我が心の故郷(ふるさと) [旅]
旅の合間に30分だけ時間ができたので、ついつい足を伸ばしてしまいました。
宝塚大橋から見る大劇場。私が大好きな、大好きな景色のひとつです。
隣接する宝塚音楽学校の開け放たれた窓から、ピアノの軽やかな音色がかすかに聴こえてきます。バレエのレッスンをしているのは、本科生かな?予科生かな?どちらにせよ、宝塚歌劇の次の100年を、永遠の夢を受け継いでいく存在であることに変わりありません。
青空に溶けていくやわらかなピアノの音色に耳を傾けて、武庫川を吹き抜ける風を頬に受けながら、そっと目を閉じて深呼吸するだけで、穏やかで優しい気持ちになれるから不思議です。
歌劇のまち、宝塚。いつまでも、いつまでも、「我が心の故郷」であって欲しいと願います。