高」


次の瞬間、その場でくずおれて笑い転げそうになるのを必死で制しつつも、肩の震えが止まらない自分がいました。自分たちで「最高」と言い切ってしまえるボンバ&ディミ・・・面白すぎる・・・。

私も、今年のセルフテーマは「あたし最高」でいこうと思います(爆)。


[猫]もっとラブラブするように。(謎)

キャッツ最大の(とろりんさん的)萌えポイントのひとつが、双子の兄妹猫タンブルブルータスカッサンドラのラブラブっぷり(もとい、カッサンドラの甘えっぷりと、ブルータスのかいがいしい世話焼きっぷり)。

第1幕クライマックスのジェリクルボウルで見せる美しいデュエットダンスは、ため息が出るほど美しい場面のひとつ。そして第2幕冒頭、ジェリーロラムが劇場猫ガスを紹介しながら歌うシーン。上手端でぴっとりとくっついているのですが、ここで先ほどのラブラブっぷりが炸裂(笑)。

するはずだったのですが・・・今回は、今までよりもラブラブっぷりが若干薄めで、ちょっと欲求不満(爆)。肩を寄せ合ってはいても、何だかよそよそしいと言うか・・・。

タンブルブルータスを演じていたのは川野翔。真面目な兄さん猫は、ジェリーロラムの歌を真剣に聞いてました(苦笑)。

川野さん、もっとカッサンドラをいたわってやらないかん!!岩崎(晋也)タンブルは、カッサンドラを毛づくろいしてあげたり、額の汗をふきふきしてあげたり、腕枕してあげたり、それはそれはまめまめしくカッサの世話を焼いておったぞ!!そんな兄妹愛に萌えるファンが劇場の何割を占めていたことか(少数派)。

というわけで、次は頼んだぞ、川野さん!!(そんなこと要求されても)(すんごい迷惑)あ、カーテンコールでは手を振ってくれてありがとうございましたっ!!(微妙にファンレター化)

でもでも、五反田の劇場では完全に見切れてしまっていたデュエットダンスが、横浜では少しだけ(上半身)見ることができて、すごく嬉しかったです。

[猫]マジカル・岩崎ミストフェリーズ

で、先ほど突然名前が浮上した岩崎晋也さん。五反田公演ではタンブルブルータスを多く演じておられましたが、この横浜公演からは、ミストフェリーズをメインに演じることになった模様。

五反田では岩崎さんのタンブルブルータスの力強さと優しさのギャップにメロメロウハウハだったワタクシ、岩崎さんがメインメンバーの1人であるミストフェリーズを演じられている姿に、「いやぁ、大きくならはって・・・」と、妙な親心全開(笑)。

岩崎ミストは、タンブルの時と同様、力強さと優しさを兼ね備えていて、見どころの32回転も美しく決まって、すっごくすっごく素敵でしたー!!(ただのファン馬鹿)

岩崎タンブル見たさに五反田に通っていた私、今度は岩崎ミスト見たさに横浜に通っているかもしれません・・・。

(とろりんさんが岩崎晋也さんをこよなく愛している理由はコチラの記事をご覧下さい。)

[猫]カーテンコール

C席なので握手の機会はないかも~・・・と思いつつ、満面の笑顔で手拍子していると、後方列からシジェミマがやってきて、握手してくれました~!!わぁい、嬉しいなぁ☆

よっぽどすんごい笑顔だったらしく、後ろから私の顔をひょこっとのぞき込んできたジェミマ、「あらまっ、ものすごく笑ってるわよこの人」みたいな感じで一瞬のけぞっていました(笑)。

カーテンコールは3回くらいで、タガー締めはありませんでしたが、タンブルとランペルティーザに手を振ってもらえたので、満足☆

C席は、舞台を真横から観るような構造になっているのですね。上手と下手、どちら側が良いかは、どの猫がどの場面でどのポジションにいるか、各自の萌えポイントによると思います。

