藤原道山コンサート2011 ~竹林招風~ [伝統芸能]
2011年7月2日(土) キリスト品川教会グローリア・チャペル 17:00開演
【出演】
藤原道山(尺八)
一ノ瀬 響(サウンドクリエーター)
二代 石垣征山(尺八)
中村仁樹(尺八)
松村湧太(尺八)
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出張と出張の合間に、藤原道山さんのコンサートに行ってきました。
タイトルの「竹林招風」は道山自身が考えたそうで、「暑い日が続く中、少しでも涼やかな風を感じてもらえるようなコンサートに」という思いが込められているそうです。文字通り、爽やかで清々しい風が心に吹きぬけるようなひとときでした。
第1部は紋付袴といういでたちで、尺八の独奏から始まります。そこから1曲ごとに1人、2人と共演者が加わり、最終的には4つの尺八による協奏曲へ。この構成がシンプルながらとてもまとまりがあって、尺八の音の魅力をじっくりと味わうことができました。
第2部では、まず吹き合わせによる「鶴の巣籠」と「鹿の遠音」。
今回は尺八の二流派、都山流(道山、征山)と琴古流(中村、松村)が揃ったということで実現した2曲。都山流が舞台、琴古流が客席の上手下手に分かれて演奏。
これはとても聴きごたえありました!流派によって何がどう違うのか、とかはまったく解りませんけれども(苦笑)、道山がリードし、若手の奏者たちがそれに応えて心をひとつにして築きあげていく空間・・・というのがとても感動的でした。
この後は、サウンドクリエーターの一之瀬響さんをゲストに加えて、道山自身が作曲したものや、一之瀬さんが道山に提供した楽曲などを演奏。ここからは道山は黒シャツに光沢のある白のサテンスーツ、若手(別名:キラキラチーム←道山命名)は黒シャツに黒パンツというスタイリッシュな洋装で演奏。
アンコールは、道山の尺八による「アメージング・グレース」。柔らかく、やさしく響き渡る音色が、しみじみと心に沁み込んでくるような1曲。
出張と出張の合間で若干疲労困憊していたのですが(苦笑)、心がリセットされるような素敵な時間を過ごすことができました☆あ~、癒された~☆
セットリスト
1. 尺八独奏曲 竹の四季より「夏」 (山本邦山)
2. 尺八二重奏曲第三番「対動(ついどう)」 (山本邦山)
3. 尺八三重奏曲「青風(あおかぜ)」 (John 海山 Neptune)
4. 失われた「時」 (三宅一徳)
第一章「Prologue」 第二章「子守歌」 第三章「宴」
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5. 吹き合わせ「鶴の巣籠」「鹿の遠音」 (都山流本曲・琴古流本曲)
6. 道 (藤原道山)
7. I am here (一ノ瀬 響)
8. Earthrise2064 (一ノ瀬 響)
9. 琥珀の道 (一ノ瀬 響)
10. After 10 Years
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アンコール Amazing grace
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