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箱根旅行 (3)箱根ラリック美術館 [展覧会]

星の王子さまミュージアム、ガラスの森美術館とめぐって、3番目に訪れたのは「箱根ラリック美術館」。

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(友情出演:リスのさとしくん)

アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代に宝飾工芸家・ガラス工芸家として活躍したルネ・ラリック(1860-1945)の生涯の業績が、作品と共に紹介されています。

緑豊かな敷地内はミュージアム・ショップ・カフェレストランの建物に分かれています。

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こちらはショップ・カフェレストラン。

敷地のいちばん奥にあるミュージアムへ。ただいま開催中の企画展「ラリックの鳥の世界」展に合わせて、入口には白孔雀のはく製が。

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見事なまでの純白!

ルネ・ラリックの作品は、香水瓶やブローチ、ネックレスなど、女性が身につけるものがとても多いです。どの作品もダイナミックにして優美、華麗にして繊細。女性の心をとらえて離さないデザインばかり。


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ブローチ 「ラ・シルフィード」


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香水瓶 「ツバメ」


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櫛 「孔雀」

・・・はぁ~・・・。どの作品を見ても、感嘆のため息しか出てきません。

流れるような曲線、香水瓶や櫛など、制約された形を極限まで駆使してその中に究極の美を閉じ込める発想力と表現力・・・空前絶後のジュエリーデザイナーですね。


敷地内には、ラリックが内装や調度品をデザインしたオリエント急行「ル・トラン」も展示されています。

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2004年に、箱根の地へやってきたそうです。

ル・トランは、パリ―ニース間を走る「ル・トラン・ブルウ」として運行後、パリ―イスタンブール間を走るオリエント急行の車両として活躍。

「ル・トラン・ブルウ」と言えば、そう・・・「青列車」ですよ!宝塚歌劇屈指の名作(※とろりん認定)、『琥珀色の雨にぬれて』で重要な役割を果たす、「青列車」ですよ!発見した時、テンション上がって「♪あ~青い列車 ル・トラン・ブルウ~♪」って思わず口ずさんでました(笑)。

この「ル・トラン」内で、ラリックの手掛けた内装を見ながらお茶を楽しめるコースもあります(お茶&ケーキ付で45分2100円・要予約)。

せっかくなので、ワタシもシャロン(←言わずと知れた、『琥珀色~』のヒロイン)の気分を味わおうかしら・・・と思ったのですが、残念なことに予約がいっぱいで、断念しました。次回はぜひ乗ってみたいな。


朝早くから美術館を3つめぐって、さすがにお腹もペコペコ。お庭が見渡せるカフェ・レストラン「LYS(リス)」で、ランチセット(1900円)をいただきました。

箱根のレストランやカフェでは、西湘エリアで収穫される食材を使ったメニューに取り組む「箱根地産カフェプロジェクト」に参加しているので、新鮮な農産物を豊富に使ったメニューが登場します。

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朝どれ野菜のサラダと天然酵母のパン。

じゃがいも酵母を使って焼きあげたパンなのだとか。ふんわりとしながら、弾力のある食感。香草で香りをつけたオリーブオイルといただきますが、そのままでもパンの甘みが感じられて、とっても美味しい!

サラダも、たっぷりと野菜をいただくことが出来て、満足、満足☆

メインディッシュはこちら。

チキンのローストとマトウダイの黒胡麻フリット.JPG
チキンのローストとマトウダイの黒胡麻フリット、じゃがいものマリネ。

じゃがいもは、ニョッキのようにもちもちした食感がやみつきになりそう!

チキンのローストは皮はパリパリ、でも中身はやわらかくてジューシー☆チキン大好きなので、パクパク食べちゃいました☆

黒胡麻フリットは、少々揚げ過ぎたかな?という感じで、ちょっと固くて、切り分ける時に黒ゴマが飛び散りそうになって苦労しました(苦笑)。でも、身はプリプリしていて美味しかったですよ~。

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企画展特別メニュー「ヒヨコ・グラッセ」(800円)。

頭と尾羽の部分はキャラメルのムース、胴体はマンゴーアイスクリームで、パッションフルーツのソースでコーティングされてます。下には緑茶のビスキュイが。お皿の上に乗せられているクローバーやテントウムシは、ホワイトチョコレートです。

このスイーツ・・・この日一番の出番だったのか、やたら胴体が硬かったんですよ(^_^;)。スプーンで結構な力を入れてみても、全然入らなくて・・・。コーヒーを飲みつつ、やわらかくなるまで15分くらい待ちました(苦笑)。

キャラメルのほろ苦さ、マンゴーの甘みに緑茶の苦み、パッションフルーツの酸味がバランス良くて、美味しくいただきました。

レストランの前には庭が広がっていて、何度も深呼吸したくなります。

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この後、お天気が急変して激しい豪雨に。山のお天気は変わりやすいですね~。


豊かな自然の空気に包まれて、美しいものだけに触れて、美味しいものをいただいて・・・最高の休日でした。


★箱根ラリック美術館★
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
入館料:大人1500円/大高生・シニア(65歳以上)1300円/小中生800円
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
電話:0460-84-2255
ホームページ:http://www.lalique-museum.com/


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みく

★とろりん★サマおはようございます。どの美術館もキラキラッと魅惑的なところですネ。ヒカリもの(ものでもヒトでも)大好きな私も行ってみたくなりました、ラリックのアクセサリー・・小さいのでいいから欲しいなぁ(夢の夢だワ)

星の王子さまミュージアムで「蘭寿さんのお買いになったうわばみ」を尋ねられたとろりんサマのおメメにもお星サマがきらめいていたのかと想像してニマニマしてしまいました。
by みく (2012-08-15 10:36) 

★とろりん★

みくさま、

コメント、ありがとうございます!!

ラリックのアクセサリー、やっぱり憧れますよねぇ。
優美で繊細で、艶やかさと清楚さも併せ持っていて。
職人芸フェチ(?)の私、すっかり魅了されてしまいました・・・。

うふふ。お目目、キラキラしていましたかね~(照)。
せっかくここまで来たのだから!と思い切って質問しました(*^_^*)。
きっと、星の王子さまを演じている蘭寿さんの瞳は、
もっともっとキラキラしているのでしょうね・・・☆☆☆
by ★とろりん★ (2012-08-15 20:02) 

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