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カンゲキ☆アワード2006 ノミネート作品 (2006年カンゲキ記録) [アワード]

♪も~うい~くつね~る~と~、お~しょ~お~がぁつぅ~♪

聞こえてきましたね。当ブログでこのメロディーが流れてきたと言えば…。
そう、カンゲキ☆アワード、そしてスター☆オブ・ザ・イヤー発表の季節です!

今年1年のカンゲキ記録をまとめ、その中でももっともとろりんの心を
つかんで離さなかった作品、役者さんをアカデミー賞にならって選出し、
勝手に褒めちぎるという企画です。

さて、今回はそのノミネート作品を一気に発表いたします!じゃじゃ~ん!!
■印が月、●印が公演名、※印は各月に対する簡単なコメントです。

*****

■ 1月 ■

●1/2 松竹座 寿初春大歌舞伎 @大阪松竹座
・神霊矢口渡 (孝太郎、弥十郎)
・仮名手本忠臣蔵 道行~五,六段目 (仁左衛門、玉三郎)
・春調娘七種 (孝太郎、扇雀、翫雀)

●1/14 新春浅草歌舞伎 @浅草公会堂 
・仮名手本忠臣蔵 五、六段目 (勘太郎、七之助)
・蜘蛛絲梓弦 (亀治郎、勘太郎、七之助、獅童)

●1/29 狂言の会 山本家三兄弟とともに @麻生文化センター 
・柿山伏 (東次郎)
・那須 (則俊)
・木六駄 (則俊)

※新春らしく、伝統芸能を満喫した1ヶ月でしたね。
忠臣蔵五~六段目の東西競演はどちらも熱気あふれる感動的な舞台でした。

■ 2月 ■

●宝塚歌劇花組東京公演 @東京宝塚劇場
・ミュージカル『落陽のパレルモ』
・ショー『Asian Winds!』
(春野寿美礼、ふづき美世、彩吹真央、遠野あすか)

●2/11,17 二月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・石切梶原 (幸四郎、芝雀、歌六)
・京鹿子娘道成寺 (玉三郎、菊之助)
・人情噺小判一両 (菊五郎、吉右衛門)

●2/24 マラーホフの贈り物 @ゆうぽうと簡易保険ホール
(ウラジーミル・マラーホフ、ジュリー・ケント ほか)

●2/27 二月大歌舞伎 昼の部 @歌舞伎座
・春調娘七種 (段治郎、春猿、猿弥)
・一谷嫩軍記 陣門・組打 (幸四郎、福助)
・お染久松浮名鴎 (芝翫、橋之助、菊之助)
・極付 番髄長兵衛 (吉右衛門、菊五郎、玉三郎)

※伝説の『二人道成寺』に感動した一ヶ月でした。バレエや宝塚の舞台も
完成度の高い、素晴らしい作品が揃った月です。2月と8月は「にっぱち」
と言って、演劇界では客足が伸び悩む時期なのですが、そういった風習を
吹き飛ばそうとする制作側の熱い気持ちが伝わってきます。

■ 3月 ■

●3/18 ミュージカルCATS @五反田キャッツシアター
・ジェリクルギャラリー観劇

●3/25 狂言風オペラ @ 東京オペラシティコンサートホール
『フィガロの結婚』
(茂山千五郎、宗彦、逸平、ドイツ・カンマーフィルハーモニー室内楽団、ほか)

※月の前半は仕事が入っていたため、後半に2回観劇。
ジェリクルギャラリーは今まで観ていたキャッツとは180度違う視点からの観劇で、
とても面白かったです。狂言風オペラも楽しかったなぁ~。

■ 4月 ■

●4/8 ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』 @四季劇場「秋」
(荒川務、樋口麻美、有永美奈子、栗本英雄 ほか)

●4/16 山本会 @杉並能楽堂
・賽の目 (則重)
・どちはぐれ (東次郎)
・木六駄 (則直)

●4/22 六世中村歌右衛門三年祭 四月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・井伊大老 (吉右衛門、魁春)
・口上
・時雨西行 (藤十郎、梅玉)
・伊勢音頭恋寝刃 (仁左衛門、時蔵、福助、梅玉)

※久々の、キャッツ以外の四季作品を観賞。東次郎師の「どちはぐれ」や
播磨屋&加賀屋のコンビで「井伊大老」を観劇できたのは思いで深いです。

■ 5月 ■

●5/5 五月大歌舞伎 @新橋演舞場
・石川五右衛門 (吉右衛門、染五郎)
・京鹿子娘道成寺 (福助)
・松竹梅湯島掛額 (吉右衛門、亀治郎)

●5/7 團菊祭 五月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・傾城反魂香 (三津五郎、時蔵)
・保名(菊之助) / 藤娘(海老蔵)
・黒手組曲輪達引 (菊五郎、雀右衛門、左団次)

