宮古島の旅(2) 池間大橋~池間島 [旅]
西平安名崎から見えるのは、まるで海と空の境界を画すかのように架かる、端整な橋の姿。
池間大橋です。
1992年に開通した、宮古島と池間島を結ぶ全長1,425メートルの橋です。宮古島側には展望所が、池間島側にはお土産屋さんや売店などがそれぞれ橋のすぐたもとにあります。
宮古島側から撮影
海も空も、気持ち良いくらいの爽快なブルーです!!
池間島側から。
少し風が出てきて、ほのかに波がさざめき始めた頃。それだけで海に落ちる光も乱反射して、キラキラと眩しく表情を変えます。
まるで少女たちが額をつきあわせてヒソヒソと小声で囁きあって、そしてクスクスと声を潜ませて笑いあうような、無垢な輝きと透明感。
* * *
池間島は、全周約10キロメートルの小さな島。
島内には希少生物が生息する池間湿原、そして周辺には「幻の大陸」としても有名な巨大サンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」をはじめ、「干瀬(びじ)」と呼ばれるサンゴ礁が海中のいたるところに広がっています。
いや~…本当に見れば見るほど、自分の心まで澄み切っていくような透明感ですよね…
絶景…!!
海中に見える、ちょっと色が濃い目の部分は、全てサンゴ礁です!!
透明感だけでなく、この海には生命力と自然のエネルギーが満ち溢れています。美しく、たくましい海。
* * *
池間島から再び池間大橋を渡って宮古島へ戻る途中、ちょっとだけ橋の真ん中に降り立ってみました。
完璧なまでのエメラルドブルー。
サンゴ礁の彼方に見えるのは、大神島(おおがみじま)。
宮古島の北北東約4キロに位置する島で、古くから「神様の住む島」として、宮古島の人々の信仰の対象となってきました。
今でも集落以外の大部分の土地が聖域とされており、島で神祭事が行われる際には島外者の立ち入りが禁止されるそうです。また、島内を一周する計画だったはずが、「聖域を侵してしまう」という理由から工事が中断され、東西それぞれのある地点で途切れている道路もあるとか。
自然を崇拝し、感謝する心。自然の一部である私たち人間が決して忘れてはいけないことを、海と空は語りかけてくるようです。
おはようございます。
沖縄の空と海のブルー・・・すばらしいですね。。
この地球がある限りこの青い空と海がつづきますように~と祈らずにおれません。
by みく (2013-03-03 10:52)
みくさま、
コメントありがとうございます。
沖縄を旅するのは今回で3年目ですが、ようやく今年、1日だけですが「イメージ通りの沖縄の空と海」を満喫することができました。ワタシたち人間が地球を愛し、自然に感謝することを忘れなければ、きっとこの青い海と空は続くのではないかな・・・と思います。
by ★とろりん★ (2013-03-04 00:12)