∞エイト神社に行ってみた∞ ~赤羽八幡神社~ [KANJANI∞]
「赤羽に"∞(エイト)神社"がある」との情報提供を受け、エイターのお友達とさっそく行ってみました。
JR赤羽駅から徒歩10分足らずのところにある、「赤羽八幡神社」です。
赤羽八幡神社は、品陀和気命(ほんだわけのみこと)=応神天皇を主神に、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)=仲哀天皇(応神天皇の父)と息長帯比売命(おきたらしひめのみこと)=神功皇后(応神天皇の母)の三神を祭神としてお奉りしています。
坂上田村麻呂がこの地に陣を張り、三神をお奉りして武運長久を祈願したことにより創建され、以後、源頼光、源三位頼政、太田道灌など名だたる武将によって再興され、1200年以上の長きにわたり人々の信仰を集めてきました。
参道
近代に入っても、陸軍用地として接収されたり、上越新幹線開通のため神社が鎮座する山にトンネルが貫通するなど、数奇な運命を辿りながらも赤羽の人々を護り続けています。
こじんまりとしながらも、見るからに歴史を感じさせる、風格ある本殿。
まるで勢いよく飛び出してきそうな本殿正面柱の獅子と獏(バク)の木彫。
獏は鉄を食べる(=武器を食べる)ことから、軍縮平和を表わすシンボルなのだそうです。
端整なたたずまいの神楽殿。
裏には小さな鎮守の森もあり、清浄な空間に包まれています。
∞-∞-∞-∞-∞-∞-∞
さて、なぜこちらの八幡様が「エイト神社」と呼ばれているのかと申しますと・・・
古代中国の風水思想に「三元九運説」というものがあります。
詳しい解説は端折りますが、180年をひとつの時の周期と考え、それを上元・中元・下元と、60年ずつのタイムサイクルとしてとらえる思想です。
そしてこの三元はさらに20年の周期に区分されます。それら20年をそれぞれ、上元1運・上元2運・上元3運・中元4運・中元5運・中元6運・下元7運・下元8運・下元9運と称されます。
そして、2004年2月4日から2024年2月3日までの20年間が、「下元8運」期にあたります。
この20年間最大のラッキーナンバーは、「8」。
「8」は末広がり、いわば∞(無限大)の象徴ということで、こちらの神社では5年ほど前から「∞」マークをデザインした御守を授与するようになったそうです。
2004年と言えば・・・そう、関ジャニ∞がデビューした年!
この20年間で最強の数字「8」をシンボルとし、さらに名前に「∞」を冠した関ジャニ∞。偶然とは思えない不思議なめぐり合わせを感じますね。
クチコミでこのお話がじわじわと広がり、多くのエイターさんがお参りに訪れるようになったそうです。
熱心なエイターさんの要望により、八幡様でも通常の「下元8運御守」と合わせて、関ジャニ∞メンバーカラー仕様の「下元8運ストラップ御守」を授与しています。
じゃじゃ~ん!見事なまでにエイトカラー勢ぞろい☆
こちらが、「下元8運ストラップ御守」(700円)です☆
「∞」ロゴと紐がエイトカラーのはず・・・なのですが、たっちょんこと大倉くん(グリーン)だけ、∞ロゴはグリーンで紐はパープルピンクとちぐはぐに。神主さんいわく、「皆さんに怒られてます(笑)」。
ちなみに、「ストラップ御守」はエイトカラーが揃っていますが、「ラインストーン御守」(700円)は今のところ、緑・赤・青・黒・オレンジの5色展開だそうです。
絵馬はしっかり、紐の色がエイトカラーで揃っています☆
(※上記3枚の写真は、神主さんのご了承をいただいて撮影しました)
横山くんカラーの「下元8運ストラップ御守」(700円)と、「下元8運カード御守(∞カード)」(500円)を購入しました。
黒色の∞カードは、通年販売されています。もとはビジネスマンの為に、内ポケットや財布などにおさめられるようにと作られたものだとか。
イエローの∞カードは2013年限定バージョン。ちなみに2014年の限定カラーは、グリーンを予定しているそうです!
