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かけあし鹿児島 [旅]

仕事の合間に時間ができましたので、せっかくの機会にと鹿児島市内の名所旧跡をかけあしでめぐってみました。

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鹿児島中央駅前にある「若き薩摩の群像」。幕末の黎明期、国禁を犯して英国へ留学した薩摩藩士をモチーフにしたモニュメントです。

背景にそびえるのは、鹿児島中央駅に隣接する商業施設アミュプラザ鹿児島の観覧車、「アミュラン」。時代は本当に移り変わっていきますね。

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市電に乗って向かったのは、市役所前。そこから少し歩いて、宝山ホール(鹿児島県文化センター)。ホール前の広場にたたずんでいるのは・・・。

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見事に影になってしまっておりますが(笑)、維新の功労者のひとり、小松帯刀像です!!

いや~、お会いしたかった!!実はワタクシ、2年前に大ヒットした大河ドラマ『篤姫』放映中の折、若干はやった「篤姫占い」で「★とろりん★さんは小松帯刀です!」
という結果が出て以来、とても印象に残っている人物だったのでした。

ホールから、朝日通りを城山方向に少し歩きますと、すぐ目に入ってまいりますのがこちら。

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どん!いわずと知れた西郷隆盛像です。朝日通りと「歴史と文化の道」と名づけられた道路がちょうど交差する地点に建立されています。

「歴史と文化の道」を少し歩くと、お堀が見えてきます。お堀沿いになおも歩くと・・・

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薩摩藩主の居城であり、篤姫も数ヶ月を過ごした鶴丸城に到着~。小松帯刀氏に出会ったころから既に頭の中には大河ドラマ『篤姫』のテーマソングがずーっとエンドレスで流れていたのですが、ここでイントロ部分がひときわ大きく鳴り響きました(笑)。

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鶴丸城にはすでに当時の建築物などはなく「鹿児島県歴史資料センター 黎明館」が建てられています。

3階建てで、原始時代か現代に至るまでの鹿児島県の歴史と幕末維新の出来事、薩摩文化や郷土芸能などの資料がホログラムや立体模型などを用いて展示されていて、とても充実した内容です。

鶴丸城を出て、少し歩きますと、ボコボコと穴のあいた石垣を見かけます。

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西南戦争の爪痕。穴の部分は、戦争も末期を迎えたころ、城に向かって撃ち込まれた銃弾の痕なのだそうです。

石にこれほど穴を穿つほどですから、想像も出来ないほどにすさまじい攻撃だったのでしょう。

幕末から明治にかけて、光と絶望、そして再生を見たであろう鹿児島の街。

ひとつの街に、どれだけの歴史が眠っているのであろうか・・・。旅でいろいろな街を訪れるたびに、いつも果てのない思いを抱いてしまいます。

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この日の桜島は、山頂付近に薄く雲がかかっていました。

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はなみずき

私も、とろりんさんと駆け足鹿児島旅を出来た気分です♪ いつも、楽しい旅レポ、ありがとうございます~!

尚五郎さんにお会いできて良かったですね! 運命の再開♪、ですね。(ドラマでの再開、泣けましたね~…!!)

鹿児島市の市電、おっしゃれ~、ですね。

お仕事、お疲れ様です!!
by はなみずき (2010-03-07 11:29) 

★とろりん★

はなみずきさま、

続けてのコメント、ありがとうございます!!

鹿児島中央駅前→小松帯刀像→西郷隆盛像→鶴丸城跡(黎明館)→西南戦争時の石垣は、2時間ほどでゆっくりと巡る事ができました。

黎明館には「大河ドラマ篤姫」撮影に使用された衣装や小道具の展示コーナーも。篤姫(当時於一)と帯刀(当時尚五郎)が友の証として交換した御守袋が、対になって展示されていました!!それを見た瞬間、目頭が熱くなりました(笑)。

西郷さんの銅像のふもとに観光案内所があり、名所だけでなく美味しい食事処への行き方も教えてくれるので、とってもありがたいですよ~。
by ★とろりん★ (2010-03-07 16:39) 

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