燃えて上がるは オハラハー桜島 [旅]
今回の旅は、九州各地。タイトルをつけるならば「九州7県、5日間でいくつ巡れるか縦断レース」です(笑)。
まずやってきましたのは、九州の南端、鹿児島県。
寒の戻りか、冷たい北風がピューピュー吹きつけて、とっても寒い!マフラーに顔をうずめてしょぼしょぼ歩いていると、よっぽど寒そうな顔をしていたのか、通りかかった交番のおまわりさんに苦笑されました・・・。
こんな風の強い日は、桜島がくっきりと見えます。
山裾から頂上まで、これだけ鮮やかに見えることは珍しいので、嬉しい!北風さんに感謝ですね。
朝陽の昇った錦江湾は、キラキラと金色に輝いています。
今年に入ってすでに300回以上の噴火爆発が観測されている桜島。この日の午後には3年ぶりに噴石が飛散する大規模な爆発的噴火が発生しました。
降灰地域は季節風の向きによって変化します。 今の時期は、鹿児島市とはほぼ正反対の鹿屋・垂水方向へ灰が流れます。鹿児島市内は夏場に降灰のピークを迎えるとか。昨年9月に鹿児島氏を訪れた際は、雨と灰がたて続けに降ってきて大変でしたっけ。
降灰が多い季節は、大変ですね・・・と苦笑されながらも、「でも、自然が相手の事ですからねぇ」と当たり前のようにさらりとおっしゃる姿に、「ぼっけもん」(←豪胆、肝がすわっている、何事にもどっしり構えている、といった薩摩人気質を表わす言葉)の精神が、今でも鹿児島の人々に脈々と受け継がれているのだと感じます。
* * *
午後には、鹿児島を出発して次の土地へ。
本日、開通1周年を迎えた九州新幹線「さくら」です。
シュッと伸びた細長いお顔がハンサムですね。
鹿児島中央から新大阪までは4時間ちょっと、さらにのぞみやひかりを乗り継ぐと、7時間あれば東京まで行けることに。そこからさらに東北新幹線へと乗り継げば、早くて10時間30分くらいで新青森まで行けてしまう、と・・・。
・・・・・・Σ(゚∀゚)!!
た・・・楽しそう・・・!!(←思わず燃え上がる乗り物好きの血)
いそいそとジョルダン(乗換・時刻表・運行情報サービス)で検索してみたところ、鹿児島中央駅を6:59に出発すると、新青森には17:19に到着するという結果が出ました。やっぱり、まる1日かかるんですね。
ちなみにジョルダン的推奨ルートは、新大阪から寝台特急「日本海」に乗り換えるというもの。このルートですと、13:34鹿児島中央駅出発、翌朝8:38に新青森到着予定。身体を横にできるから、こっちの方が楽かな・・・?
・・・と、ここまで盛り上がったところで、「フツーに東京から行けば良いんじゃね?」という事に今さら気づくワタクシ。
・・・空は、今日も青かった・・・。
さ・・・さて、次の旅先ではどんな出会いが待っているのでしょうね。
※3月16日記:「ブルートレイン」の愛称で親しまれた寝台特急「日本海」は、3月16日をもって定期列車の運行を終えました。長い間、お疲れ様でした!
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