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100年目のタカラジェンヌへ [宝塚歌劇]


3月29日、宝塚音楽学校100期生の合格発表がありました。


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宝塚音楽学校 100期生合格発表 (NHKニュース)

将来のタカラジェンヌを養成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で、節目となる100期生の合格発表が行われ、難関を突破した40人が憧れの舞台への第一歩を踏み出しました。

大正2年に開校した宝塚音楽学校のことしの合格者は節目の100期生に当たり、午前10時に合格者40人の受験番号が発表されました。

番号を見つけた受験生たちは大きな歓声を上げて友人と抱き合ったり携帯電話で家族に報告したりしていました。

ことし宝塚音楽学校を受験したのは15歳から18歳までの924人で、合格した40人は23倍の難関を突破しました。

3回目の受験で合格したという東京出身の及川月子さんは「頑張ってきたかいがありました。人を引き付けられるようなタカラジェンヌになりたい」と話していました。

入学式は来月16日に行われ、新入生は2年間、声楽やバレエの厳しいレッスンを受けて憧れの舞台を目指します。



競争率23倍、夢のタカラジェンヌへ第一歩 (YOMIURI ONLINE)


兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で29日、第100期生の合格発表があり、難関を突破した40人がタカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。

歌劇団が創立100周年を迎える2014年春の初舞台を目指す。受験者数は昨年より16人少ない924人で、競争率23・1倍。午前10時、校舎前の掲示板に合格者の受験番号が貼り出されると、家族と抱き合って喜ぶ姿が見られた。

中学3年から4回目の受験で合格した高校生(18)(宝塚市)は「最後のチャンスで100期生になれたのも運命。東日本大震災で被災者の方々が懸命に復興へと歩む姿に勇気づけられてきたので、今度は私が舞台から人々を勇気づけたい」と話していた。



春来る、夢の舞台へ第一歩 宝塚音楽学校で合格発表 (神戸新聞)

宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市武庫川町)で29日、合格発表があり、倍率23・1倍の難関を突破した40人が「春」をつかんだ。今回の合格者は第100期生。節目のタカラジェンヌへ一歩を踏み出した。

宝塚歌劇は1914年に始まり、2014年に丸100年を迎える。劇団員を養成する宝塚音楽学校は今回、「100年目のタカラジェンヌへ」をキャッチフレーズに受験者を募集。全国から924人が面接、実技試験に臨んだ。

午前10時に校舎脇の掲示板に合格者の受験番号が掲示されると、受験生の歓声と涙に包まれた。兵庫県出身者は都道府県別で東京都と並んで最多の8人が合格。夙川学院高3年の太田玲奈さん(18)=宝塚市=は「4回目の受験でラストチャンスでした。それで100期生というのは運命的」と目を潤ませていた。

入学式は4月16日。2年後の初舞台を目指し、レッスンに励む。



タカラジェンヌ卵40人 100期生合格発表 (日刊スポーツ)


兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(岩崎文夫校長)で29日、第100期生の合格発表があり、40人がタカラジェンヌになるための切符を手に入れた。ことしの受験者は924人で、23・1倍の難関を突破した。

在校生が午前10時に赤いリボンをほどき、二つ折りになった掲示板を広げて発表すると、合格者は歓声を上げて友人や家族と抱き合った。その後、在校生の拍手に迎えられ、校舎に足を踏み入れた。

中学1年から厳しいレッスンを続けてきた長野県安曇野市の高校2年林田佳蓮さん(17)は3度目の受験で突破。「小学生の時に宝塚の舞台を見て、いつかそこに立ちたいと思った。今まで生きてきて一番うれしい」と涙をこぼしながら話した。

入学式は4月16日。2年間のバレエや声楽のレッスンを経て宝塚歌劇団入りを目指す。入学試験は今月20~28日、宝塚市と川崎市で実施。課題曲で声量や声質、ダンスでリズム感などを審査した。

宝塚音楽学校は1913年、少女が歌や劇を披露する劇団「宝塚唱歌隊」として発足。46年に現在の名称になった。

戦争の影響で44~45年は生徒の募集を中止。新入生の入学が一時途絶えたが、発足当初は1年に何度か入学させることがあったため、今回が第100期生となった。来年7月に100周年を迎える。


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昨日は、テレビのニュースで合格発表の様子を見ることができました。

発表を待ち望む、不安でいっぱいの表情。「それでは、合格者を発表いたします」と、本科生の凛とした声が響いた瞬間の、空気が止まるような何とも言えない緊張感。そして、自分の番号を見つけた瞬間、これまでの緊張、不安、喜び、これからのこと・・・様々な感情が一気に噴き出すかのようにはじける笑顔と涙・・・。

毎年、彼女たちの純粋な笑顔と歓声と涙を見るたびに、こちらまでもらい泣きしてしまいます。

2年間の研鑽を積んで彼女たちが初舞台を踏むのは、2014年。宝塚歌劇100周年のときです。きっとこれからの方が大変だと思います。さまざまな苦労をすると思いますが、今日の喜びと感激を忘れず、一歩ずつ進んでいってほしいですね。

どうか彼女たちの歩きだす道が、希望の光にあふれていますように。そして彼女たちの存在が、次の100年をつなぐ星となって、宝塚歌劇の歴史の中で輝きを放ちますように。

100年目のタカラジェンヌに、栄光あれ!!


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