とろりん的☆「TOM'S SELECTION」 [宝塚歌劇]
お待たせしました~。こちらの記事では、蘭寿とむスペシャルDVD-BOX「'TOM'S SELECTION」から外れているけれど、ワタシだったらこのカテゴリーに入れたいなぁ・・・という、「とろりん的☆らんとむ名場面」についても勝手に語っております(笑)。
ワタシが蘭寿ファンになってからの舞台、ならびに映像からピックアップさせていただきました。大変な長文なので、お時間のある時に御覧下さいね。同じ記事のリンクが重複してることがありますが、何度でも読みなおしてください(笑)。
また、うろ覚えだったり手元に公演プログラムがない場合は、正確な表記はせず、「『●●(作品名)』 の、どこどこの場面のダンス」のような、曖昧かつ適当な表記をしております。何卒ご容赦ください。m(_ _)m
それでは、ごゆっくりどうぞ~☆
とろりん的☆TOM'S "HOT" SELECTION
『ル・ポァゾン 愛の媚薬』(2011)より・・・ 第4章 愛の誘惑 第9場~第10場
→記事
スーツのらんとむが男役を従えて踊る。キザる。誘惑する。娘役と絡む。結論:危険極まりなし(笑)。
当時、「踊るらんとむ」に飢えていたワタシにとっては、もうこの場面だけで脳がスパークしそうでした(爆)。
『ル・ポァゾン』自体、ワタシにとってはとても思い入れの深いショーですので、この作品にらんとむが主演するというだけでも何だかすごく感動しましたし、感慨深い思いだったことを覚えています。
プロローグで思い出の振りを踊るらんとむに興奮したすぐ後、「ル・ポァゾーン」という歌いだしを聴いた瞬間に、どぼーっ!と涙があふれましたものね。どんだけ情緒不安定なのかと(笑)。
『CONGA!!』(2012)より・・・第三夜 第10場 マチョ・ロマンティスモ
海賊野郎の大迫力の群舞。血沸き肉躍る興奮でした。ええ、それはもう、血沸き肉踊る興奮でした(←2回言った)。
花組男役総動員の大迫力かつ情熱的なダンス。ホリソントから勇ましい掛け声とともに肩を組んで駆け出してくるシーンは本当に興奮しました。その中心でひときわ強く、大きな存在として君臨する蘭寿の熱さ、男らしさ。本当にカッコ良かった~・・・(うっとり)。
とろりん的☆TOM'S "COOL" SELECTION
『維新回転!!竜馬伝』(2006)より・・・徳川慶喜
→記事
並はずれた政治力と智謀に長けていながら時勢の波を覆すことはできず、時代の荒波に飲み込まれていった徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜。らんとむが演じた慶喜は、冷徹で気高い表情の中に、徳川幕府の歴史と運命を背負った男の葛藤、その歴史を自らで終わらせてしまうことへの苦悩をにじませて、すごく好きでした。
終盤、大政奉還を決意した慶喜@蘭寿は、「男の負けっぷり」という、文字にするととんでもないタイトルのソロを銀橋で歌います。
初見の時は、「男の負けっぷり~!」と熱唱するらんとむに、どう反応したら良いのか戸惑い、客席で脱力・・・orz
しかし、2度目に観劇した時は、志半ばで自ら「負ける」ということをあえて引き受けた慶喜の葛藤と苦悩が伝わってきて、胸が詰まりました。
頬に流れる涙をぬぐうこともせず、凛然と前を向いて去って行った、誇り高き最後の将軍。その、玻璃のように美しく切ない横顔は、今でもまぶたの裏に焼きついています。
やっぱり、らんとむは青天が似合う・・・☆と再確認した舞台でもありました(笑)。
『シャングリラ―水之城―』(2010)より・・・第2場 プロローグ
→記事(ロックオンレポ)
→記事(→Pia-no-jaC←×KAZUMI-BOY×らんとむ=向かうところ敵なし)
→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)の楽曲を使用し、KAZUMI-BOY先生振付のダンス場面。
