朧月夜 ~千鳥ヶ淵の桜~ [桜咲く国]
国立劇場の桜に心を奪われた後は、千鳥ヶ淵へ。
昨年の様子は、コチラから☆
霞が濃くなり始め、春のこの季節にしては日が暮れるのも早くなりそうでしたので、少し急ぎました。
半蔵門とともに。
水辺の土地はどうしても気温が低くなりがちなのでしょうか。井の頭公園と同じく、千鳥ヶ淵の桜も、この日はおおむね一分咲きといったところ。
でも、今日あたりはきっと、満開でいちばん美しい時を迎えているのではないでしょうか!
まだライトアップは実施されていなかったようですが、多くの人が桜の下を散策していましたよ。
千鳥ヶ淵のボート乗り場から。
店じまいをして、スタッフの方が点検をしている模様。千鳥ヶ淵の桜は早朝か夜に見に行くことが多かったので、ボートに人が乗っているのを、実は初めて見ました(笑)。
迫る夕闇の中でも、淡くほの白く浮かび上がる桜の花枝。
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
お月様も、霞につつまれてやわらかい風情。
やがて、景色は一気に藍色の宵闇に染まります。
いつもの定点観測、その1。
桜並木はすっかり見えませんが・・・街頭の灯りがはっきりとわかるくらいに見えるということは、まだ花がほとんど咲いていないということです。
そして定点観測、その2。
まったく見えへんや~ん!!(苦笑)
本当に、この写真からでは何も映っていないように見えますが、目視ではシルエットがわずかに見えたんですよ~。また一回り幹が成長したようで、嬉しくなりました。
いつもより少し早い桜の季節到来に、品川弥二郎さんも困惑気味かな?
蕾がふくらむ枝の向こうには、ひときわ鮮やかに輝く東京タワー。
井の頭公園から千鳥ヶ淵まで、総歩数は20,000歩あまり。いや~、よく歩きました!でも、場所ごとに様々な花の表情を楽しむことが出来て、とても充実した花巡りでした。
井の頭公園も千鳥ヶ淵も、きっと今日あたりが満開なのではないでしょうか。
今年の春は、今年だけ。桜に逢いに、出かけましょう☆
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