絵馬(500円)もおさめました。もちろん、横山くんカラー☆
こちらの絵馬は季節ごとにデザインを変えていて、ちょうど今月から春バージョンに移行したところだそう。
鮮やかに華やかに咲き誇る桜の花々と、真ん中に大きく描かれた「∞」を見ているだけで、気分が上がりますね~!思わず「桜援歌」を歌いそうになりました(笑)。
皆さん一緒に夢咲かせましょ
皆さん一緒に花咲かせましょ
心の中で口ずさみながら、お願い事を記入しようと机に向かうと・・・
ペンも、もれなくエイトカラー。
ものすごく徹底して、関ジャニ∞とエイターを応援してくださっています(笑)。
心をこめてお願い事を記入して、奉納しました。
よ~く御覧いただくと、満開の桜の中にも、エイトカラーの花びらが巧みに散りばめられています。うわぁ、こういうの大好き!(←職人芸至上主義)
たくさん奉納された絵馬を、ちらちらと拝見。関ジャニ∞の活躍を祈願するものが大半ですが、エイターの健康と幸福をあわせて祈願するものも多く見受けられたのが、とても印象に残りました。
こんなところでも、エイター同士の温かい交流と素敵な絆が垣間見えます。皆さんの絵馬を拝見しているだけで、思わずこみ上げてくるものがありました(←最近、とみに涙もろい)。
JR赤羽駅のすぐ近くにあり、その地下を新幹線が通過するという環境ながら、1200年以上の歴史の空気はそのまま残されている赤羽八幡宮。
ミーハー全開で訪れたのですが(笑)、落ち着いた境内の空間はやはり神聖で清々しくて、いつまでもその空気に身をゆだねたいと思うほどでした。
∞-∞-∞-∞-∞-∞-∞
赤羽八幡神社のホームページは、コチラから☆
トップページ→「コラム」→「関ジャニ∞とお守り」のページで、絵馬や御守について詳しく紹介されています。遠隔地の方へ、郵送での絵馬・御守の授与も行われているそうですよ。
すみだ水族館 [お散歩]
先日、ひと足早くお誕生日をお祝いしてもらいました☆
今年のワタシのリクエストが、「スカイツリーに登りたい!」だったので、カンゲキ仲間が全力を尽くして登頂予約をしてくれたのですが…。
当日、春一番の影響を受けて今季かつてない強風のため、まさかの登頂延期(涙)。さすが「嵐を呼ぶ女」、公私ともに絶好調超!(←ヤケクソ)
そこで、ワタシが「行ってみたい☆」ともうひとつリクエストしていた「すみだ水族館」に連れて行ってもらいました。
「すみだ水族館」は2012年5月、スカイツリーと同時に開業。
都心にありながら、水に生きる生命(いのち)と気軽に触れあえる事を特色とした水族館です。入場料は大人2000円、高校生1500円、小・中学生1000円、幼児(3歳以上)600円。
もともと水族館を建てる目的ありきではなく、スカイツリーとそこに併設されたソラマチの中に水族館を作りこんだ、という感じの設計デザインなので、水槽もそれほど大きなものはありませんが、コンパクトにミニマムに「水の世界」を楽しむことができます。
ミノカサゴさん。
チンアナゴさん。
ひとつの水槽でこれだけ大多数のチンアナゴさん達を見られるのは、首都圏ではここがいちばんかも!
