押切もえ 『モデル失格~幸せになるためのアティチュード~』 [Books]
今年から、できるだけ読んだ本のレビューもしておこうと思います。もうすでに何冊か読んでいるのですが、だいぶ忘れていますどれだけできるかわかりませんが…(完全に見切り発車)
とりあえず、最近読んだものから…。
とりあえず、最近読んだものから…。
モデル失格 ~幸せになるためのアティチュード~ (小学館101新書 24) (小学館101新書)
- 作者: 押切 もえ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/03
- メディア: 単行本
AneCanが誇る人気モデル、押切もえ初のエッセイ本。
私が彼女に惹かれるようになったのは、かしるいザ・ラストデイ。劇場に行く途中で、偶然撮影現場に遭遇したのです。
あまりジロジロ見るのも失礼だなと思って、ちょっと視線を落としながら歩いていたのですが、そのとき私の目に飛び込んできたのは、ありえないほどの細くて綺麗な足
「うわっ、すごく綺麗な足!!」と、思わず顔を上げたら、押切もえちゃんだったのでした。一瞬目が合ったのですが、私が思いっきり驚愕した視線で見つめてしまったので、もえちゃんも「な、何でしょうかっ!?」みたいに驚いた目をしていました(笑)。
それがきっかけで、ちょっともえちゃんに興味を持つようになりました。そのうち、テレビや雑誌の取材などで、最初から順風満帆のモデル人生ではなかったことなどを知るようになりましたが、その彼女が今の地位にいたるまでの半生と、毎日を過ごすために大切にしていることを書き綴った半自伝的エッセイが発売されました。
著書は、これまでの道のりをつづった自伝的な「第一章 失格モデルの原動力」、日々実践している「第二章 押切流 幸せになるための処方箋」、彼女自身の人生の指針を書き留めた「第三章 押切流☆幸福論」の3つから構成されています。
全体を通して感じたのは、彼女が「モデルとして」ではなく、「ひとりの人として」真っ当でありたい、という姿勢(アティチュード)を常に持ち続けているということ。
第二章では、彼女が日々実践していることの数々をいくつかの項目にまとめ、その最後に格言のように「処方箋」があげられています。どれも彼女の経験からの言葉なのですが、これまでのどんな「幸せハウツー本」よりもストンと納得できることばかりでした。
その中から、私の心に残った言葉を紹介させていただきます。
(1)「気分を変えたいとき」
→「いつも選ばない『明るい色』『タイトなボトム』を着てみる」。
(2)「どうしようもなく落ち込んだとき」
→「困ったときほど、笑え!」。
(3)「行き止まりの状況になったとき」
→「身体が動かないときは『心』、心がフリーズしたときは『体』をフル回転!」。
(4)「結果が出ないとき」
→「『文句を言う前に、ベストを尽くしているか?』と自分に聞いてみる」
いかがですか?「ああ、これなら自分でもできるわぁ」と思えませんか?特に(2)と(3)の言葉は、昨年末にある体験をして、私自身もその大きさを実感することができたので、激しく同感!!でした。
それから、「歌詞や言葉の力を借りる」というのも、同感。著書では「あなたが転んだことに興味はない。あなたが立ち上がることに興味がある」というリンカーンの言葉、安室奈美恵、デスティニー・チャイルドや海援隊の歌が引用されています。
どれももえちゃん雌伏の時代を支えた言葉たちなのですが、やっぱりどうしても、自分ひとりでは支えきれなかったり、気持ちを切り替えられなかったりすることもありますよね。そういう時は、自分の好きな歌や先人たちの「言葉の力」を借りることも多い、ともえちゃんは綴っています。
私も「言葉の力」=「言霊」を信じている方でして、印象に残っている言葉や科白、詩、歌詞を手帳に書きとめておくことがあります。へええ~、もえちゃんも同じなのか~、と思うと、(勝手に)親近感がいっそう増してきました。
とても読みやすくて、とても共感できる一作です。
押切もえちゃんのブログはコチラ
→Moemode
生もえちゃんと、会われたのですね。さすが!
もえちゃんの美脚に驚愕したとろりんさんが、目に浮かびますw きれいですよね。
しかも前向きなのは、とってもよいことだと思います。
by ラブ (2009-03-03 11:34)
ラブさま、
nice!とコメント、ありがとうございます!!
生もえちゃん、会ったというよりは遭遇したという感じでしょうか(汗)。もう1人、モデルさんも一緒にいらっしゃったのですが、後ろ姿だったのでどなたかはわかりませんでした。
本当に、絵に描いたような驚愕ぶりだったと思います。「うわっ、すっごい綺麗な足!!」(驚きその1)→「誰やろ~?」→「うおおおお、もえちゃんやん!!」(驚きその2)みたいな感じでした(笑)。
by ★とろりん★ (2009-03-03 18:01)