もう文句なしに、すーごいカッコ良かった!!(←ボキャ貧)
→Pia-no-jaC←のオシャレなのに疾走感あふれるメロディーに、一秒も無駄にしないKAZUMI-BOY先生の緻密な振付に、らんとむの身体能力が恐ろしいほどピタリとハマり、めっさオトコマエで色気のあるダンスシーンでした。
余談ですが、この時にらんとむが着用した衣裳が、そのまま『Streak of Light』でも使用されています。
『"R"ising』(2010)より・・・Rad5 RHYTHM―鼓動―
→記事
ANJUこと安寿ミラさん(元花組トップスター)振付によるダンス場面。ボブ・フォッシーを彷彿とさせる振付で、観ているだけでワクワクするようなダンスナンバーでした。
またまた話は横道に逸れますが・・・ワタシがこれまで観劇してきた宝塚のショーで、今でも「ナンバー1」だと思っているのが、1991年に上演された『ザ・フラッシュ!!』。構成と言い演出と言い、傑作です。
このショーには、宝塚歌劇史上初めて、ブロードウェイから振付家を招聘して作られた「ダンシング・オン・ザ・ベニー・グッドマン」という場面があります。男役も娘役もシンプルな黒のスーツにソフト帽を身につけて踊る、このショーの白眉とも言える名ナンバー。
まだ幼かったワタシは、キラキラの衣裳や甘いデュエットダンスが好きで、当時は生意気にも「何でこんな渋い場面がこんなに長いんだろう~、早く次の場面にならないかな~」などと思っていたものですが、年齢を重ねてこのショーを見返すたびに、「これこそ、宝塚屈指の名ナンバーだ!」と、その素晴らしさをようやく実感できるようになりました。
実はちょうどこの場面にメインダンサーの1人として出演していたのが、ANJUさん。そして当時学生だったらんとむは、宝塚ファンとしてこの作品を観劇しているのです。
ということは、もしかしたら、らんとむがコンサートをすると決まった時に、ANJUさんに「『ザ・フラッシュ!!』のベニー・グッドマンのようなダンスをしたい」とお願いしたのではないかな・・・?などと勝手に妄想しています。振付とか、男役のグループと娘役のグループが交互に登場したりする構成がちょっと似ていたので・・・。そうだったら、なんだか嬉しいなぁ。
『"R"ising』(2010)より・・・ Rad 10 REBIRTH ―再生―
→記事
「One Night Only」に合わせて踊る、黒燕尾のらんとむ・・・本当に美しかったなぁ・・・(思いだしてうっとり☆)。
前場からの心情でしょうか、美しいのに儚くて孤独で、誰も寄せ付けないような神々しさに満ちながらも、高みを見つめるまなざしは温かくて。
照明や演出の効果でしょうか、果てしなく広がる銀河の中、星空の中でらんとむが踊っていたようなイメージが、今でも心に焼き付いています。本当にそういう演出だったのかどうかはDVDを見直さないとわかりませんが(汗)、そんな心象風景が広がった、という事でご理解いただければ。足や腕を高く上げるたびに、その足先から、その指先から、キラキラと星屑が煌めくような・・・そんな想像です。
今でも、いちばん記憶に残っている「黒燕尾のらんとむ」の場面かも知れません。
とろりん的☆TOM'S "CLASSICAL" SELECTION
『レビュー誕生』(2003)より・・・第13場 スワン・レイク
→記事(カンゲキ☆アーカイヴより)
本物のバレエの舞台で、両手をクロスさせて首をくるりと回すという振付をオデット姫が踊りますが、それと同じ振付を黒燕尾の男役が踊ります。
その耽美な美しさに息をのみました。特にらんとむの指先から手の甲、手首、腕、肩、そしてくるりと回転させる首筋までが綺麗に一直線になっていて、本当に素敵でした。
『Amour それは・・・』(2009)より・・・第14場 She・・・
→記事
先日の記事でも少しお話しましたが、エルトン・ジョンの「She・・・」を銀橋で歌う場面。
