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碧がみちている~城ヶ島・安房崎灯台~ [お散歩]

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城ヶ島でのお散歩は、もうしばらく続きます。前半のレポはコチラ

大西洋の外海に面し、天然の海蝕崖が発達している城ヶ島の南岸一帯、特に赤羽根崎より東側は人も容易に入れない程の急峻な崖となっています。このためウミウやヒメウ、クロサギの繁殖地にもなっており、神奈川県の天然記念物に指定されています。

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独特の岩礁を形成する海岸。

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岩肌に刻まれた波紋も独特。

なんだか、全く未知の惑星に来たような錯覚・・・。

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白い波しぶき。

これだけ、「自然剥き出しの海」と出会うのは久しぶりだったので、ちょっと圧倒されてしまいました。

岩礁からハイキングコースに戻り、さらに東へ歩いて行くと、城ヶ島公園の入口に出ました。

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園内に咲いていたお花。夏を思わせる「朱」が印象的でした。

さすがに園内の歩道は舗装されていますが、ところどころに岩礁へ下りていける階段があります。

公園の先端からふたたび険しい階段で岩礁に下り立つと、小さな灯台にめぐり合いました。


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安房崎(あわざき)灯台です。

高さ13メートルの無人灯台ですが、その光は約20㎞先の沖合でも確認できるそうです。

太平洋を渡る長い船旅を過ごしてきた船たちは、この灯台の明かりによって、東京湾の入口にさしかかったことを知るわけですね。

壁一面、真っ白のタイルで覆われていて、腰の部分がキュッとくびれているのがなんだかセクシーですね。きめ細やかな白い肌をした、スラリとした美女を思わせる風貌です。

くびれから下の部分はスカートのように裾が広がるような設計になっていて、ちょっと寄りかかるにはもってこいです。

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灯台のドア。

満潮時や高潮時はまともに波をかぶるような場所にあるので、耐水・浸水防止構造になっているようです。


灯台の壁によりかかって、紺碧の海、岩に力強く打ちつける波の音、磯の香りを含んだ潮風、そして遠慮なく照りつける太陽の光・・・「夏の時間」を、思いっきり楽しみました。

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灯台の白い壁によりかかって、直射日光を浴びながら海を見るという、いわば「天日干し」の状態で夏の空気を満喫。

もちろん、日焼けの心配もチラリと脳裏をかすめましたよ。けれどもその時はそれ以上に、海と空と太陽と風が作りだす「夏の空気」を、身体全体で感じたい、という思いの方が強かったですね。

おかげで、デコルテの部分がしっかり日焼けしてしまいましたけれども・・・。肌の他の部分よりほのかにきつね色になってしまったデコルテを見るたびに、青い海と夏の空を思い出すことができます。こういう「夏」を思い出させてくれる日焼けは、良いなぁ。

安房崎灯台のある磯浜から、城ヶ島公園へ戻ります。

振り返ると、潮の早い海に囲まれた、険しい岩礁の上に凛と立つ安房崎灯台の姿が、ひときわ美しく見えました。

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あっという間でしたが、充実した真夏のプチトリップでした。


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