例えば、クライマックスのシラバブとグリザベラのシーン、ラム・タム・タガーとボンバルリーナによる大人のラブシーン(爆)、グリドルボーンの登場シーンが好きな方は下手が良いかなと思いますし、ジェニエニドッツの登場シーン、グリザベラの動きをなどを楽しみにされている方は、上手側が良いかな、と思います。


さぁ、今回も語り尽くしてしまいました(笑)。

今回もロングラン公演予定の横浜キャッツ。回転席もジェリクルギャラリーも経験させてもらったとろりんさんが、最後に狙う野望はあと2つ。ひとつは回転席最前列で観劇~☆(今まで2列目が最高)

あとひとつは、


[ぴかぴか(新しい)]タガー連れ去り[ぴかぴか(新しい)]


これしかありませんっ!!

キャッツを観たことがない方にご説明しますと、ラム・タム・タガーのナンバーの途中で、タガーが客席からお客さん(女性に限る)を1人、強引に舞台へと引っ張り上げて一緒にダンスを踊るのです。これをファンの間では「連れ去り」と呼びます。

・・・まぁ、これはタイミングと運しかありませんので、キャッツ永遠の野望ということにしておきたいと思います。


いかがでしたでしょうか、お正月キャッツレポ。相変わらずこんなナチュラルハイなテンション(?)で、今年もカンゲキライフを楽しみたいと思います。

★1月3日の出演者★

グリザベラ/木村智秋

ジェリーロラム=グリドルボーン/朴 慶弥
ジェニエニドッツ/鈴木由佳乃
ランペルティーザ/愛沢えりや
ディミータ/団 こと葉
ボンバルリーナ/西村麗子
シラバブ/五所真理子
タントミール/原田真由子
ジェミマ/王 クン
ヴィクトリア/斉藤美絵子
カッサンドラ/蒼井蘭

オールドデュトロノミー/橋元聖地
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー/田島亨祐
マンカストラップ/武藤 寛
ラム・タム・タガー/荒川 務
ミストフェリーズ/岩崎晋也
マンゴジェリー/川東優希
スキンブルシャンクス/劉 昌明
コリコパット/入江航平
ランパスキャット/桧山 憲
カーバゲッティ/松永隆志
ギルバート/龍澤虎太郎
マキャヴィティ/青山祐士
タンブルブルータス/川野 翔

キャノン・キャッツ・シアター


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今年のカンゲキ初めは…キャッツ横浜公演!! [劇団四季]

今年はトラ年。

トラと言えば、ネコ科。

ネコと言えば…

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キャーッツ!!(^▽^)ノ

というわけで、2010年のカンゲキ初めはキャッツ横浜公演よりスタートです。

横浜のキャッツシアターは初潜入。今からドキドキです♪

では、行って来まーす!!

(張り切り過ぎて開演1時間半前に劇場に到着したヒト)
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ミュージカル 『キャッツ』 横浜公演決定 ★ [劇団四季]

5月3日に千秋楽を迎える劇団四季ミュージカル『キャッツ』五反田公演。4月23日に、早くも猫たちの次の住処(すみか)が発表されました。

猫たちの新たな住処となるのは…

横 浜 ですっっ[exclamation×2]  記念に(?)、ブログパーツも貼ってみました。

五反田と、位置的にほっとんど変わらへんやん!!という突っ込みは、既に多くのキャッツファンによってなされております(笑)。

詳しくはコチラのページへ→ミュージカル『キャッツ』は終わらない 横浜公演決定!