手話を交えながら歌うのですが、これがまた指の滑らかな動きが本当に美しくて、思わずため息が出るほど。歌もらんとむの声質によく合っていて、聴くたびに癒されていました。
『カサブランカ』(2009)より・・・第2幕 第22場 フィナーレE
→記事
大階段前の男役によるダンスコンビネーション。白シャツに白タキシード、黒の蝶ネクタイに黒のスラックスといういでたちで踊る、男役の群舞です。
中心で踊っていた宙組トップスターの大空祐飛が退場した後にも、白ジャケットの男役はしばらく踊るのですが、圧巻はラストの決めポーズ!!寸分の狂いなく決まる、綺麗な足のリーチ!!完璧な背中のライン!!あのポーズを見るたびに、客席で失神していました(笑)。この最後の背中の決めポーズを見たいがためにDVDを購入したものです。
とろりん的☆TOM'S "DARK" SELECTION
『カクテル』(2002)より・・・第4章 リキュール 第9場 キルシュ・カシス
若き修道僧(瀬奈じゅん)が謎の老婆に一杯のカクテルを手渡され、それを飲んだら絵の中の美青年(匠ひびき)に魅了されてしまい、その世界へ閉じ込めてしまう・・・という場面から、華やかな中詰へ繋ぐ重要な場面。再び同じように若き修道僧(蘭寿)が謎の老婆にカクテルを手渡されて・・・という場面。一瞬だけ見せる、ダーク・・・というか、暗い表情が好きでした。
で、らんとむの場合は瀬奈さんの二の舞にはならず、ぐいっと飲み干した次の瞬間、パカッと満面の笑顔になって、老婆と楽しく踊りながら中詰へ繋ぐ役割を果たすのですがね。怯えた表情でうつむいたと思った次の瞬間、ヒマワリが咲いたかのようにパアッと明るい笑顔へ変わる一瞬が大好きでした。
・・・あれ?最後はやっぱり、「DARK」ではなくなってる・・・(汗)。
とろりん的☆TOM'S "LOVING" PASSION
『NEVER SLEEP』(2007)より・・・後ろ抱っこ
→記事
蘭寿とむが宙組へ組替えとなって初めてのバウホール主演作品。チラシの段階からすでに、美羽あさひちゃんを後ろ抱っこするらんとむの優しい表情にクラクラしていました(笑)。「きた!甘いラブストーリー、キタコレ!」と、青年館公演を観るまでどれだけワクワクしていたことか☆
で、実際の場面では、色々とすったもんだのあげく、手錠をかけられてしまったサミュエル(らんとむ)が、不安になるブリジットをそっと後ろから包み込むのです。手錠をしたままなので、腕を高く上げて、ブリジットの頭の上から腕を下ろしてすっぽりと抱き込む形になるんですね。
それがね~!!
超!超カッコかわいいんですよ!!ヾ(≧∇≦*)〃キャー☆ヾ(*≧∇≦)〃 キャー☆
抱き締める前もね、それまで勝気だったのに、ふと弱さを見せるブリジットが愛しくなって抱き締めようとするんだけど、自分が手錠をかけられていることに気づいて迷うんだけど、「あ、こうすれば良いか」と思いついて、躊躇いながらも、すぽっとブリジットを包み込むんですよね。その時のらんとむ@サミュエルの表情とちょっとした仕草がね!もうねもうね、ズッキュンバッキュンなんですよ~!!
サミュエルみたいな男の人、どこかにおらへんかなぁ~・・・と本気で考えていたあの頃・・・(笑)。
『カサブランカ』(2009)より・・・第2幕 第11場「帰路」
→記事
↑ コチラの記事でも熱く語っていますが・・・(恥)。
反ナチス運動の指導者として圧倒的なカリスマ性を誇り、「世界中をアッと言わせた男」「世界が注目する男」と称されるヴィクター・ラズロ。その彼の人間らしさが垣間見える場面です。
「私も収容所で辛かった。だが、君に再び会える日を夢見て耐えることが出来た」。
ナチスに抵抗され、拷問や追及を受けてもなお強靭な精神力で指導者の位置に立ち続けるラズロ。その彼の全ての力の源が、イルザ(野々すみ花)という、ただ1人の女性に対する一途な愛、というところが、たまらず素敵じゃありませんか!
