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実はこっそり冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP 鳥取ロケ地(だいたい)めぐり [KANJANI∞]

鳥取の旅の行程表をもらった時から、私の心にはある野望が渦巻いていました・・・。



「これ・・・

『冒険JAPAN!』、出来るんとちゃう?」



「冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP」とは、2010年4月~2012年3月まで、ABC(テレビ朝日)系列で放映されていた旅番組。関ジャニ∞のメンバーが47都道府県を訪問し、クチコミ情報をもとに美味しいものや名所などを訪ね、地元の人々との交流を深めるという番組でした。

かなり地元密着型の旅番組で、旅人としては参考にさせてもらうことが多かったこの番組。例えばこのブログで2度ほど登場している佐賀市「カフェ・ドンキホーテ」のシシリアンライスなどは、これで紹介されたのがきっかけで訪れたのでした。おかげで、今や若干「ドンキホーテ」さんの常連になりつつあります(笑)。

その時の記事はコチラへ☆

鳥取の旅は、2010年12月5日に放送。横山裕君と渋谷すばる君が、鳥取砂丘から倉吉の餅しゃぶしゃぶ、境港で水揚げされるハイブリッド(松葉ガニと紅ズワイガニのハーフ)、北栄町の砂丘長いもなどを堪能する・・・という内容でした。

そして今回、私がめぐる旅は、鳥取~倉吉~米子~境港を横断するという日程。

この、(とろりん的に)神スケジュールをフル活用しない手があろうか!否!!(←反語)

エイトさん(もとい横山君>笑)が訪れた場所を、訪れないという事があろうか!否!!(←反語)(←2回目)

鳥取を旅することはほとんどないし、チャンスは今回しかない!行けるところは行ってみようではないか!!(カニはたぶん無理やけど・・・)

・・・と、旅本来の目的を忘れそうになりながらも、合間にロケ地をだいたい巡ってきました。本当に「だいたい」ですので、あまり期待されませんよう・・・。

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まずは、「冒険JAPAN!」のスタート地点にもなった、鳥取砂丘から。

すばる君が、ラクダのチェリーちゃんに乗って華麗に登場した場所です(笑)。

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私たちが砂丘に着いたのは、日が暮れる直前(しかも曇り空)。

暗くてわかりにくいのですが、砂丘の稜線はほぼ変わっていません。

この辺の砂を、きっと横山君もすばる君も踏みしめたのね・・・ふみふみ・・・(←踏みしめている)(←放送はほぼ2年前なので、その頃の砂は文字通り砂塵の彼方に消えている)

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ちなみに、ラクダのチェリーちゃんは9時から16時までの勤務。この日はもう店じまいしていて、お会いできませんでした~。

案内してくださったタクシー運転手さんによると、ラクダは乗る時にケガをする確率がいちばん高いのだそうです。まず前脚を立ててから、勢いをつけて後脚を立ちあげるので、がっくん、という衝撃と急な傾斜で後ろにひっくりかえってしまい、そのまま転落するケースが多いんですって。すばる君は身軽だから、きっと難なく乗れちゃった事でしょうね。

それから、ラクダに乗って砂丘を一周できると思われがちだそうですが、砂丘はほとんどが国定公園に指定されているので、ラクダで遊覧できるのは、上の写真ですばる君が歩いているエリア一帯だけ。2人の奥の方に見えている砂丘は国定公園内なので、ラクダなどの乗り物は使用できず、自力での散策となります。


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さて、続いては、とろりん的にメインイベントというか、倉吉に行くんだから、絶対に絶対に行こう!と心に決めていたお店!


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「町屋 清水庵(せいすいあん)」さん。


ヨコすばが堪能した「餅しゃぶしゃぶ」のお店です!!

倉吉に行くと知ってから、絶対にどうしてもこのお店に行きたかったワタクシ。出発当日、羽田空港で飛行機に乗る前から、同行者一同に「倉吉に、美味しいと評判のお店がありまして・・・」と吹聴開始(笑)。

最初は「餅しゃぶしゃぶ?もち豚しゃぶしゃぶじゃなくて?」「お餅だけでお腹いっぱいになる?」とイマイチな反応・・・。しかし、ついに決行当日になり、私が「今日は、1人でも餅しゃぶしゃぶを食べに行きます!」と宣言すると、「まぁ・・・とろりんさんがそこまで言うなら・・・」と怪訝な表情でついて来てくださった同行者。


結果・・・


「こんな美味しいの食べられて、幸せ!!」と、大絶賛の嵐でした!よっしゃ!ありがとう、ヨコすば!!


