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宝塚歌劇団 in FNS歌謡祭 [宝塚歌劇]

12月7日に放映されたフジテレビ系「FNS歌謡祭」。宝塚歌劇団も4年ぶりに登場。

大空祐飛(おおぞら ゆうひ)率いる宙組の精鋭16名が出演しました。ただいま、東京公演中の宙組。この日も舞台を終えてからの生中継出演。本当にお疲れ様でした!

リアルタイムで見ることはできなかったのですが、旅から帰ってきてから、ずっとリピートしっぱなしです(笑)。

以下、コラボ順に、ツボや感想などを思いつくままに。


平原綾香×北翔海莉&凰稀かなめ=「おひさま」

平原綾香さんの右隣に北翔海莉(ほくしょう かいり)、左隣に凰稀(おうき)かなめ。

NHK朝ドラ『おひさま』の主題歌を歌います。

ほっくん(北翔)とかなめちゃん(凰稀)は、衿やズボンのサイドにラインストーンの施された黒燕尾。

ブラウン系のシャドウでちょっと控え目ではありましたが、意外にふだんの舞台メイクと近い感じでしたね。客席で観ているアーティストさんたちにはちょうど良いメイク加減だったかも。テレビでも違和感なかったし、良かったです☆(←歌劇ファンのひいき目かもしれませんが・・・)

ほっくんの歌声、やっぱり癒されるわ~。「ハナウタ」、久しぶりに聴きたくなりました。(←本当に素敵な歌です!着うたフル配信は、コチラへ☆

かなめくんはテレビ向きヴィジュアルね。その笑顔に癒される・・・☆(←長旅の疲れからか、癒しを求めている)

3人のバックにふわりと登場する娘役。白のチュールをふんだんに使ったドレスをなびかせ踊ります。

チュールの下に広がるスカートの色ごとに、ピンクが大海亜呼(おおみ あこ)、オレンジが純矢(じゅんや)ちとせ、イエローが愛花(あいはな)ちさき。ちなみにこちらのドレスは、2009年の宙組公演のショー『Amour それは・・・』から「アムール、それは」でも使用された衣装です(←歌劇ファン向け情報)。

そこへ、黒燕尾姿も麗しい悠未(ゆうみ)ひろ、十輝(とき)いりす、寿つかさの3名の男役が颯爽と登場。それぞれ大海、純矢、愛花とデュエットダンスを踊ります。ここの颯爽とした登場ぶりが、これぞ宝塚!!と言わんばかりの折り目正しさとキビキビさで、こっそりツボでした(笑)。

タラちゃん(愛花)の手を取るすっしーさん(寿)、超オトコマエ!!

ちょっと、皆さん、あの左端の男役さん、宙組の最上級生さんなんですよ!!最上級生で組長なのにダンスリーダーなんですよ!!(←興奮してすっしーさんアピール中)

全てを包み込むような温かいほっくんの歌声と、かなめちゃんの爽やかなスマイルに惚れ惚れしました~☆平原さんの歌声や雰囲気とも合っていたし、感動しました。


鈴木雅之×大空祐飛=「恋人」

舞台は変わって、我らが宙組トップスター、大空祐飛が、鈴木雅之さんと「恋人」を歌います。

鈴木さんが歌うバックで踊る、黒燕尾の男役さんたち。「あ、あの背中!」と思った瞬間、くるりと振り返り、スッと抜け出てくる祐飛さん。


・・・ゆーひさんっっ、カッコよすぎっっっ!!ヾ(≧∇≦*)


ちょっとリーゼントっぽいヘアスタイルの祐飛さん、歌声が渋くて素敵☆「星空にためされてる」の巻き舌が素敵!!(←褒めてます)。射抜くような鋭い眼差しが超素敵!!オトコマエな微笑みが超絶ステキ!!(←貧相にも程がある語彙力)

バックで踊るのは、前列左から蓮水(はすみ)ゆうや、春風弥里(はるかぜ みさと)、鳳翔大(ほうしょう だい)。後列左から、七海(ななみ)ひろき、凪七瑠海(なぎな るうみ)、鳳樹(ほうじゅ)いち。黒燕尾です。


・・・88期トリオそろい踏みキタ━━(゚∀゚)━━!!


