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新緑の入間川 [旅]

先日の予告通り、東武東上線と西武池袋線を巡り歩いてまいりました。

この日のお目当ては、埼玉県内を流れる一級河川、入間川(いるまがわ)[exclamation] お仕事の約束が終わった後、いそいそと河川敷へ。

じゃ~ん[exclamation×2]

(写真はすべて、クリックで拡大表示されます)
CA391953.JPG
ひろ~~~い[exclamation×2] 想像以上に悠大な河。

なぜ、この場所に興味があったのかと申しますと、実は狂言の演目に、その名もズバリ『入間川』という曲があるのです。まさに、この入間川をめぐって、1人の大名と土地の者が繰り広げる騒動を描いた曲です。

先日の『木六駄』@横浜能楽堂で大活躍だった狂言方、山本則直師が狭山市在住という縁もあり、入間川の近くにある狭山市市民会館では、毎年「狂言『入間川』を観る会」が開催されています。出演は勿論、山本東次郎家一門。

狂言の『入間川』はまだ拝見したことがないのですが、物語の舞台を体験しておけば、後々拝見した時により真実味を感じることができるかな~と思って、ちょっと足を伸ばしてみました。

現在の入間川は、河川敷がとっても広くて、快適なお散歩コース。新緑の香りが充満していて、とっても気持ちよかったです。河川の水は、とても澄んでいます。浅いところもあれば、急に深くなっているところもあり、「なるほど、大名が溺れるわけだわ(※)」と納得&実感。

(※)狂言『入間川』では、京の都から帰郷途中の大名が入間川を挟んで地元の有力者と言い争いになり、いきなり川の中へ入って溺れかける、という場面があります。

はっきり言って自己満足なんですけど(苦笑)、小説や映画、歴史などでも、実際の舞台となった場所を訪れると、それだけ作品や登場人物に親近感が涌いてきませんか?

狂言の世界では、「(京の)都」以外に土地の固有名詞が出てくる曲が少ないので(「出羽の国」とか「佐渡の国」とかはありますが)、「入間川」のように場所が特定できるのは、珍しいことではないかと思います。実感できて、満足、満足~[かわいい][かわいい][かわいい](←単純)

それにしても、緑の匂いと風を受けながら歩くと、本当に気持ちが癒されますね。この日は朝からヒールのパンプスを履いて歩き回っていて、耐え難い痛みをこらえていたのですが、入間川の河川敷を歩いている間だけは痛みが和らいで、しばしホーッ[ダッシュ(走り出すさま)] と、ひと息つくことができました。(アスファルトの歩道に戻ると、また痛みが戻って来ちゃいましたけど[たらーっ(汗)]

さて、この日は前日に続いて、爽やかな快晴。東武線と西武線を乗り継ぎながら、いくつか写真を撮影しました。

CA391947.JPG
さわさわと風に揺られて、若葉も気持ちよさそう。

CA391945.JPG
ぽわぽわ~。お昼寝したくなるような昼下がり。これは何というお花でしょうか?

お仕事は大変ですけれど、こうして季節を感じながら歩くことが出来るのは貴重な時間ですね。

入間川


よい子のみんなは、いきなり川へ入らないように注意しましょうね。
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