空に浮かぶ星や月を 知ったのはいつ? [お散歩]
肌をかすめる風は突き刺すように冷たく、冷え切った空気に触れるだけで凍えそうになる真冬の夜。
それでも、澄み切った夜空に浮かぶ月と星の白い光を見つけると、そこだけ灯りがともったようにホッと心が温かくなり、凛冽な空気が身体中に沁みわたるようです。
受け皿のように横たわる月。このような月を「受月(うけづき)」と言いますね。「願いを受ける」ということで、この月に向かって願い事をすると、願いが叶うと言われています。
月に寄り添うように、そして月と一緒に私たちの願い事に耳を傾けるように、傍らには星が瞬いています。
写真では木々のシルエットが見えていますが、実はここは東京の中心部。皇居のお堀端なのです。
よ~く目をこらしてご覧いただくと、御堀の水面に、月と星の光が揺らめいています。
皇居の森と水面をひっそりと照らす月と星を見ていると、寒さも時間も忘れて、ずっとたたずんでいたい気分になります。
そのすぐ後ろは、おびただしい量の車が絶えることなく行き交う道路と、休むことすら忘れたように人口の光で皓々と煌めき続けるビルの群れ。身体を180度回転させるだけで、静寂と喧騒の世界を行き来できてしまう、不思議な空間。
どちらも、東京という街が見せる冬の表情です。
とろりんさん、おはようございます。
ちょっとご無沙汰してました。
「negai」ですね!
受月の話は初めて聞きました。
流れ星はすぐに消えちゃうけれど、月は待っててくれるから
願い事もゆっくりあれこれ(欲張り?)できそうです。
それにしても東京とは思いませんでした。
てっきり旅先からの夜空だと・・・
by リカコ (2012-01-30 10:20)
リカコさま、
コメント、ありがとうございます!!
そうです、「negai」から歌詞の一文を拝借しました☆
流れ星は一瞬で儚くなってしまうけれど、お月様だったらゆっくり、じっくりお願いごとができますよね~♪私も受月を見つけた時は、願い事を3回くらいブツブツ繰り返しています(笑)。
今は、惑星と月が接近する時期だそうです。
この日、月に寄り添って輝いていたのは金星でした。
ね、本当に東京の空とは思えない静けさですよね。
でも、この写真を撮影している私の背後は、ひっきりなしに車の往来があり、お堀端をジョギングする人々が走り過ぎていき、サラリーマンの方々が足早に通り過ぎていき・・・と、いつものせわしない東京の光景が広がっているのです。東京って不思議な街だなぁ、とあらためて思いました。
旅先と言えば、いよいよ来週から旅が始まります。
2012年初の旅の行き先は、沖縄です☆
・・・翔さんも同じ時期に沖縄ロケしないかな~、と、ミーハーな事ばかり考えてます(笑)。
by ★とろりん★ (2012-01-30 15:32)