ご説明しますと、2002年に初舞台を踏んだ宙組88期生男役、蓮水・春風・鳳翔の3人組のことをファンの間でこう呼ぶことがあるのです。個性も実力もある若手男役トリオで、宙組公演を観劇する時はこの3人を観るのもすっごく楽しみにしていました。

12月2日に発表された人事異動で、春風は花組へ、鳳翔は雪組への移籍(宝塚では「組替え」と言います)が決まり、このトリオは解体してしまうのですが、こうして映像に残されて良かったな。

サビ部分から、前場に出ていた北翔・凰稀・寿・悠未・十輝も加わります。ここの登場っぷりも、めっちゃキビキビしてて、超絶カッコ良かったー!思わずテレビ画面の前で「チーム上級生キタ━━(゜∀゜)━━ !!!!!」って叫んでました(笑)。

その直前に、踊りながら隊形移動する七海くんといちくん(鳳樹)も、頑張ってました!

上級生が加わるだけで空気が引き締まるし、安定感とオラオラ感が倍増して、素敵ですな☆ともちん(悠未)ととっきー兄さん(十輝)の超絶男役オーラとか、すっしーさんの誰よりも端正なダンスも堪能☆

ちーちゃん(蓮水)がやたらフレームイン!ちーちゃん、ますますカッコ良くなってきたな~☆大ちゃん(鳳翔)も、祐飛さんのバックにこっそりフレームイン!

いいわ~、最後のポーズもオラオラしててオトコマエで、みんな良いわ~☆(≧∇≦)キャー☆(←ひどいくらいに語彙力なさすぎ)


槇原敬之×野々すみ花=「林檎の花」

純白のドレスを身にまとって、歌うマッキ―の周囲を可憐に、優雅に踊るすみかちゃん。


・・・すみかーーーーーーっっっ!!!(≧∇≦)
(←あまりの愛らしさに絶叫)


薄紅色の小さなりんごの花・・・まさにすみかちゃんやがなー!!(←感動のあまり関西弁)「ちょっと、これがウチの宙組トップ娘役なんですわ!」(←以下同文)と、いろんな人に自慢して回りたいくらい(笑)

裾が長くてボリュームのあるドレスだったから、脚を高く上げたりジャンプする振りがなくて、いつもショーで観るような躍動感あふれるダンスを見られなかったのは残念。でも、やわらかくしなやかな腕の動き、エレガントな背中の反り、そして何と言っても、まさに林檎の花を思わせるような清々しい透明感!!本当に綺麗でした。

ラストは祐飛さんと宙組生全員も加わり、大合唱。澄んだ歌声で、こちらの心まで洗われるような晴れやかなステージでした。

* * * * *

J-POPとのコラボと聞いて、若干の危惧を抱いていたのですが、宝塚の空気感にもマッチするような選曲で、こちらも安心して「タカラヅカ×外の世界(笑)」のコラボを楽しむことができました。

上でも少し述べましたが、宙組は春風・鳳翔の他にも北翔(→専科へ)・十輝(→星組へ)と大々的な組替えが予定されています。このメンバーで、今この時しか見られない宙組の姿を映像に残すことができて、本当に良かったと思います。

* * *

宝塚歌劇団の出番が終わった直後のCMに嵐さんが登場して、とろりん的には夢のようなリレーでした(笑)。

嵐×葉加瀬太郎×宮本笑里の「迷宮ラブソング」は・・・通常スタジオとしては使用されない場所での生中継で、アクシデントはつきものとは言え(宝塚の出番でもハウリングが起きていましたしね)、気の毒なトラブルでした。それでも笑顔で歌い、踊りきった嵐さんに拍手を送ります。

ところで、FNS歌謡祭を見るたびに思うのですが・・・コラボする必要って、あるのでしょうか?(←無邪気に言ってみる)