●5/25 上海京劇院 来日公演 @東京芸術劇場
・楊門女将 -楊家の女将軍たち-Aプロ

※そろそろ出張がたてこんできたので、GW中に歌舞伎を2回観劇。
成田屋の復帰にわいた團菊祭でしたが、昼の部のみの出演でしたので
この時は再会叶わず。新橋では、亀治郎の人形振りを手に汗握る思いで
観ておりました。まるで我が子のピアノ発表会を観ている親の気分(笑)。

■ 6月 ■

●6/10 六月大歌舞伎 昼の部 @歌舞伎座
・君が代松竹梅 (松緑、芝雀、菊之助)
・双蝶々曲輪日記 (幸四郎、染五郎)
・藤戸 (吉右衛門)
・荒川の佐吉 (仁左衛門、菊五郎、時蔵、染五郎)

●6/13 朗読劇 天切り松 闇語り @ニッポン放送イマジン・スタジオ
・第一夜 闇の花道 (谷啓、鷲尾真知子、藤原道山)

●6/24 六月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・暗闇の丑松 (幸四郎、福助、段四郎、秀太郎)
・身替座禅 (菊五郎、仁左衛門)
・二人夕霧 (梅玉、魁春、時蔵)

※朗読劇を観賞。尺八の藤原道山にメロメロ(笑)。鷲尾さんも良かったですね。
歌舞伎座では「荒川の佐吉」と「暗闇の丑松」が印象に残っています。

■ 7月 ■

●7/12 結純子ひとり芝居 「地面の底が抜けたんです」 @両国 シアター・χ

●7/15 七月大歌舞伎 昼の部 @歌舞伎座
・夜叉が池 (春猿、段治郎、右近)
・海神別荘 (玉三郎、海老蔵、笑三郎)

●7/17 金春流 座SQUARE 第9回定期公演 @国立能楽堂
・忠度 (井上貴覚)
・六地蔵 (大蔵吉次郎)
・山姥 (山井綱雄)

●7/22 七月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・山吹 (笑三郎、歌六、段治郎)
・天守物語 (玉三郎、笑三郎、春猿、右近) 

●7/26 「ダモイ~収容所(ラーゲリ)からきた遺書」 @シアター・χ
(平田満、新納敏正、荒谷清水)

※シアター・χと歌舞伎座に通った1ヶ月。平田満さんの実力に圧倒されました。
歌舞伎座では歌舞伎界のヴィーナス、玉三郎と海老蔵(さしづめアポロン?)の競演。
美しさって、美しすぎるとむせかえるんですね…(笑)。

■ 8月 ■

●8/6 林家たい平独演会 (たい平、神田京子、鯉斗) @横浜にぎわい座

●8/12 宝塚歌劇月組東京公演 @東京宝塚劇場
・ロックオペラ 『暁のローマ』
・ショー『レ・ビジュー・ブリアン』
(轟悠、瀬奈じゅん、彩乃かなみ、大空祐飛、霧矢大夢)

●8/19 劇団四季ミュージカルCATS @五反田キャッツシアター
・人生初めての回転席での観劇に感激

●8/26 オペラシアターこんにゃく座 @俳優座劇場
・フィガロの結婚 -モーツァルト・エキゾチカ-

●8/31 宝塚歌劇花組東京公演 @東京宝塚劇場
・ミュージカル『ファントム』
(春野寿美礼、桜乃彩音、彩吹真央、真飛聖)

※この1ヶ月は素敵な心の宝物ができた日々でした。
(多分初めて)の落語の舞台へ足を踏み入れ、初見以来、20年以上にわたって
憧れ続けてきたキャッツ回転席での観劇、そして「愛の記憶」について
考えさせられた「ファントム」…。ああ、濃厚なひと夏やったなぁ…。(by倖田來未)

■ 9月 ■

●9/2 劇団四季ミュージカル 『エビータ』 @四季劇場「秋」
(井上智恵、芝清道、下村尊則)

●9/9 前進座公演 『たいこどんどん』 @三越劇場
(河原崎國太郎、松山政路)

●9/16 秀山祭九月大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・菊畑 (幸四郎、染五郎、芝雀)
・籠釣瓶花街酔醒 (吉右衛門、福助、梅玉、幸四郎)
・鬼揃紅葉狩 (染五郎)

※『エビータ』は、四季のレパートリーでも非常に完成度の高い作品です。
ロイド・ウェーバーの天才っぷりを見せつけられましたね。
初めて前進座の舞台を拝見しましたが、歌舞伎の世界との違いを考えさせられました。
そして、これまでイマイチな感想の多かった福助が、ついに一発逆転ホームランを
放った「籠釣瓶」。梅玉さんも素敵でした~☆

■ 10月 ■

●10/29 大蔵流山本会 別会 @国立能楽堂
・翁 (遠藤義寛=代演:東次郎、若松隆)
・釣狐 (則秀、則重)
・呼声 (東次郎、則直、則俊)
・髭櫓 (山本則孝、泰太郎、凛太郎)

※9月後半からずーっと出張が続いて、やっと1本だけ観劇。
弟子の代役を勤めた東次郎師の気魄に圧倒されましたね。

■ 11月 ■

●11/4 仲道郁代ピアノ・リサイタル @紀尾井ホール

●11/11 劇団四季ミュージカル『アイーダ』 @福岡シティ劇場
(濱田めぐみ、阿久津陽一郎、五東由衣)