実際、その後も続いた旅で、今夜の夕食はどうしようか~という話になるたびに、「餅しゃぶしゃぶのインパクトが強すぎて・・・考えられない・・・」「餅しゃぶしゃぶ・・・また食べたい・・・」と、仲間内で禁断症状が出るくらいでした(笑)。

いそいそと入店。

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この日はお客さんが少なめで、1階のお座敷でいただきました。撮影は2階だったんですよね~。無理を言って2階にしてもらえば良かった。(←ただの迷惑な客)

「清水庵」さんはもともと、倉吉で100年以上の歴史を持つ老舗のお餅屋さん。10年ほど前に、まちづくりの一環としてこの「餅しゃぶしゃぶ」を考案されたのだそうです。鳥取産のお米を使ったお餅に鳥取の特産品を練り込んで、味に変化と工夫を加えたのだとか。

番組で紹介されていたのは、お餅12種類のそろった「餅しゃぶ膳」(1,050円)。

腹ぺこりんこなとろりん一行は、お餅12種類にマーブルポークという地元産の豚肉がついた「豚しゃぶ膳」(2,100円)を注文しました。

他にも、東伯牛(とうはくぎゅう)をつかった牛しゃぶ膳(2,100円)や、鳥取の漁港で水揚げされた新鮮な海の幸をいただける「海鮮しゃぶ膳」(2,675円)も、美味しそうでしたよ~☆

ワクワクしながら待っていると・・・来ました~~!!

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2段になっている籠の上段に、12種類のお餅と野菜!

番組とは並び順が違いますが、左(手前)から順番に、にんじん・しいたけ・抹茶・かぼちゃ・胡麻・ブルーベリー・とうがらし・とうもろこし・よもぎ・えび・ゆず・とちもち、12種類のお餅が並んでいます。

牛や豚の脂が混ざらないよう、お鍋は2つに分けられたものを使います。片方は餅しゃぶしゃぶ専用、もう片方はお野菜やお肉など、普通のしゃぶしゃぶ専用にしていただきます。

では、さっそくいただきま~す!

煮立ったお出汁の中にお餅を入れて、しゃぶしゃぶ~。

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お店のお品書きには、「5~10秒しゃぶしゃぶしてください」と書いてありますが、番組のテロップ通り、5~6秒くらいで引き揚げてしまうのがいちばんです。お鍋から取り出して口へと運ぶ間にも、熱でどんどん柔らかくなっていきますから。

「まだちょっと固いかな?」と感じる頃合いでサッと引き揚げるのがオススメ。

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おつゆやタレなどは使わず、そのままお鍋のお出汁だけでいただきます。

鰹と昆布だけでとったお出汁、これがもう何とも言えないまろやかな風味と芳醇な旨味で、素晴らしかった!


そのお出汁でいただく餅しゃぶしゃぶは・・・




・・・ふわぁ・・・!!!

(絶句)



・・・驚愕のあまり、思わず目を閉じて沈黙してしまいました・・・。

言葉では表現できないくらい、何とも言えない深い味わい。つきたてのお餅の食感や甘みはもちろん、それぞれ練り込まれた食材独特の風味もやうま味も活かされていて。これはちょっと・・・衝撃的・・・!!

後はもう、はふはふしながら夢中で食べてしまいました。

お餅もそれぞれに風味と味わいが異なりますが、私はさっぱりとした酸味がきいたブルーベリーと、濃厚なうま味のあるえびのお餅がお気に入りでした。

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↑しいたけが大嫌いなのに、しいたけ入りのお餅を「美味しい」と言ってしまったすばる君(笑)。

でも確かに、しいたけはお出汁の風味といちばんマッチした味わいだったので、ひと口ではしいたけだと気付かないかも。


そして、お餅とともに我々を至福の時間へと導いてくれたのが、倉吉で育てられているというマーブルポーク!

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このお肉が、最高に美味しかった!!

個人的には、今までで食べた豚肉の中で、最高の美味しさ。

本当に、



おいっしい~~~~っっ!!!!



・・・と、思わず築100年以上の屋根を突き破ってしまいそうな勢いで叫びそうになるほどでした!!

お肉独特の臭みもなく、口に入れるとふわっと溶ける食感と、優しい甘みが広がって・・・どうしようもないくらい美味しかったです!!(←貧相すぎるボキャブラリー)


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セットについてきた茶碗蒸し。お腹に優しい温かさでした。


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同じく、おじやのあんかけ。

このあんも、お出汁がすごくきいていて、本当に美味しかった・・・!