横浜を代表するベイエリア、みなとみらい21地区にキャッツ・シアターを新設し、上演する模様です。

いやぁ、正直言って、拍子抜けしました(笑)。

もちろん、大好きな『キャッツ』をまた間近で観られる事は嬉しいのですが。4年半にわたって東京でロングランしてきたのだから、次は地方に移るだろうな~、そうして1年くらいワンクッション置いてから、また首都圏に戻ってくるだろうな~、と思っていたので。

逆に、地方のどこかの街で猫たちに会うのも悪くないな~とか思っていたら、このような事に[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

現在公演中の土地借用期限満了に伴い、次の公演地を探していた劇団四季と、みなとみらい地区の再開発計画が思うように進展しない横浜市の思いが、ベストタイミングで重なったようですね。(参照URL→NIKKEI NET)

コチラのページで、横浜キャッツ・シアターの完成予想図を見る事が出来ます。今回は1階席だけなので、より猫と客席の一体感を感じられる様子。

そして…もちろん、回転席もある模様[ぴかぴか(新しい)] やっぱり、ここはポイントですよね~[黒ハート] (ジェリクルギャラリーはなさそうですね)

そして、キャッツファンとしては気になるポイントがもうひとつ。オールドデュトロノミー(長老猫)によるサイン会は、果たして復活するのか[exclamation&question]

これまでの(というか、私が体験している)公演では、休憩時間中にオールドデュトロノミーが舞台上に残って、ファンにサイン会を実施していたのです。ですが、五反田公演では安全性を重視してサイン会はなくなりました。確かにね~、これまでも狭い通路をファンが猛ダッシュして、結構危険だったんですよね~。(往年のサインゲッターは語る>笑)

劇場も1階席のみになるし、復活しそうな予感もしますが、一体感を出すため全体的に空間をぐっと凝縮させるでしょうから、ないかも知れませんね。(その代わり、バックステージツアーとか増えると嬉しいな~[るんるん] ←好き放題言いまくりのファン[あせあせ(飛び散る汗)]

『キャッツ』横浜公演、開幕は11月を予定。ちょうど旅(長期出張)が一段落する時期でもあるし、ご褒美に行っちゃおうかな~[るんるん]

横浜キャッツ・シアター 建設予定地


グロウルタイガー(海賊猫)&グリドルボーン(悪女猫)が大暴れしそうな予感。

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劇団四季 『キャッツ』 マイ・ラスト・デイ@五反田 [劇団四季]

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桜を優しく照らす月。「月」は、猫たちのシンボルです。

2009年4月4日(土) 五反田キャッツシアター 17:30開演


5月3日に千秋楽を迎える、ミュージカル『キャッツ』@五反田キャッツシアター。もうこれが最後の五反田かも…と思い、観てまいりました。

開演アナウンスを聞きながら、「この劇場、あと2ヶ月もしないうちに、消えてしまうのか」と、ふと思いました。その瞬間、一気に涙がこぼれてしまって…。場内の照明が消える前から、ボロボロでした(苦笑)。

私の人生の原点と言っても良い、大切な『キャッツ』。私の「心の宝石箱」の中で、一際まばゆい輝きを放ち続けている『キャッツ』。きっと、どこかでまたロングランが始まるとは思っていても、やはり一区切りつく…という時の寂しさ、喪失感は何とも言えません。

そんなわけで、開演前から涙腺にスイッチが入ってしまった私、ナンバーが終わるたびにズビズビ。楽しいナンバーでもホロリ、手拍子しつつも泣き笑いという感じで、はたから見たら「このヒト、大丈夫ですか」と思われていたに違いありません[たらーっ(汗)]

でも、最後はしっかり手拍子して、手を振って、笑顔でお別れを言う事が出来ました[手(パー)][わーい(嬉しい顔)][ぴかぴか(新しい)]

以下、今回の観劇で心に残ったことを、つれづれと書き留めておきます。


C席にて

実は、キャッツシアターではC席で観劇したことがありませんでした。回転席もジェリクルギャラリーも体験したので、最後はC席上手から観てみることに。

角度的には、円形に迫り出している真横から舞台を観るような感じです。なので、舞台後方や上部への視界が遮られてしまいます。カッサンドラとタンブルブルータスのデュエットダンスと、グリドルボーンの登場シーンが全く見えなかったのは、悲しかったです・・・。(下手からは、グリ登場場面は見えるのかな?)