この後、ラズロはイルザを強く抱き締めます。その時の表情が、指導者として見せる意志の強い微笑でもなく、ナチスや警察と対峙する時に見せる冷静な強さを感じさせる顔でもなく、切なくて、愛おしくて、ひたすらに「恋する男」の顔になるんですよ。
イルザを抱きしめたらんとむ@ラズロは、ぎゅっと固く目をつぶるのですが、一瞬だけ、今にも泣き出しそうな、崩れそうな表情になるのです。彼がどれだけイルザを愛し、イルザの存在がどれだけ彼にとって心の支えに、生き続ける力となっているのかが伝わってきて、こちらまで切なくなって、胸が潰れそうでした。
でも、そんな心もとない顔を、彼は絶対にイルザには見せないのです。この後のラズロはいつも通り、穏やかさと意志の強さを湛える微笑に戻り、イルザを残して1人で反ナチス集会へと向かいます。
この時の表情と仕草の切り替えがまた、オトコマエだったぁ~!!「ヴィクター、気をつけて」とイルザに声をかけられ、「ああ、君も」と返事をしながらシュタっと手を上げる仕草が、らんとむ全開の光速俊敏さ。観るたびに悶絶して客席でクネクネしていました(←迷惑な客)。
『逆転裁判』(2009)・『復活』(2012)より・・・二段階あばら折り抱きしめ技
→『復活』 感想(5)
やっぱり、らんとむの情熱的な抱き締め方は全世界の女性のあこがれです(←とろりん比)。
中でも上述の「後ろ抱っこ」と双璧をなすのが、「二段階あばら折り抱きしめ技」でしょう。あんな風に熱く強くらんとむに抱きしめられたら、我がカンゲキ人生に悔いなし!!
とろりん的☆TOM'S "SPARKLING" SELECTION
『月の燈影』(2002)より・・・第2幕 第1場 川向う・深川富岡八幡宮の境内②
言わずと知れた、ワタシがらんとむ墜ちした思い出の作品。まさに、まさにこの場面でワタシ、らんとむに釘付けになりました。
江戸の火消し職人・次郎吉(蘭寿)が、ひょんな事から当時「川向う」と呼ばれていた隅田川(大川)東岸へ足を踏み入れ、そこで行方不明になった幼馴染の面影を宿した幸蔵(彩吹真央)と顔を合わせることに。それをきっかけに、川向うに住む人々と交流が生まれ、やがて陰謀に巻き込まれていく・・・という青春群像劇。
川向うで知り合った辰巳芸者・喜の字(沢樹くるみ)とすっかり仲良しになった次郎吉、なぜか川向うの富岡八幡の御祭礼でセンターを張って群舞を踊るというシーン。持ち前の人懐っこさと気風の良さで、すっかり川向うの人々に溶け込んじゃっているじろちゃんです☆
指先をピン!と伸ばして粋に威勢よく飛び跳ねて踊りまくるらんとむ@次郎吉の若々しさ、男前っぷりには惚れ惚れしましたが、何よりも一番シビれたのが、クライマックスの「 ふか~~が~~わ~~~っっ!!」というこぶしを聴かせた歌いっぷり!!