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夜には店先にかがり火が焚かれて、幻想的です。

うわ~、このお店に来ることが出来て、本当に良かった・・・。ビバ!初志貫徹!!(笑)


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さて、お次は境港。

境港駅から続く約800メートルのアーケード街に作られたのが、「水木しげるロード」。

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↑こちらは、境港駅前にある水木先生と鬼太郎たちのブロンズ像。番組内でもチラッと紹介されていました。

この「水木しげるロード」の近くに、松葉ガニの雄と紅ズワイガニの雌の間のみに生まれるとされる「幻のカニ」、ハイブリッドをたくさん取り扱っている水産業者さんがあるとの情報を得て、ヨコすばがこの付近を探索に来たんですよね。


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横山君が鬼太郎に目的地を訊ねていたのが、こちらの「水木しげる記念館」です。

ちなみに、私が訪れた日は鬼太郎&ねずみ男ではなく、砂かけ婆が勤務していました☆

「水木しげるロード」については、写真をたくさん撮ってきたので、またあらためて記事をアップしますね~!

で、予想通り、

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ヨコすばが恍惚の表情を見せたハイブリッドの贅沢どんぶりは、さすがにいただくことができなかったので・・・。


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「大漁市場なかうら」にて、「カニとろ丼」(1,400円・・・だったかな?)をいただきました~。

カニの身を独自の技法で熟成させて、まぐろのトロのようなうま味と深い味わいを引き出したのだそうです。やまかけ丼のように山芋や玉子などが乗っていて、その上からさらに特製のタレをかけていただきます。

これも、本当に美味しかった~!餅しゃぶしゃぶの時もそうでしたが、一行が食べ終わるまで、ひたすら無言の時間が続きました(笑)。

本当は、ヨコすばが訪れた「境港さかなセンター」に行きたかったのですが、あいにくこの日は定休日でした。残念!でも、カニとろ丼がめっちゃ美味しかったから、いっか☆


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最後は、すばる君のお母さんと同級生だったという女性と偶然の出会いを果たした北栄町の特産品、「砂丘長いも」!

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う~ん、美味しそう☆

当然ですが、これはさすがに収穫体験は出来ず(笑)、鳥取市内や米子の居酒屋さんでいただきました。

北栄町には訪れる機会があったので、現地の方に「○○さんという方が収穫される砂丘長いもが美味しいって聞いたんですけど・・・」と、番組にも登場した長いも掘りの達人の事を訊ねてみると、「ああ、○○さんね、はいはい」という反応だったのにはビックリ!さすが達人・・・!!

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こちらは、「炉端かば 鳥取店」でいただいた、「砂丘長いもとちくわの醤油焼き」。

鳥取県って、ちくわをよく食べる風習が江戸時代からあるそうなのですよ。

番組内では宮川大助師匠(倉吉出身)が「豆腐ちくわ」を紹介されていましたが、こちらもすごくポピュラーな食べ物だそうです。私もいただきましたが、見た目は「色白なちくわ」という感じ。食感や味はちくわそのものでした。


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こちらは、米子にある居酒屋「藤吉郎」さんでいただいた、「砂丘長いもの短冊揚げ」。

砂丘長いもに梅肉と大葉をはさみ、衣に包んで揚げたもの。

これがもう、めっちゃ美味しかった!!

すばる君や横山君も「甘い!」「フルーツですね」と言っていましたが、本当にすごい甘み!余分な水分が飛んでいるのでさっくりと軽い食感なのに、長いも独特の甘みと旨味がぎゅっと凝縮されています。密度が濃い味わい。う~ん、思い出したらまた食べたくなってきちゃいました~。

この歯ごたえと味わいは、本当にクセになります!事実、旅の間に「藤吉郎」さんには2度行ったのですが、そのたびに「短冊揚げ」は2皿注文され、うち1皿は「とろりん分」として私がほとんどたいらげていました(笑)。


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だいたいロケ地めぐり、こんな感じで終了しました。

鳥取を旅する機会はめったにないので、チャンスは存分に活かしきったと自負しています(笑)。

最後は、横山君とすばる君もロケ移動中の車窓から見たかもしれない景色を・・・。


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鳥取のシンボル、大山(だいせん)。

今の時期は天気が不安定なので、山頂までくっきり鮮やかに見えるのは稀なのだそうです。確かに、旅していた1週間の中で、裾野から山頂まで鮮明に見ることができたのは、この1日だけでした。

彼らがロケを行った時期は見事な快晴だったようなので、大山もきっと美しく、クリアーに見えたことと思います。


美味しい、楽しい、鳥取の旅でした☆


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