でも、その欲求不満を別の要素で補ってくれます。舞台袖にある、役者が通り過ぎる小道や、袖へ引っ込む時の通路にとても接近しているので、そこでヴィクトリアのしなやかなダンスを思う存分楽しみことができましたし、袖に引っ込む時の役者の皆さんの「素」のオーラを感じることができたり(笑)、けっこう面白かったです。

私のお席は、目の前がすぐ通路でしたので、「ネーミング・オブ・キャッツ」の場面では、シラバブがやってきてくれました~。五所さんのシラバブを拝見するのは初めてだったのですが、容姿と言い、雰囲気と言い、歌声と言い、私の中にあるシラバブのイメージそのもの[exclamation×2]可愛かった~~~[黒ハート]



キャッツ界の峰 富士子

ジェリーロラム=グリドルボーンを演じていたのは、秋 夢子。五反田公演では、かなり長期にわたりこの役を続投しています。

彼女には、とっても思い入れがありまして・・・。詳しくは、こちらのキャッツレポをご覧下さい。

そんな秋さんのジェリーロラム=グリドルボーン、今やすっかり私のお気に入りです。シャープな身のこなしとスタイル抜群、歌も真っ直ぐな高音が気持ちよくて。中でも、彼女のグリドルボーンはかなり大好き[黒ハート]

グリドルボーンは、2幕の劇中劇『グロウルタイガー』に出てくる悪女の役。(この場面は、役者猫ガスが当たり役である『グロウルタイガー』を劇中劇で再現する、という場面設定。そこでジェリーロラムが、相手役のグリドルボーンとして登場するわけです)

秋さんのグリドルボーンは、グロウルタイガーに見せる蠱惑的な微笑みが、とっても色っぽい。

グロウルタイガーがメロメロになっている間に、グリドルボーンはタイガーの宿敵であるシャム猫軍団を引き入れます。そう、グリドルボーンは、シャム猫軍団のスパイだったわけですね。

グロウルタイガーにはコケティッシュな微笑みをふりまいておいて、後ろを振り返りざまに、軍団に「はぁい[ハートたち(複数ハート)] こっちよ~[雷]」と小さく手で合図する時のクールな表情が、いかにも「女スパイ[ぴかぴか(新しい)]」な感じで、超カッコイイです。まさに峰富士子ばりのセクシー&キュートな感じです。

船を去るときも、追いつめられているグロウルタイガーに軽く投げキッスをして、素知らぬふりで引っ込んでしまいます。うおお~、その冷たさがたまらんっっ[exclamation×2](謎)

劇中劇が終わったら、元のゴミ捨て場。しょんぼりとその場を立ち去ろうとするガスを、優しく抱えて一緒に去っていく姿が印象的です。


双子猫にメロメロ

タンブルブルータスカッサンドラは双子の兄妹猫、ということで毛並みがそっくりです。兄は長身、妹は小柄ですが、とにかくダンスが最高。

この2匹のくっつきぶりが、一部キャッツファンにとっては見逃せないポイント(笑)。

「ジェリクルボウル」の場面で舞台後方で展開される2匹のデュエットダンスが観られなかったのはとっても残念ですが、上手で待機していることが多いので、その仲良しぶりを目の当たりにすることができました(笑)。

2幕冒頭、ジェリーロラムが役者猫ガスを歌で紹介するのですが、他の猫たちはあんまり気のない感じでゴロゴロしています。

タンブルブルータス&カッサンドラも2匹揃ってゴロゴロしているのですが、タンブルブルータスはごろにゃんとしているカッサンドラを毛繕いしてあげたり、前肢をさすってあげたりと、面倒見の良い兄ぶりを発揮。

今日はにゃんと(←?)、タンブルブルータスがカッサンドラに腕枕してあげちゃったりなんかしてるんですよーーーっっ[exclamation×2] カッサンドラはすっかり甘えちゃってるし、きゃわいいいい~[黒ハート] 興奮のあまり、思わず鼻血が出そうになりました(爆)