この思い切りの良い歌いっぷりを聴いた時、何だか頭が真っ白になってしまって、それからもう、らんとむから目が離せなくなりました。あの時の、ワタシの身体中の全ての細胞がらんとむに真っ直ぐ向かっていったような感覚、今でも忘れられません。
「宝塚のファンであっても、特定のスターにはのめり込まないぞ!」と誓っていたワタシが、初めて自分でその誓いを破った瞬間でもありました(←ルドルフ殿下@『うたかたの恋』風に)。
何度もお話していますが、『月の燈影』は、名作ではなく、名品だと思っています。あの時、あの出演者で、あの配役だったからこそ、ここまで深い感動を呼び起こした「名品」だと。(→「カンゲキ☆アーカイヴ」”タカラヅカ・クロニクル2002前編”より)
今でも夏がくるたびに、紫陽花を見るたびに、花火を見るたびに、あの夏の熱い涙と清々しい感動を思い出しては、胸がいっぱいになります。
いつもは心の宝石箱に大切にしまってあって、思いついた時にそっと取り出しては見つめて、磨いて、また静かに宝石箱の中へ戻すような・・・そんな、大事な大事な思い出の舞台です。
『Ernest in Love』(2005)より・・・アルジャーノン・モンクリーフ
→記事
2002年に新人公演を卒業後、らんとむはこの年代の若手スターなら誰でも経験するであろう伸び悩みの時期を体験します。ワタシは勝手に「暗黒時代」と呼んでいたりするのですが、不必要に死んでしまったり、ニンではない役を務めたり。
82期生の首席であり、期待されるからこそ色々な役を任されたのだと今では思えるのですが、その当時は「何でこんな役不足な・・・」とか、「死ぬ演技が上手いからって、簡単に死なせんといて!(怒)」とか、やきもきしていたなぁ。
今にして思えば、これらひとつひとつの経験が「蘭寿とむ」というスターの幅を広げたし、芝居巧者としての能力が磨かれたのだから、感謝しなくてはいけないのですけれども。でも当時はそんな未来なんて考えられなくて、もどかしい気持ちばかりが先走りしていました。
そんな中、ワタシが大好きな笑顔にあふれる明るいらんとむ、復活!!の機運となったのが、この公演。らんとむは軽~い貴族のおぼっちゃま、アルジャーノンを演じました。
シックでオシャレなフロックコートやネクタイ姿のらんとむは、本当に素敵!なのに最初の登場はキュートな寝巻姿!かわいい~!!カッコイイ~~!!って、客席でじたばたしちゃいました。
田舎の領地でロマンスを楽しむために架空の人物を作り上げたり、アーネスト(樹理咲穂)が後見人を務めるセシリィ(桜一花)に興味を抱いていたずらを思いついたりと、お気楽で軽い、当時の貴族らしい青年の役。それがあっけらかんとした蘭寿の笑顔にすごくよく合っていました。
第2幕では、興味本位で逢ってみたセシリィに一目ぼれ。そこから恋に一途になっていく様子がとてもラブリーで微笑ましくて。愛らしくて可憐な一花ちゃん@セシリィに、ズキューン☆となるらんとむ@アルジャーノンが、もうめっちゃくちゃ可愛くて可愛くて可愛かった!!(笑)
本当に、久しぶりに「こんならんとむが観たかった!!」と思えた舞台でした。
そんな時でも、職人系男役・らんとむは、きっちり仕事をします。
「悪いひと」というナンバーで、舞台を所狭しと駆け回り、踊りまくるセシリィにアルジャーノンが翻弄されまくるという場面。
スピーディーなナンバーの中で、アルジャーノンがセシリィを4回、たて続けにリフトするのですが、ここぞというタイミングで何の問題もなく一花ちゃんを軽やかに持ち上げ、そしてリフトされながらも歌い続ける一花ちゃんに負担がかからないよう、彼女の身体を真っ直ぐ正確に地面へと下ろしていました。それを4回続けて行うのですから、さすがです!!