●11/18 佐藤健作 和太鼓ライブ @門前仲町 天井ホール

●11/24 吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 @歌舞伎座
・通し狂言『伽羅先代萩』 (團十郎、菊五郎、富十郎、仁左衛門、三津五郎)
・舞踊『源太/願人坊主』 (三津五郎)

●11/24 吉例顔見世大歌舞伎 夜の部 @歌舞伎座
・鶴亀 (雀右衛門、三津五郎、福助)
・良弁由来杉 二月堂 (仁左衛門、芝翫)
・雛助狂乱(菊五郎)/五條橋 (富十郎、鷹乃資)
・天衣紛上野初花 河内山 (團十郎、三津五郎、弥十郎)

●11/25 花形歌舞伎 @新橋演舞場
・番町皿屋敷 (松緑、芝雀)
・勧進帳 (海老蔵、菊之助、芝雀)
・弁天娘女男白浪 (菊之助、松緑、左団次)

●11/27 六代目柳家小さん襲名披露落語会 @新橋演舞場
(三語楼 改メ 小さん、歌丸、馬風、小三路)

※出張が終わった瞬間に暴走したカンゲキ魂、狂い咲き月間(笑)。
「アイーダ」は3年ぶりの観劇。生まれて初めて、劇場に籠城(歌舞伎座昼夜観劇)。
「まことの花」と「時分の花」が木挽町と新橋に分かれて華を競い合う、
ぜいたくなひと月でしたね。始めから終わりまでずーっと笑いっぱなしだった
落語会も思い出深いです。

■ 12月 ■

●12/5 宝塚歌劇雪組東京公演 @東京宝塚劇場
・ミュージカル・ファンタスティーク 『堕天使の涙』
・ショー・アラベスク 『タランテラ!』
(朝海ひかる、舞風りら、水夏希、壮一帆、音月桂)

●12/7 文楽観賞教室 @国立劇場小劇場
・伊達娘恋緋鹿子
・解説
・恋女房染分手綱 重の井子別れ段 

●12/19 ひょうご舞台芸術 『ブルックリン・ボーイ』 @紀伊國屋サザンシアター
(浅野和之、今拓哉、石田圭祐、阿知波悟美、神野三鈴、月影瞳、織本順吉)

※東京に出てきてトップのサヨナラ公演を観劇することが出来たのは、
今回が初めてです。本当に幸運でした。心に残る素敵な舞台でした。
そして本当に久しぶりの文楽。義太夫が聴き取りやすくて、また観たいなぁ~。
『ブルックリン・ボーイ』も、余韻が心にしんみりと染みわたる、良い舞台でした。

*****

…と、いうわけで、今年のカンゲキ総数は、42回となりました。
昨年は36回ですので、6回増加。
ひと月に3.5本の舞台を観ている計算になります。…ほぼ10日に1本…。
…あは、あははははは…スゴイね、とろりん…(笑ってごまかす)。

佐藤健作さんの和太鼓ライブは時間があればアップしようとしつつ、
そのままにきてしまいました…。なので、今のところ選考対象とはなりません。
佐藤さん、本当に申し訳ありません…。でも、本当にすっごい良いライブだったんですよー!

さぁ、この中から以下の賞を選定する予定です。(予定は未定)
・作品賞
・主演俳優賞・女優賞
・助演俳優賞・女優賞
・ベストカップル賞
・団体賞 (←どうしても!というのがあれば)
・新人賞
・敢闘賞 (同上)
・特別賞 (同上)

そして、この1年で最もとろりんの心を震わせ、輝きを与えた方に
贈られるのが、「スター☆オブ・ザ・イヤー」です!こちらもドキドキですよね?ね?(強要)

カンゲキ☆アワード、そしてスター☆オブ・ザ・イヤーの発表は、来週中の予定。
皆さま、お時間があればこれまでの記事を読み返して(膨大ですけど>笑)、
どの賞を誰が(どの作品が)受賞するのか予想してみてくださいね。
結構、文章に思いっきり熱さが込められているのとそうでないのとが
はっきりしていますので(苦笑)、予想は簡単だと思います。えへ。

それでは、来週をお楽しみに~。
素敵なクリスマスをお過ごしください♪

ついでにコチラも、ぽちっとな☆


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コメント 2

ラブ

すごいですねぇ。壮観だなぁ。
1ヶ月3本以上は、観ていらっしゃいますね。
どれが受賞するのかな、ワクワク。
来週、楽しみにしています。
とろりんさんも、よいクリスマスを!
by ラブ (2006-12-22 11:49) 

★とろりん★

ラブさま、いつもコメントとnice!をありがとうございます★
ええ、そうですね、一ヶ月に3本は観てますねえ・・・。
はっきり言って、観すぎですよねえ(苦笑)。お楽しみに★
by ★とろりん★ (2006-12-22 16:43) 

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