他の猫に対してはちょびっと攻撃的だったりするタンブルブルータスも、妹のカッサンドラが一緒にいる時は、片時もカッサンドラの側を離れません(群舞の時はそれぞれのポジションに入っていますけれども)。

野良猫たちが主人公の『キャッツ』。もしかしたら、タンブルブルータスとカッサンドラは、まだ仔猫の時にお母さん猫を失って、2匹だけで肩を寄せ合って必死で生きてきたのかなぁ・・・と考えると、あの仲良しぶりの理由が納得できて、ちょっと切なくなりました。

様々な性格の猫たちが躍動する『キャッツ』。一匹一匹の猫たちには、それぞれの物語を抱えているのでしょうね。それを想像して観るのも、またひとつの楽しみ方かもしれません。



タガーさん、相変わらず大暴れ


つっぱり猫でご存知、ラム・タム・タガー。今日もメス猫たちの黄色い声を独り占めです(笑)。

この場面では、メス猫たちが「にゃあぁぁ~ん[黒ハート]」とタガーにすっかり発情しておりますが(笑)、シラバブだけは「???」という感じで上手袖から様子をうかがっているのが、めっちゃキュートです。

そんなシラバブに、コリコパットかミストフェリーズ(どっちかだと思う…)が、「お子ちゃまはわかんにゃくていーのっ」みたいな感じでシラバブをからかっていたのが、また可愛かったです。

そんなタガーさん。2幕冒頭でもやってくれました。

2幕は導入の音楽など入らず、静かに舞台に猫が集まってきて始まるのですが、客席にざわめきと笑いが…。

「ん?」と思って、観客の皆さんの視線を追っていくと、下手ジェリクルギャラリー。よ~く見ると…。

ラム・タム・タガーが、何食わぬ顔して客席に座ってました。(爆)女性が髪の毛をさわるような時と同じようなしぐさで、首回りの毛を気にしつつ、澄ました顔で舞台を見下ろしています。思わず、「なんでやねんっ」と突っ込んでしまいました(笑)。

この日のタガーは荒川 務さん。四季ではかなりベテランの方ですが、ダンスは軽快、甘い歌声も健在。余裕と遊び心満載のステージングでした。



猫にごあいさつを

キャッツのラストを飾るのは、猫たちによる「猫にごあいさつ」の大合唱。凛とした表情で舞台に立つ猫たちの中心で、長老猫オールドデュトロノミーが、厳かに高らかに歌い上げます。

「猫は犬にあらず」

そりゃそうだ、という突っ込みが聞こえてきそうです。事実、私も以前はそう突っ込んでいましたから[あせあせ(飛び散る汗)]

しかし、歌はこう続きます。

「とても似ているあなたと とても似ているあの人と とても似ている人間と さあ 猫にごあいさつを」

ほかの誰でもない、ただひとりの自分。

人生は、その自分自身を探す旅。

それが、キャッツの根底に流れる普遍のテーマだと思います。猫の姿を描いたミュージカルだけれども、その様子や性格はまるで人間達とそっくりです。

たくさんの人と出会い、たくさんの人と交わる世界で、誰でもない、自分自身を見つけることは簡単なことではありませんし、簡単に見つけ出せるわけでもありません。それでも、真摯に自分の行くべき道と対峙すること。謙虚な気持で努力を重ねること。それを突き詰めた時、本当の自分の姿見えてくる…。

このミュージカルが、私たち観客にいちばん伝えたい事。その全てが、この一曲に集約されているのですね。

だからきっと、『キャッツ』を観るたびに励まされ、勇気をもらう事が出来るんだな…と思うと、胸がいっぱいになりました。

ありがとう、キャッツ。この言葉が、自然と口に出てきます。もう本当に五反田とはお別れなんだあぁぁ(涙)。



アンコール

お楽しみのアンコール!!客席に猫たちが下りてきてくれて、握手をしてくれます。

この日は、マキャヴィティラム・タム・タガーに握手してもらいました!!うわ~い[るんるん]

