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新春ドラマスペシャル 「もう誘拐なんてしない」 [ARASHI]


2012年1月3日(火) フジテレビ系列 21:00~23:30 O.A.



嵐・大野智主演ドラマ「もう誘拐なんてしない」。

昨年は文字通り「怪物くんイヤー」で、常に怪物くんと共にあったような大野さん、久々に等身大の青年役での主演です。

原作は東川篤哉の同名小説。本当は原作を読んでからドラマを見よう~☆と思っていたのですが、先に読み始めたトルストイ作『復活』が思いのほか進まず、この日を迎えてしまいました・・・。

ちなみになぜこの時期に『復活』を読んでいるかと言うと・・・宝塚ファンの方は納得かと思いますが、1月1月に初日を開けた花組大劇場公演『復活―恋が終わり、愛が残った―』の原作だからです。そしてそれは、言うまでもなく蘭寿とむ主演だからです(笑)。

同じ時期に両方の文庫本を入手して、「どちらから読もうかなぁ~」と迷った挙句、「らんとむ(花組公演初日)は1日で、大野さん(「もう誘拐なんて~」放映日)は3日だから、日が早い方から読もうっと☆」と『復活』を読み始めたのですが・・・。よく考えたら、私が花組を観劇するのは2月からの東京公演なので、逆の方が良かったのでは・・・と、今さら気づきました(苦笑)。

こんなところで間接的にこっそり繰り広げられていた「大野さんVSらんとむ」の構図。今年も性懲りもなく続きそうです・・・( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

うおお、お正月から閑話休題(←今年も脱線絶好調)。


==(あらすじ)==

「スーパーヒーローになる」という夢を抱えて上京したものの叶うことなく、それでもあきらめきれずにフリーター生活を続けている樽井翔太郎(大野智)は、ある日ひょんなことから悪人に追われているらしい絵里香(新垣結衣)という美少女を助けます。実は彼女は、ある下町を縄張りにするテキ屋一家のボス・花園周五朗(北大路欣也)の娘。複雑な事情を抱える絵里香は突然、翔太郎に「私を誘拐してください」と突拍子もないことを頼みます。

最初は渋る翔太郎ですが、高校時代の先輩・甲本(佐藤隆太)に乗せられる形で、結局、絵里香の頼みを引き受けることに。甲本の指示のもと、翔太郎と絵里香は身代金3000万を奪い取ることに成功してしまいます。ところが、予想だにしなかった第2の事件が発生して・・・!?

========


以下は、だいぶネタばれになってしまうので、これから録画をお楽しみになる方はご注意くださいませ。お読みくださる方は、「正義の力は無限大!」からお入りください。




2時間30分という、ちょっと長い放送時間枠でしたが、豪華俳優陣とテンポの良い脚本、メリハリの利いた構成で最後まで飽きさせず、ドキドキ・ハラハラしながら最後まで楽しめるドラマでした!

「結構早い時間に狂言誘拐が成功しちゃったなぁ~・・・ここからどうするのかな?」と考えていたら、第2の事件が発生。そこからどんどん眼が離せなくなります。翔太郎が振り回された狂言誘拐のくだり、そして身代金を奪うくだりまでが実は第2の事件のトリックだった、という展開には「・・・なるほど~!!」と感心してしまいました。

コメディ色豊かなミステリー、という感じで、肩の力を抜いて楽しめるドラマでしたよ。

そして、大野さん。我らが大野さん。


・・・イイッ[exclamation×2] d(≧∇≦*)グッ!!


30を前にして自分の人生を変えてみたいのに、なかなかきっかけがつかめない、そんな中途半端な気持ちをもてあましているフリーターの青年役。久しぶりの人間役(笑)でしたから、素敵だなぁといつも思っている大野さんの仕草や表情を思いっきり堪能できました~☆

スライダーマンの変身シーンについて熱く語る面白おかしく、そしてちょっとほろ苦い姿。

絵里香の可愛さに思わず二度見して、思わず顔がゆるんでしまう表情。

身代金を要求するはずが絵里香の父親である花園一家のボスから恫喝されて血の気が引いたり、あまりの恐怖にじたばたしている様子。

気絶から目覚めて「生きてる!オレ、生きてる!」と叫ぶ時のバタバタした仕草。「気をつけ」の姿勢で眠っている姿がツボ☆

「オレだって本当はわかってんだよ・・・、ヒーローになんかなれないって」と、はき捨てるように言う時に揺らめく眼の動き。「歌のおにいさん」でも思いましたが、こういう自分でも認めたくない、苦い心情を吐露する時の大野さんの、瞳が揺れ、まつ毛が震えるようなしぐさがすごく好きです。

逃げ出した自分に自己嫌悪しながら、やっぱり逃げだすのを止めようと決意する瞬間の眼差し。虚ろによどんだ瞳の色が少しずつ強さを取り戻していき、最後に瞳の中に真っ直ぐな光が宿るまでの演技は、ホントにすごい!って思います。どれだけの表情を持っているんだろう、このひとの瞳は。

