桜舞う、水の旋律 ~外堀の桜~ [桜咲く国]
千鳥ヶ淵で桜を楽しんだ後は、靖国神社前の早稲田通りをてくてく歩いて、飯田橋へ。神楽坂で昼食をとり、外堀の桜並木を眺めながら市ヶ谷まで歩きました。
外堀の桜並木。
右手前に見えるのは、「カナルカフェ」です。この辺りの桜は同時期に等間隔で植えられたようで、幹や枝ぶりもほぼ均等。特に飯田橋から市ヶ谷にかけての桜並木は圧巻です。
→昨年の夜桜見物の様子は、コチラから☆
なんだか気になるケーキ屋さんや喫茶店をのぞいたり、矢来能楽堂まで足を伸ばしてみたり、風の吹くまま、気の向くままに神楽坂を散歩。
その後は、飯田橋に戻ってきて、桜並木をじっくりと楽しみながら、市ヶ谷方面へ歩いていると、水辺でちょっと楽しい光景に出逢いました。
たぶん、川鵜の仲間です。
カナルカフェに係留してあるボートに、1羽ずつ、規則正しくちょこんと留まっているんですよ。可愛い!「は~い、1羽1艘ね~♪」「え~、オレ青が良かったな~」なんて声が聞こえてきそうですね。
時折、冷たい風が吹き渡り、水面と桜の枝を揺らします。
ゆらゆら揺れるボートの上で上手にバランスを取りながら、バサバサと翼を軽くはばたかせてリラックスする川鵜くん。
人も鳥も、そして水も。桜の優しい薄紅の下では、何かと心が浮き足立つようです。