らんとむの職人芸とスター性の両方がひときわ強く輝き始めたのを感じて嬉しさと幸せを覚えた、思い出の舞台です。
『"R"ising』(2010)より・・・Rad 4 ROCK'N ROLL ―迸り―
→記事
言わずと知れた、伝説の「嵐(時々トシちゃん)メドレー」。
全ワタシの血液が逆流して、呼吸困難になりそうでした。客席降りの「Happiness」とか、もう楽し過ぎて嬉し過ぎて、当時の記憶がほとんどありません(笑)。でも、本当に幸せな時間でした。
『CONGA!!』(2012)より・・・第六夜 バイラ!コンガ! 第20場
客席中の観客、舞台上の花組生が送る熱い視線の中、大階段で1人踊り始めるらんとむ。
高く突き出された腕が力強くて、なのにひらひらと舞う指先が繊細で、確固たる意志があって・・・。
何とも言えない神々しい光が、らんとむの全身を包んでいました。眩しかったなぁ~・・・。
あの姿を初めて見た時、「ここまで来てくれて、ありがとう。ここまで連れてきてくれて、ありがとう。」という感謝の気持ちが一気にあふれてきて、涙が止まりませんでした。
水色の総スパンコールのラテン衣裳も、すごく素敵でしたよね~!ダンスや歌はどこまでも情熱的なのに、らんとむだけが身に着けている「ブルー」が良いアクセントになって、爆発するような激しさの中にもどこか静謐さを感じさせて、最高潮にエネルギッシュな空気の中にも揺るぎのない、静かな芯を感じさせて。この場面を観るたびに、熱く歌い踊るらんとむの姿を観るたびに、心の底から新しいパワーが生まれてくるようでした。
* * *
読み返してみると、トップ就任前の舞台が多くなりましたね~。ワタシの個人的なたわいない思い出語りに、ここまで耳を傾けてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
いよいよ明日は、花組大劇場公演『オーシャンズ11』千秋楽ですね。らんとむも花組生も、愛とパワーにあふれた、キラキラ輝く素晴らしい舞台をきっと見せてくれる事でしょう!
こんばんにゃ。渾身のセレクション記事・・一気に読みました!!
新入り蘭寿さんファンにはタメイキばかりでして・・とりあえずシャングリラとカサブランカのDVDは買ったほうがいいのかなぁ~とボンヤリ考えています。
ところで明日の千秋楽にはこちら(どちら?・・兵庫県宝塚市ですよん)に来られるのですよね?私もしばらくご無沙汰してしまう蘭寿さんにご挨拶がてら大劇場までお出かけします。。あぁ終わってしまう。
by みく (2013-03-10 20:07)
★とろりん★さま
熱い~!!!
あぁ、私、祐飛さんのステージをこんなに熱く語れるだろうか…と、反省しました(笑)
らんとむさんの東上をてぐすねひいてお待ちしております。
by 夜野愉美 (2013-03-10 21:06)
はじめまして♪
通りすがりの者です(笑)
ブログ、読ませて頂きました♪
とむくんラブなとろりんさんの気持ちがバシバシ伝わってきてコメントせずにはいられませんでした♪
ちなみに私は大空祐飛様が大好きです♪
良かったらブログに遊びに来てください♪
(昨日から始めたので、まだ一回しか更新してませんが…)
またコメントします♪
by 美羽 (2013-03-10 21:51)
みくさま、
こんばんにゃ。コメントありがとうございます。
そうですね、『シャングリラ』と『カサブランカ』は必須です(?)あとはよろしければ『逆転裁判』も機会があればぜひご覧ください。
千秋楽、心の底から堪能しました~。初見だったので、蘭寿さんがどこから出てくるのかとキョロキョロしまくっていましたが、やっぱり蘭寿さん、カッコよかったです。うふふ。
by ★とろりん★ (2013-03-11 17:48)
夜野さま、
nice!とコメント、ありがとうございます!!
>>あぁ、私、祐飛さんのステージをこんなに熱く語れるだろうか…と、反省しました(笑)
あの・・・私、勝手ながら、夜野さまが祐飛さんを熱く語る文章でご贔屓へのあふれる愛情表現を勉強させていただいたと・・・思っていたのですが(笑)。
たった今、千秋楽の舞台を観てきたところですが、今からもう東京公演が待ち遠しいです!!
by ★とろりん★ (2013-03-11 18:02)
美羽さま、
はじめまして。コメントありがとうございます。
蘭寿とむは絶対本命ですからね~。思わず熱く熱く語ってしまうのですよね。
ブログ開設、おめでとうございます。また気が向かれましたら遊びにいらしてください。
by ★とろりん★ (2013-03-11 18:04)