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第28回 藤田佳代舞踊研究所発表会 [ワタクシゴト]

◆◆◆ 第28回 藤田佳代舞踊研究所発表会 ◆◆◆

2005年10月15日(土) 18:00開演
神戸文化ホール 大ホール

出演 藤田佳代舞踊研究所の生徒さん

演目 第1部 きみはどこへゆくの
    第2部 海の神様から山の神様へ

*****

16日より和歌山をめぐる旅が始まる予定だったのですが、
私は一足先に前日に関西入り。神戸へとやってまいりました。
「第28回 藤田佳代舞踊研究所発表会」を観劇するためです。

  文化ホール前で燃え続ける「文化の火」。

私の勤務先では、毎年、某文化賞を制定させていただいているのですが、
今年は3名が受賞され、神戸在住の舞踊家、藤田佳代さんにも授与させていただきました。
神戸で30年近く、モダンダンスを教えていらっしゃる方です。

授与式の際、私が関西出身で神戸の大学を出ている事からお話が弾み、
そのご縁でご招待をいただきました。せっかくの機会なので…、とお邪魔することに。

【カンゲキレポ】
「発表会」なので、お客さんは出演者のご家族やそのご友人一家など。
私たちは劇場後方ブロックの通路すぐ前の席で鑑賞していたのですが、
目の前を何回、生徒さんのお母さんやお父さんがものすごい勢いで
走り去って行ったことでしょう(笑)。
そして、その親御さんを追いかけて、何人のお子さんが駆け去って行ったことでしょう(笑)。

*****

第1部、第2部ともに、創作舞踊です。
ひとつの物語をテーマに、各パートに様々なダンスを採り入れる趣向。

*****

でも、舞台にはものすごく感動してしまいました。
もちろん、プロの舞台で知らず知らずのうちに要求している
テクニックとか魅せ方とかとは全くの別の次元で、
本当に純粋な温かいものをたくさんもらった舞台でした。

子供の持つ力って、大人が考えている以上にすごい、と改めて思いました。
2,3歳の、まだ走ることもおぼつかない小さな子供たちも、精一杯お姉さん
たちの姿を見て踊るんですよ。そして、立つ位置やタイミングなんか、
子供たち同士でフォローしあっているんです。

藤田先生の研究所には、「リズムクラス」があります。
ダウン症を持つ人のために開設されたクラスです。
もちろん、リズムクラスの生徒さんも出演。大らかな踊りで舞台を盛り上げていました。

一度ライトの中に出てしまえば、大人や子供関係無しに舞台を勤めるのが、
舞台に立つ者の役目であり、責任だということが、あんなに小さいうちから
知らず知らずのうちに身についているのですね。

子供たちを包み込む藤田先生の包容力、そして「子どもを信じる力」に、
改めて感じ入りました。
私も多くの子どもたちと関わり合う仕事をしています。
ですから、とても色々なことを、この舞台から学んだような気がします。
言葉ではうまく表現できないのですが…。

今日のお星さま…★★★★☆(子どもの持つ無限の力に乾杯☆)


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