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劇団四季ミュージカル 『CATS』 職場DEカンゲキツアー [劇団四季]

◆◆ 劇団四季ミュージカル 『CATS』 ◆◆

2005年3月25日(金) 18:30開演 五反田CATSシアター

出演: 劇団四季

とうとう3月も去ろうとしております…。
年の初めの3ヶ月は、本当に早いものですね。
多くの会社・学校では新年度が始まります。
皆様の新しい1年が、充実したものでありますように。

…と、祈りつつやってまいりましたのは、五反田キャッツシアター。
CATS東京公演2度目の観劇、そして今回は職場の上司&同僚3人を
引き連れての職場DE観劇ツアーの添乗員としてまいりました。

*****

私のカンゲキ人生において、CATSはひときわ特別な存在です。

小学生低学年の頃、初めてナマで観た舞台が『CATS』大阪公演でした。
まだ幼なかった私が受けた衝撃、そして感動はすさまじく、この時の経験が
今の私の原型(動きが劇画ちっく、何にでもすぐ感動する、常にテンション高め)
を形成してしまった、と言っても過言ではないと思います。

子どもの頃、真っ直ぐ心を貫いた衝撃は、そのまま忘れられない記憶になり、
大人になってからは、その奥深さに触れてますます虜になってしまいました。

CATSに出逢わなければ、これほどまでにカンゲキ好きになっていなかったでしょう。

******

CATS東京公演カンゲキレポは以前使用していたブログでも書きましたので、
こちらをご参照下さい。

カンゲキ通信(名前一緒) http://spaces.msn.com/members/kangeki/
2004年12月24日記 11月のカンゲキ記録

私は初見より数えて8回目のCATS観劇ですし、
今回はCATS初体験2人+初演を観たという1人の様子をもとにお送りいたします。

…と、思って、席の配慮なんかも考えておりましたら…。

3人様が口を揃えて言うことには、
「舞台も楽しみだけど、CATSに興奮するとろりんさんのはしゃぎっぷりが観たい」。
と言うことで、お席も何故か、私が一番観やすい席に(笑)。

そ、そうですか…。では、カンゲキレポへまいりましょう。

*****

CATS遭遇も(推定)8回目ということで、ようやく心も落ち着いて観劇できるように
なりました(笑)。

今回は上手(「かみて」。客席から舞台に向かって右側。ちなみに左側は「下手(しもて)」)の
お席でした。普段は真ん中のお席で観ることが多いので、舞台を少し横の角度から
観る事になるのですが、正面席では味わえない感動や発見がいくつもありました。

月明かりの中、身繕いするようにゆったりと踊る白猫のヴィクトリアの数々の美しいポージング、
月影に身を落とし、星空を仰ぎ見るグリザベラの孤独ながらも美しい横顔が、印象的でした。

「ああ、ここの場面はこういう仕掛けやったんや」とか、
「あの猫はあそこから出てあっちの箱の中に引っ込んでいくんか~」など、
正面から見られない舞台の仕掛けや猫の居所など、新しい発見がたくさん。
そういう意味で、本当に楽しいカンゲキでした。

また、歌舞伎のお芝居でも、役者さんによって役柄の風情、性格が微妙に
違ってくるように、登場する猫達も、出演者によって色づけがされていて、
歌舞伎で言う性根(人格としての、根底の部分)は同じでも、個性のカラーは
本当に人の数だけ違うんだな、と実感。

*****

ちょっと残念だったのは、グリザベラと同じくらい、舞台の鍵を握る猫、
シラバブを演じた女優さん。初めて見るお名前だったので、
おそらく最近スタメン入りをした若手さんでしょう。

緊張のためか、「メモリー」を数フレーズ歌うシーンでは
声がうわずってしまい、歌の世界に浸る事ができず、ちょっと
現実世界に戻ってしまいました…。

ダンスでも、シラバブを大きくリフトする場面が何度もあるのですが、
まだまだ身のこなしが硬く、身体に力が入ってしまっているようで
せっかくのリフトにも大きさ、伸びやかさが感じられなかったのが残念。
また彼女をリフトする男優(オス猫)陣も彼女をリフトするタイミングを
非常に慎重に見計らっているのが伝わってきてしまい、
こちらまでハラハラしてしまいました。

なかなか思うように出来なくて、一番もどかしい思いをしているのは
ご本人だと思います。今は1つ1つのステージを大切に勤めて、
いつか「これだ!!」という瞬間を掴んで欲しいですね。ファイト~!!

*****

今回、私のハートをわしづかみにしたのは、小さなグレーのメス猫、カッサンドラ。
(ちなみに演じたのは、2001年の大阪公演の頃から演じられている女優さん)
小柄ながら、美しいダンスで、前回の観劇でもひときわ目を引く存在でした。

「ネーミング オブ キャッツ」というシーンで、猫たちは客席に展開して
お客さんの間をすり抜けながら独白するシーンがあるのですが、
今回、私の座っている席の通路には、カッサンドラが。

カッサンドラは、私の前の席の方をじいぃ~…っと見て、
(猫ポーズで)台詞を言っていたのですが、その
「にゃう?」
みたいな感じ(どんな感じだ)が、もう、めっちゃきゃわいいいい~~~っ!!(暴走)
一瞬、お家に連れ去ろうかと本気で考えてしまいました(笑)

そんな私の邪気(笑)を察したらしいカッサンドラは、
私の足元には来ずに、ササッと向かい側の客席へ行ってしまいました…。
さすが猫っ。

そんな私のバカ話はここまでにしておいて、同僚の皆様の感想を一言ずつ。

F女史 「初演以来でしたが、パワーアップしていて、『進化するミュージカル』
     というキャッチコピーは本当だと感じました。」

G嬢  「ダンス好きにはたまりませんっっ!!あたし、進む道間違えたかも…」

M氏  「行くまでは『何が面白いんやろ』とか思ってたけど、劇場に入った瞬間
     『すんませんでした』って思った。物語はよく解らんけど、ホンマ面白かった」

語弊がありますが、M氏の感想「よく解らない」が、初見の方に一番多い感想でしょうね。

「よくわからなかった」けど「面白かった、また観たい」と思うのか、
「よくわからなかった」ので「もう観るのはいいや」と思うのか、
それは観た人によると思います。
でも、ま、CATSファンとしては一度は観てもらいたいです(笑)。

今日のお星さま…★★★★★ (長いつきあいなので、満天>笑。24匹の猫たちに、乾杯♪)


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コメント 2

itigo

こんにちは。
私もキャッツを初めて見たときは、意味はよく分かってませんでした。
(まだ子供だったこともあると思いますが・・・)
でも、意味は分からなくても、すごい!楽しい!綺麗!という感動があって
印象深い思い出になってます。
再公演される度に、見に行き続けたいです。
by itigo (2005-03-31 23:12) 

★とろりん★

itigoさん、書き込みありがとうございます!
11月にもご覧になるそうで、楽しみが増えましたね☆
私もあと2回くらいは観ておきたいと思ってます(笑)
by ★とろりん★ (2005-04-01 10:34) 

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