箱根旅行 (1)星の王子さまミュージアム [旅]
夏休みに、1泊2日で箱根旅行に行ってまいりました。
最初に訪れたのは、「星の王子さまミュージアム」。
現在、宝塚大劇場で大絶賛上演中の花組公演『サン=テグジュペリ―「星の王子さま」になった操縦士―』にて、私が恥ずかしげもなく溺愛する蘭寿とむさんが、リアルに「星の王子さま」を熱演されています。
あ、らんとむ、お誕生日おめでとう!これからも熱く強く優しいらんとむでいてください。太陽のように輝く笑顔で、いつまでも私たちファンの心を照らしてくださいね!(←不意打ちでファンレター化)
そして先日、関西在住の友人が「こっちの新聞のインタビューに、らんとむさん出てたでー。箱根にある星の王子さまミュージアムに行って、そこで購入した『ゾウを飲み込んだウワバミストラップ』をいつも身に着けてるんやって~」と教えてくれたのです。それを聞いて、「私もらんとむが行った場所に行きたい!同じストラップが欲しい!!」と思って、速攻で箱根旅行の計画を立てはじめました。この辺り、ロケ地巡りがかなり影響してますね(笑)。
小田急箱根高速バスで一路、箱根へ。「川向」バス停を下りると、すぐ目の前にフランス国旗の揺れる門が見えます。
「星の王子さまミュージアム」の玄関です。
この門は、サン=テグジュペリが幼少時代を過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城の城門を模したものだそうです。
門をくぐると、惑星B612と王子さまがお出迎え。
一歩入った時から、「星の王子さま」の世界に誘われていきます。
正面入口。
この円柱形の建物や瓦も、フランスの建築様式にのっとって建てられたものだそうです。
受付で入場料金を払うと、こんなに可愛らしいパンフレットをいただけます。
(友情出演:リスのさとしくん)
物語の中で特に重要な位置を占める「バラの花」をモチーフにしたパンフレット。可愛いでしょう?花弁を開くと中にミュージアムの案内地図になっています。
順路通りに、まずは「出会いの庭・アジサイの小径」を歩いていきます。
しばらく歩くと、ローズガーデンに出ます。
ここには、「バラの花についたてを立ててあげる王子さま」がいます。
すぐ横には、クリスマスローズの花壇があります。ここには、キツネとヒツジと並ぶ王子さまが。
やがて、石畳の道は、「王様通り」と名付けられた道へ・・・。サン=テグジュペリが育った、フランス風の街並みを楽しむことができます。
サン=テグジュペリの生家も再現されています。
この石畳の道を通りぬけると、小さな森の広場に出ます。
「飛行士通り」と名付けられた広場と道。右側の芝生は、実はウワバミ形に作られているのだそうですよ。
ここには、おなじみの衣裳を身に付けた星の王子さまを初め、作品に登場する様々なキャラクターに出会えます。
王子さま。
王様。
実業家。
ガス灯の点灯夫。
地理学者。
物語のキャラクターたちに誘われてたどり着くのは、小さな小さな教会。
サン=テグジュペリ教会。
こちらも彼が幼年時代を過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城内に現存するそうです。
内部も、シンプルでとても可愛らしい作り。森の木立からさんざめくような自然の光が入ってきて、心地よい空間です。
ステンドグラスをよ~く見ると・・・
やっぱりここも、「星の王子さま」のキャラクターが描かれていますね。
教会を出て、もとの道をたどって、「飛行士通り」へ戻ります。
この「シアター・ドゥ・プティ・プランス」から、展示ホール・映像ホールへ。
サン=テグジュペリが愛機として乗っていた赤い飛行機もあります☆
これね・・・ポスターに載っていたのは・・・これなのね・・・☆(→参照)
展示ホールは撮影不可なのですが、サン=テグジュペリの生涯を、うまく「星の王子さま」の世界観と巧みに重ね合わせてあります。
幼少時代を過ごした部屋や操縦士の基地内の部屋を再現したり、書簡や原稿、写真などが思った以上に展たくさん示されてあって、サン=テグジュペリの人生をたどるうちに、いつの間にか星の王子さまの世界に入り込んでいくかのような感覚に浸れます。「星の王子さま」は、サン=テグジュペリの経験や思想があますところなく詰められたものなのだなぁ、と実感しました。
さて、園内には3つの可愛いマンホールがあります。
それぞれ、何を表現しているか、わかりますか~?