マキャヴィティは、皆さまご存知(なのか?)の「悪の帝王」です。2幕途中でオールドデュトロノミーを連れ去ってしまい、猫たちと死闘を繰り広げます。(ちなみに、連れ去られたオールドデュトロノミーは、マジシャン猫ミストフェリーズによって救い出されます)

そんなマキャヴィティさんに握手してもらえるとは思っていなかったので、かなり嬉しかったです…。そのまま連れ去られたらどうしよう~、ミストフェリーズがマジックで助けてくれるかしら~[かわいい]、とか思ったりして[るんるん](←あほ)。

つっぱり猫のラム・タム・タガーも、両手で包み込むように優しい握手をしてくれました。「ありがとう」と伝えると、目をクリッとさせて、ニヤッと笑ってくれました(←ニヤッ、なところがタガーさんですな)

カーテンコールは、5回くらいあったかな?最後、手を振りながら退場するマキャヴィティ、コリコパット、ボンバルリーナに向かって、「ありがとー」と言いながら手を振ってみたら、3匹とも気がついてくれて、より勢いをつけて手を振り返してくれました[exclamation×2]  嬉しいな~。

そう言えば6年前、大阪キャッツ(@大阪MBS劇場)のマイ楽の時も、最後の最後に手を振り交わしたのは、ボンバルリーナだったな、と思い出しました。

ふとしたことで、たくさんの思い出が涌きあがってくる大切な宝物、『キャッツ』。いつかまためぐり逢うことが出来る日まで、そっと宝石箱にしまっておこうと思います。

終演後は名残惜しくて、舞台の近くや客席を歩き回って、なかなか劇場から出ることが出来ませんでした。そんな私を急かすことなく、優しく見守って下さった客席係の方達にも感謝です。



これだけ人気の高いミュージカルですから、五反田公演が終了した後、日本のどこかで幕を開けるのではないかと期待しております。今度はどこかな~。

猫たちーー[exclamation×2]どこへ行こうと、君たちは君たちだーーっ[exclamation]いつまでも人々を勇気づけておくれー[exclamation×2]



★おまけ★

五反田ラストの記念にと、手に入れたのは…。
CA391887.JPG
またトートバッグかい!ちょっと前にも買ってたやんかっ(自己突っ込み)。

でもこれ、可愛いんですよ~。ほら~。
CA391888001.JPG
内装が「CATS」ロゴだらけ[るんるん]ちなみに表は、片面は黒地にグレーで「CATS」と書かれているデザイン、片面にはロゴの入った小さな黄色のタグが付いています。これなら、キャッツファンとバレずに日常でも使える~[グッド(上向き矢印)]

いやぁ、CATSのロゴで、シンプルだけどインパクトが強いので、普段の外出に使うにはちょっと勇気がいるもので…[あせあせ(飛び散る汗)]これなら外見はプレーンな黒いトートバッグなので、活用できますっ!!


キャッツ 4月4日17:30公演の出演者

グリザベラ/木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン/秋 夢子
ジェニエニドッツ/小松陽子
ランペルティーザ/チェ ウンヘ
ディミータ/有永美奈子
ボンバルリーナ/西村麗子
シラバブ/五所真理子
タントミール/八鳥仁美
ジェミマ/王 クン (上に「方」を2つ書き、下に「土」)
ヴィクトリア/千堂百慧
カッサンドラ/蒼井 蘭
 
オールドデュトロノミー/チェ ソンジェ
バストファージョンズ・アスパラガス=グロールタイガー/寺田真実
マンカストラップ/西門宇翔
ラム・タム・タガー/荒川 務
ミストフェリーズ/金子信也 (本来は「ゆみへん」に「也」)
マンゴジェリー/川東優希
スキンブルシャンクス/劉 昌明
コリコパット/花沢 翼
ランパスキャット/ユ ホンチョル
カーバゲッティ/齊籐太一
ギルバート/入江航平
マキャヴィティ/金久 烈
タンブルブルータス/川野 翔

五反田キャッツシアター



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マイ・ラスト・五反田キャッツシアター [劇団四季]