有名アーティストの名曲を、そのアーティストが歌う。そのシンプルな構成で充分楽しめると思うのですが。コラボする意味をあまり見出せません。その曲がいちばん魅力的に、いちばん人の心に届きやすい形で伝わる方が、アーティストとしても視聴者としてもいちばん良い事なのだと思いますけれどね。

ああ、でも宝塚は本当に素敵な世界だなぁ、としみじみ思いました。外部出演すると、独特のピュアな存在感、キラキラ感が際立ちますね。

ていうか、早く宙組東京公演に行かないと!!(←最後の最後で大事なことに気づくヒト)


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でるふぃ

とろりんさま

私もこの録画、何度も見直して楽しんでます。
今、このメンバーでのテレビ出演、貴重でうれしいお仕事でした。

詳しい並び位置を教えてくださって、ありがとうございます。
今一つ、私、並びが自信なかったんです。
文句なく、かっこいいすっしぃさんや、ともちん、みーちー大ちゃんは
わかったのですが、いっちゃんがね、
なかなか見つけられなくて。
さすが、宙組をよく観られてきた、とろりんさま、
ありがとうございます!

あんな風に柔らかに踊るえっちゃんはめずらしい、そして、
すみ花ちゃんは、花のように優雅で可憐で、でもしっかりしてて、
トップスターらしかったです。みんなが新鮮でした。

コラボする意味は、その一つは、
このジャンルはいいけど、これはいや!というような偏狭な思い込みをくずして、
音楽・・・音を楽しむという素の自由な世界へ引き込んでくれる、
架け橋のようなものかな、と。
たとえば、『宝塚?なんか、好きじゃない、あの衣装や化粧がいや!』と
思っている方にも、
聞きなれた「おひさま」なら、こだわりなく心を開いて、
聞いて見てくださる、そんな効果があるのではと思います。

そして、コラボしたからこそ、本来の曲のよさ、これを歌った歌手の
素敵さを再認識する、いい機会にもなると思います。
たまに違う角度から見ると、いつもの景色がまた違った魅力があることに気づくように。
(もうひとつだけ・・・ヅカファンとしては、
生身の男性と並ぶと、男役の不思議な美しさが際立つんですよね・・^^)
by でるふぃ (2011-12-13 15:43) 

★とろりん★

でるふぃさま、

コメント、ありがとうございます!!

(勝手ながら、いただいたコメントをこちらで編集させていただきました)

えっちゃん、さすが女優!いつもはダイナミックでパンチのある舞台を拝見することが多いだけに、あんなに柔らかに踊る姿は新鮮ですよね。場の空気や曲の雰囲気に合わせてたたずまいを自在に変えられる娘役さんですね。

すみかちゃんも、本当にステキでした!マッキ―の周りをくるくる、ふわふわと舞い踊る姿は、春風に舞う林檎の花びらのようでした。もちろん、祐飛さんも最高にイケメいてました!(←嵐ファンになってから知ったのですが、イケメンでキラキラしていることを「イケメく」と言うらしいです)

コラボの意味・・・なるほど!
やっぱりでるふぃさまは大人だなぁ。すごく納得しました。

ワタシの中では、10年近く前に宝塚歌劇団選抜チーム(らんとむ含む)と
某女性アイドルグループがコラボした時の失望感(むしろ怒りに近い)が、
めちゃくちゃトラウマになってまして・・・(汗)
「宝塚とJ-POPのコラボ」と言うと、その時のイヤ~な記憶がよみがえってしまうのですよね・・・。
(その後のSMAPさんとの競演@スマスマは、成功だと思います)

「タカラヅカ」を観たことのない方、ちょっと食わず嫌いな方を違和感なく
その世界へ惹き込むためには、コラボは良い機会になるのですね!

>>たまに違う角度から見ると、いつもの景色がまた違った魅力があることに気づくように。

確かに!
でるふぃさまのコメントから、たくさんの事を教えていただいた気がします。
ありがとうございます!
そして、こうして外部の世界で観ていると、やっぱり
タカラヅカの男役さんは、独特の美しさとオーラがありますね☆
by ★とろりん★ (2011-12-13 16:03) 

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