Beautiful World [旅]
24時間にも満たない沖永良部島での時間を過ごして、東京へと戻りました。まずは沖永良部空港から、経由地の鹿児島空港へ。
私たちが離陸すると同時に晴れ間も見えてきて、空と海が織りなす果てしない青の世界、その中に浮かぶ島々を楽しみながらのフライトでした。
海面に、雲のシルエットが映っているのが御覧になれますか?すごく綺麗!!
まず眼下に見えてきたのは、奄美大島。
加計呂麻島もくっきりと見えます。
どうしても見たかったのが、「宝島」という名の小さな島。機内で配布されたルートマップで位置を確認しつつ、キャビンアテンダント(CA)さんにも「近づいてきたら、教えてくださいっ」とお願いまでする周到ぶり(笑)。
実はこの島・・・
ハートの形をしているんですよ!素敵でしょ?
CAさんの間では、「フライト中に宝島が見られたら良いことが起こる」というジンクスがあるそうですよ。ニコニコしながら教えてくださいました。これでワタシの心もラブ補充、完了☆
飛行機は順調に飛行を続けます。
やがて見えてきたのは世界遺産、屋久島です。
思わず「相葉ちゃん・・・」と思いをはせてしまうワタシ(笑)。(理由を知りたい方は、コチラへ☆)
屋久島を過ぎた後は、しばらく空と海の間でふわふわと遊ぶ白い雲たちを眺めていました。
海をキャンバス代わりにして、影絵遊びをする雲さん達。
約1時間のフライトも、いよいよ終盤。
大隅半島の先端、佐多岬が見えてきました。
「薩摩富士」と称される開聞岳。
そして鹿児島のシンボル、桜島。
この日も活動が盛んで、噴火を繰り返していたようです。
桜島の左側が灰色で靄っぽく見えるのは、風の影響で鹿児島市方面に流れている火山灰です。桜島は今年、噴火回数が年間1万回を突破したそうです。
鹿児島空港で少し休憩。この日は霧島連山も鮮明に見えました。
右から高千穂の峰、中岳、白い噴煙が見えるのが新燃岳、そして左端のいちばん高い山が韓国岳(からくにだけ)です。
手前のプロペラ機が、沖永良部から乗ってきたDHC-Q400。素敵な旅をありがとう!
しばしの休憩の後、またまた飛行機に乗って羽田へ向かいます。
東シナ海を真っ青に染めていた鮮烈なスカイブルーが、夕暮れ前のやわらかな陽に溶けて淡いピンク色に染まる頃、飛行機は羽田上空へ。
横浜港と富士山が、静かに出迎えてくれました。
世界は美しい。こういう光景に巡り会うたびに、心からそう思います。
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