2004年11月11日にオープン以来、4年6ヶ月にわたって上演されてきた『キャッツ』五反田公演が、とうとう5月に幕を下ろします。今日が最後の五反田キャッツかもしれない、と思いつつ、足を運びました。

私がキャッツについてどれほど思い入れを持っているかは、これまでのカンゲキ記録からご推察していただけると思いますので、ご紹介しておきます(笑)。(↓日付をクリックしていただくと、その記事へ飛びます)

2005年3月25日

職場の皆さんを無理矢理引き連れてカンゲキ。本当はこの前年(つまり、初日が開けてすぐ)に五反田初キャッツをしっかり済ませているのですが(笑)、過去ブログのため記事がありません…。

2005年12月3日
「キャッツは面白くない」とのたまった友人に激怒して連行。「キャッツは面白い」と認めさせることに成功しました(笑)。

2006年3月18日
キャッツ上演史上、初めて設置された「ジェリクルギャラリー」でのカンゲキ。舞台と一体化した、いつもとはまた違った興奮を味わいました。

2006年8月19日
20年越しの夢、回転席でのカンゲキ[exclamation×2] いや~、もう、感動と興奮で鼻血が出そうでした(爆)。

2007年7月11日
回転席の興奮ふたたび。妊娠8ヶ月の友人と共に。お腹の中の赤ちゃんも、一緒に楽しんでくれたんですよ~!一方で、この年に逝去された服部良子さんを偲ぶことにもなり、「生きる事」についても深く感じさせられた舞台でした。

2007年8月19日
1ヶ月後に再びカンゲキ。しかも、1年前の同じ日にもカンゲキ(笑)。この時のお席はジェリクルギャラリーでした。宝塚OGの有永美奈子(宝塚での芸名は「未宙星沙」)さんがキャッツデビューしたとの報を受け、急遽チケットを取ったんですよね~。

2008年は結局、劇場に行くことが出来ず、気が付いたら千秋楽が決定していました(涙)。本当は4月19日が千秋楽だったのですが、ファンの要望に応えて、5月3日まで延長されたのだそうです。キャッツ…みんなに愛されてるなぁ~(涙涙)。

五反田でのカンゲキ回数は、今回を入れて7回。人生を通じての通算キャッツ回数は13回。(…意外と伸び悩んでる?>笑)

今回は、発見した事や劇場の様子などを思いつくままに書き連ねてみたいと思います。猫(役)の名前もバンバン出てきますけれど、御了承下さいm(_ _)m。



劇場内は、キャッツの歴史をたどるかのように、色々な工夫がされていました。

(画像は、クリックすると拡大表示します)
キャッツヒストリー.JPG
これは、キャッツ日本公演の上演記録が記されているボードです。

CA391885.JPG
私にとって思い出の大阪公演。(でも、難波大阪スタヂアム公演は行ってません>苦笑)

これ[バッド(下向き矢印)]は、ずーっと皆さまにお伝えしたいな~と思いつつも、なかなか実行に移せなかったのですが…。

トイレの標識です。よ~く見ると…
CA391869.JPG
にゃんと、猫ちゃんです~[黒ハート] ちなみにコチラは「婦人用」。

ロビーには、猫たちのパネル写真が掲示されていました~。実写(というのか?)のパネルだ~[るんるん]

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パネル額の下には、それぞれの猫の尻尾もぴょろんと下がっております[るんるん]

ちょっと、アップで見てみましょう。(ブレブレですが…[あせあせ(飛び散る汗)]

(猫の名前は、全て左からお読み下さい)
CA391880.JPG
「キャッツ」の物語を導く存在、オールドデュトロノミーとシラバブ。かわええ~[ハートたち(複数ハート)]

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タンブルブルータス、カッサンドラ、ヴィクトリアの麗しきダンサー猫となぜか並んでいる、でぶっちょなバストファー=ジョーンズ(^^)

