境港 水木しげるロード (2)お気に入り編 [旅]
今回は、「水木しげるロード」に設置されている139体のブロンズ像のうち、とろりん的にお気に入りのものをご紹介します。
妖怪についての説明は、水木しげるロードMAPを参考にさせていただきました。
まずは、この方から。
ぬらりひょん。
鬼太郎にとって最大のライバルとされる、妖怪の総大将。風貌は庄屋さんみたいですが、智力・妖力は妖怪界ナンバーワンです。
ガラッパ。
奄美大島からトカラ列島にかけて出没されるとされる、河童の仲間。友達になると、お魚をたくさんプレゼントしてくれるようになるんですって。
アイヌ民族の妖精、コロボックル。
「コロボックル」とは、アイヌ語で「蕗の下に住む人」という意味があるのだそうです。くるんとした瞳が可愛いですね。
ばけぞうり。
物を粗末に扱うと出没するそうです。昔も今も、「もったいない」の精神は忘れてはいけませんね~。
べとべとさん。
説明文によると・・・
ある男が夜道を歩いているとべとべとさんが後をつけてくる。「べとべとさん、お先にお越し。」というと「先に行くと暗くて歩けない。」というので、男は提灯を貸してやった。翌朝、男の家の前に提灯が返してあったそうだ。
妖怪なのに暗いと歩けないべとべとさん。・・・可愛いやん・・・☆(しかも律儀)
すねこすり。
急いで歩いている時に足の間をすり抜けてすねをこする妖怪。何もないところでいきなり転んでしまったら、きっとこの妖怪の仕業です。
丸毛。
ふだんは貯金箱のふりをしているんですって。お金を貯めている時は何もしないのに、そのお金を取り出そうとすると、噛みついて逃げるとか。
蟹坊主。
甲斐の国に伝わるちゃんとした(?)妖怪話に登場します。ちなみに境港は蟹の水揚げ量日本一なんですって~☆
海坊主。
島国である日本には、全国各地の沿岸部に必ず海坊主の伝説がありますね。ここ境港の海坊主は、なんだかユーモラスで親しみやすい風貌です。
海女房。
海坊主の奥さん。大きな口を開けてお魚に食らいつくこの容貌を目にして、一行の間で、「海坊主って、恐妻家なのかなぁ・・・」「M気質なんですかね・・・」という会話がなされたことは・・・ああっ、海女房さんには秘密にしておいてくださいーっ!!
小豆はかり。
やたら陽気な空気感を出しながら小豆をはかっていますが、天井にあずきをばらまいてその家の住人を追い出してしまうとか。なかなか厄介な妖怪さんです。
小豆洗い。
やたら恐ろしい空気感を出しながら小豆を洗っていますが、東北地方には貧乏な農家が婚礼の日に何もご馳走を作れないを不憫に思って、お赤飯を山のように置いていった、という民話も残されているそうです。・・・ええ奴やん、小豆洗い・・・☆
昔から小豆には厄よけの力があるとされていましたし、今でもお祝いの日にはお赤飯を炊く風習がありますものね。その象徴と言える存在なのかもしれません。
家鳴り(やなり)。
真夜中、寝入りばなに天井やテレビの裏から「ピシッ」という音が聞こえたら、この家鳴りの仕業なんですって。いたずらっ子ですね~。
傘化け。
「妖怪」と言うと、この傘のお化けを思い浮かべる方も多いかも。
算盤小僧。
丹波の国(現在の京都府西部)に出没する、音だけさせる妖怪。パシャパシャそろばんを弾くような音はすれども、周囲に誰の気配もない・・・と言うときは、この算盤小僧の仕業なんですって。
朱の盆。
顔は一面、朱を塗ったように赤く、口は耳まで裂け、額には1本の角、針のような髪という風貌の妖怪。アニメ『鬼太郎』でよく見たような記憶があります。
豆腐小僧。
彼(でいいのかな?)が持っている豆腐を食べると、身体中にかびが生えるそうです。・・・地味に恐ろしい・・・。
枕返し。
確か、アニメ『鬼太郎』のエンディングクレジットに登場していたような記憶があります。枕返しが出没すると、家内で病人が出たり災厄があったりするそうなので、注意しなくてはいけません。
ラストを締めくくるのは・・・
竜。
海の神様として信仰深い竜。今年の干支ということもあるのでしょうか、お賽銭が奉納されていました。
これまで紹介した妖怪たちは、ほんの、ほんの一部。他にも愛らしい、親しみやすい妖怪さんがいっぱいいます!ひとつひとつじっくり見ていると、時間が経つのも忘れてしまいますよ。
次回は番外編。水木しげるロードで発見した楽しいお菓子をご紹介します。
ぬらりひょん、存在感ありますよね。
私も好きです。
by ラブ (2012-10-05 18:40)
ラブさま、
nice!とコメント、ありがとうございます!!
ぬらりひょん、迫力ありますよね~。
渋い風貌が素敵ですよね☆
by ★とろりん★ (2012-10-05 20:14)