七夕の空 [旅]
七夕の日は、空の上にいました。
ちょうど不安定な天気が続いていた日で、この日は東京でも夕方に激しい夕立があったそうですね。非常に風が強くて、雲の流れがとても速く感じられました。
陸地をすっぽりと覆う雲。
「上昇気流って、本当に山に空気が山に添って昇っていって発生するんだなぁ・・・」と実感。学生時代に机の上で勉強したことを実際に目の当たりにすると、感慨深いものがあるというか、新鮮な感動を覚えます。
瀬戸内海上空。
主に右下に見える濃い部分は、雲のシルエットが海面に投影されたもの。直射日光が真っ直ぐに地上に届くこのような日は、海が鏡のように雲のシルエットを映し出します。
飛行機の下には水滴をたくさん含んだ雲が地上近くを流れる様子を楽しめますが、ふと見上げると・・・
羽衣のように軽くて純白の雲が、青空に美しい流線を描いています。
約2時間、天の川に近くを飛んだ後、飛行機は無事に目的地へ。
遠くてわかりにくいですが、整備員以外のグランドスタッフさん達が、浴衣姿で飛行機をお見送り。きっと「七夕フライト」ですね。男性スタッフさんは着流し姿で、遠目からでもとっても素敵でした。
午後には激しい夕立に見舞われましたが、夜には晴れ間が広がって、星空が広がりました。川沿いの静かなお宿で、せせらぎの音を聞きながら、心の中で星空様にお願いごとをお伝えしました。
七夕の翌日には、九州から東海地方が梅雨明け。とたんに今年いちばんの暑さとなりました。
刺すような真夏の日差しには辟易しますが、自然の一部として生活する者として、自然の変化に対応できるようにしていかなくてはいけませんね。
皆さまも、熱中症・日射病にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
今年の夏も、楽しい思い出をたくさん作りましょう☆