タンブルブルータスとカッサンドラは同じような毛並みをしていますが、実は双子の兄妹猫という設定(らしい)です。

CA391873.JPG
左から、マンカストラップ、ジェミマ、タントミール。

冷静なリーダー猫、マンカストラップは、いつもみんなから頼りにされています。カッコイイッす、兄貴っ。元気いっぱいのジェミマに、クールビューティーなタントミール。

CA391867001.JPG
グロウルタイガー、グリドルボーン、ギルバート、スキンブルシャンクス。

スキンブルシャンクス、だ~い好き[黒ハート] ヤツがいなけりゃ出発できないよ~[るんるん]

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ボンバルリーナ、ディミータというセクシーダイナマイトコンビと、猫界の悪の帝王、眼差し鋭いマキャヴィティ。

CA391878.JPG
泥棒猫のマンゴジェリーとランペルティーザ。悪名高きカップルさっ。



写真がたくさんになってしまったので、今日はこの辺で~。次の記事では、舞台で感じたことを思いつくままに書いておきたいと思います。

五反田キャッツシアター

 


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春のめざめ [劇団四季]

本日の東京は、久しぶりに青空が思いっきり広がった~!!という感じです。

早咲きの桜が、満開を迎えていました[かわいい]

CA391789.JPG

ソメイヨシノよりも小輪で、八重咲きです。なんという種類なのでしょう・・・?

CA391790.JPG
別角度から。

それにしても、やっぱり桜の薄紅色には空の青がよく映えますね[るんるん] 空気も暖かくなって、いよいよ春が本格的に目を覚まし始めたような感じです。何かが始まりそうな予感に、胸がワクワクする季節です[揺れるハート]

演劇界でも、いよいよ「春のめざめ」が近づいてきましたね。そう!今年はブロードウェイミュージカル『春のめざめ』が、劇団四季によって日本初演されます。初日は5月2日。公式サイトは、コチラから~。

十代の少年少女が主人公ということで、俳優陣も若手を中心に構成したキャスティングのようですよ。若いエネルギーが炸裂する、パワフルなステージになりそうですね。

So-netブログでは、製作日誌が公開中です。
開幕までの60日ストーリー 『春のめざめ』製作日誌


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劇団四季 『キャッツ』 ジェリクルギャラリー観劇 [劇団四季]


左より、マンカストラップ、グリドルボーン、ディミータ。

2007年8月19日(日) 五反田キャッツシアター 13:00開演

先月のキャッツ回転席に引き続き、今回はジェリクルギャラリー(JG)からの観劇。このお席での観劇は2度目です。

第1回目のJGレポはコチラ

今回のとろりんさん的ポイントは、有永美奈子ディミータ田邊真也タガー。どちらも初見。特に有永さんは今週からキャッツデビューということで、ヅカファンとしては何としても観に行かねば!といった心持ち。

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劇団四季 『Wicked ウィキッド』 [劇団四季]


カレッタ汐留で開催中の「エメラルドファンタジー」。

2007年8月7日(火) 電通四季劇場「海」 18:30開演

【スタッフ】
作曲:スティーヴン・シュワルツ
装置デザイン:ユージーン・リー
衣装:スーザン・ヒルファーティ
日本語演出:浅利慶太

 

【キャスト】
沼尾みゆき、濱田めぐみ、小粥真由美、森以鶴美、李涛、武見龍磨、松下武史 ほか

2003年の初演以来、爆発的な反響を呼んでいるミュージカル『Wicked』が、ついに日本でも幕を開けました。劇団四季にとっては、久々の大型ロングラン公演。今回は初見でしたので、いつも通りいちばん後ろの席で観劇してまいりました。

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劇団四季『キャッツ』 1年ぶりに回ってきました♪ [劇団四季]


2007年7月11日(水) 五反田キャッツシアター 13:30開演

1年ぶりに、キャッツ回転席を堪能してまいりました♪作品自体に対する感想やイメージはほとんど変わりませんので、今回は小ネタをとりとめなく書き留めておきます(笑)。

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