3番目は「ゾウを飲み込んだウワバミ」ですね。このマンホールがどこにあるのかは秘密。もしウワバミのマンホールを見つけたら、悩み事をひとつ胸の中に思い浮かべると、ウワバミがその悩みを飲み込んで心を軽くしてくれる、という言い伝えがあるそうですよ。
* * *
さて、忘れてはならないのが、お土産、お土産☆
ミュージアムショップ「五億の鈴」で、スタッフさんに「あの~・・・宝塚歌劇団の蘭寿とむさんがこちらの美術館にいらっしゃった際に、『ソウを飲み込んだウワバミストラップ』をお買い求めになったと聞きまして・・・それと同じものが欲しいのですが・・・」と、訊ねてみました!愛って強い!
スタッフさんによると、蘭寿さんがこちらを訪れ、ミュージアムショップでウワバミのストラップを買ったという情報は把握しているものの、ウワバミを扱ったストラップは3種類あって、どれを購入したのかは不明・・・との事(完全プライベートで訪れたのでしょうね)。ちーん・・・。
スタッフさんが3種類のストラップを見せてくださったので、いちばんコンパクトでシンプルなこちらのストラップをゲットしました。
ね?ちゃ~んと飲み込めるようになってるんですよ!
うふ☆これで(33.3%の確率で)らんとむとお揃い・・・☆☆☆
花と緑に包まれた、穏やかな空気のミュージアムです。
★TBS「箱根サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム」★
開館時間:9:00~18:00(最終入館17:00まで)
入館料:一般1500円/小・中学生700円/学生1100円
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
電話:0460-86-3700
公式ホームページ:http://www.tbs.co.jp/l-prince/index-j.html
とろりんさま
こんばんは!
少しご無沙汰していました。
久しぶりに読ませていただいてビックリ!
なんと私も同じ日に星の王子さまミュージアムに行ったのですよ。
接近遭遇でしたね~
その日は蘭とむのbirthdayだったのですね。
うっかりしていました!
私もぞうを飲み込んだウワバミストラップを購入しました。
私のは、ケータイ画面のお掃除ができるタイプのもの
平面的なデザインです。
蘭とむはどれを購入したのかな?
私も分かりません。
でもとても気に入って使っています。
本物のサン・テグジュペリは
なんだかMr.ビーンに見えてしまって(笑)
才能豊かな人だったのですね~
公演が楽しみ!です。わくわく。
それではまた!
by tomfan (2012-08-15 20:02)
tomfanさま、
コメント、ありがとうございます!!
ご無沙汰しておりました。夏バテは大丈夫ですか?
まだまだ暑い日が続くようですから、体調管理に気をつけて
乗り切っていきたいですね。
この記事をアップしたのは8月12日(←らんとむバースデー)ですが、
実際にミュージアムを訪れたのは、その前の週なのです。
tomfanさまは12日に行かれたのですか!?
さすが、らんとむファンの鑑!グッジョブです☆!(*^^)b
>>本物のサン・テグジュペリは
>>なんだかMr.ビーンに見えてしまって(笑)
あ・・・tomfanさまも、やっぱりそう思われました?
私もそう思っちゃいました☆
あと1カ月で東京公演ですね!本当に楽しみです。
旅の季節に突入している頃ですが、頑張って劇場に通います!
by ★とろりん★ (2012-08-15 20:14)