スライダーマンのお面をかぶったまま、正義の味方になりきって「私は、無駄な戦いはしない主義だ」と言ってみる時のなりきりぶり。

「あの人が人を殺すなんてことはないよ、だって・・・オレと同じくらいダメ人間だから、あの人☆」と言う時の、微妙な"どや顔"。

「行こぉ~~~っっっ!!!」と言う時の、心のもやが晴れて、明るさの増した笑顔。


こんな時の、ちょっとしたしぐさとか表情が、いちいち、イイッ[exclamation×2]

なんとも言えず、イイッ[exclamation×2] d(≧∇≦*)グッ!!



個人的にはわかめと網にまみれて、鼻血出して頭からびっしょぬれの大野さんがツボでした。あんな・・・あんな情けない姿が似合ってしまうアイドルがいるだろうか!否!!(←全力で褒めてます)(←最上級で賛美してます)。「鉄壁のヘアスタイル」(←どんな雨風でも崩れない)と称される大野さんの前髪がぜ~んぶ降りていて、それがまたキュート☆でした。


☆-☆-☆-☆-☆


共演者も、めちゃくちゃ豪華!

翔太郎に狂言誘拐を頼み込む絵里香役の新垣結衣ちゃん。透明感のある美少女ぶりはもちろん、天真爛漫な性格の影に潜む複雑な家庭事情や、母や妹を思う気持ちがきちんと伝わってきました。大野さんとナイスコンビ!

そして絵里香の姉・皐月役の貫地谷しほりちゃん。「バーテンダー」では溌剌とした女性記者役でしたが、今回は花園一家の長女として父親の仕事を受け継ぐことを決めている、という設定の役。一家の連中から「姉御」と慕われる強さと、好きな人を思って揺れ動く心を丁寧に演じていました。

皐月を支える花園一家のナンバー3・山部を演じた成宮寛貴さんも、ものすごい迫力と凄み。

貫地谷さん@皐月と成宮さん@山部が繰り広げる船の上での一騎打ち、めちゃくちゃカッコ良かったです!!

そして、その船に飛び乗ろうとする大野さん@翔太郎のジャンプも圧巻!!(←その後、わかめと網まみれ)。数年前、「Gの嵐!」という番組で「フィーエルヤッペン」というマイナー競技に挑戦し、華麗な跳躍で周囲を圧倒していた大野さんの姿を思い出しました。高く美しく、弧を描くようなジャンプでめっちゃカッコ良かったなぁ・・・。(←ダビングしていただいたDVDにて鑑賞)

翔太郎の先輩・甲本役を演じた佐藤隆太さんも、底抜けに明るくてお調子者なキャラクターがハマっていました!前半で、「この身代金の強奪方法、ホントに甲本先輩が考えたのかな?おちゃらけキャラの先輩にしては、めちゃくちゃ手が込んでるなぁ・・・」と思っていたら、やっぱりそうだったのね~先輩!

関ジャニ∞の安田章太くん&高嶋政宏さんのコンビも、超~おもしろかった!!ちょっと深刻な展開の時でも、この2人の掛け合いや、他の方のお芝居の後ろでなんやかんやしてる姿が、めっちゃ楽しかったです☆

スペシャルゲストも、驚くほどの広範囲&多数出演!

竹中直人、横山めぐみ、高橋克実、田中圭、生瀬勝久、田中要次、高田延彦、林家正蔵、佐々木すみ江(←『怪物くん』のフミおばあさんとの再会です~☆)の皆さん。「こんな場面に!?これだけのために!?」というくらいに一瞬の出演で、「今度は誰が、いつ出てくるんだろう~」というワクワク感もありました。

そのドキドキの真骨頂が、嵐・櫻井翔くんと松本潤くんの特別出演!!

2人とも、どの場面で出演するのかなぁ~と思っていたら、スペシャルゲストと同じように、「そ、そのタイミングで!?」という登場の仕方と、「そ、それだけのため!?」というくらいの出演時間。執事・影山さん(櫻井)、まさかのコスプレ出動です(笑)。

マツジュンの登場は、これ以上はないだろうってくらいにマツジュンっぽい登場の仕方でした(笑)。キラキラ☆マツジュンと、その影にひょっこり猫背で存在する大野さん・・・みたいな立ち位置が、これまたツボ(笑)。さすが、J(ジェイ)!!

お正月らしい、笑いあり、しんみりあり、でもラストはやっぱり明るい、気軽に楽しめるドラマでしたよ~☆


「もう誘拐なんてしない」公式サイトは、コチラから☆



3日から、嵐のライブツアーが再開しましたね。大阪・名古屋・福岡に参戦するファンの皆さん、そして嵐さん!いっぱい、いっぱい楽しんでくださーい!!(←2012年も恒例のファンレター化)


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