「つながるいのち」と題されたゾーン。
ここでは、東京湾から小笠原諸島近海にかけて生息する魚たちを観察することができます。このスロープを歩いていくと・・・
「いのちのゆりかご・水の恵み」と題された大水槽。すみだ水族館内で最大の大きさを誇る水槽です。
小笠原村の協力により、東京から約1000キロ離れた小笠原諸島近海の海を再現。東京の都心で、世界遺産の海の恵みを体感できるゾーンとなっています。
写真の上の方で悠然と泳いでいる大きな魚は、「シロワニ」という鮫の一種。比較的穏やかな性格なので、他の魚たちを襲うことはめったにありません。
仲睦まじく泳ぎまわるエイさん。
「水といのちのたわむれ」ゾーンでは、ペンギン・オットセイの姿を楽しむことができます。
屋内開放型のプールとしては国内最大級。天井までガラスで覆われることなく、アクリルガラスの上が開放されているので、ものすごーく間近でペンギンの泳ぎや表情を楽しむことができます。
天井がないので、時々やんちゃなペンギンがバッシャーン!と水面で水飛沫をあげ、その飛沫が入場者にかかるという現象も起きるそうです(笑)。
水中のペンギンさんは動きが俊敏だから、撮影が難しいな~。
やっぱり海の生き物たちを眺めていると、安心します。前世は魚だったんだろうか、ワタシ・・・。
ワタシのわがままを叶えてくださったカンゲキ仲間の皆さん、本当にありがとうございました!
次は、絶対に登るぞーーーっ!!!
すみだ水族館公式ホームページ
→http://www.sumida-aquarium.com/
震へ咲く ~新宿御苑の寒桜~ [桜咲く国]
新宿御苑の梅を見ながら散策していたら、思いがけずひと足早い春の訪れに出逢いました。
震へ咲く寒桜てふ運命かな (稲畑廣太郎)
寒暖の差が激しいこの季節。春が近づいていることを知らせてくれるように咲く寒桜の勇気に、新たな希望をもらいます。
昨日からずいぶんと暖かくなったので、これまでの寒さを我慢してきた寒桜たちも、少しはホッとしているかな?
春懸けて ~新宿御苑の梅~ [桜咲く国]
東京グローブ座観劇前に梅を見ようと、新宿御苑にやってまいりました。
今年の冬は格段に寒く、またここ数日も風が冷たく気温の低い日でしたが、ちらほらと花を咲かせているものがありました。
どの花も大好きですが、とりわけ梅の花が大好きなワタシ。時折小雨もぱらつくあいにくのお天気でしたが、寒さを堪えて凛と咲く花たちを見ているだけで、「自分もがんばらないと!」って思えます。
新宿門から入場して、しばらく道なりに散策していたら、白梅の木々がご挨拶してくれます。
スッキリと美しいたたずまいに清冽な香りの白梅です。
レストラン「ゆりのき」の前では、八重の紅梅が艶やかなたたずまいでお出迎え。
白梅は凛とした清楚な香りが特徴的ですが、紅梅は心なしか濃艶でふくよかな香り。
花弁に透けて見える花脈の一本一本までも、本当に美しいなぁ・・・。
こちらは茶室「楽羽亭(らくうてい)」の垣根に咲いていた梅。
ペールピンクのような、淡い紅の梅は珍しいな~。梅の花から連想するイメージですと、キリッと清潔な色気のすっきり美人、という感じですが、こちらは淡く優しい色味のせいか、ふわりと柔かい笑顔が似合うおっとりとした女性を連想させます。
* * *
さて、これまでは咲き開いたお花の姿をカメラにおさめるばっかりだったのですが、この日お付き合いしてくれたお友達は、お花よりも蕾に興味を示した様子。
「なんか・・・まるっとしていて、"咲くぞ!"っていう気合を感じる」との事。斬新な着眼点だな~と思いつつ、一緒になって蕾をじっくり観察してみると・・・
確かに、蕾の梅には、花よりももっと、「これから咲くぞ!」「これからが自分の咲く時だぞ!」とでも語りかけてくるような、前向きなパワーを感じます。
そして、さらに蕾をよ~く見てみると、ひとつひとつ、表情が際立って特徴的なんですよね。
そして見つけた最高傑作がコチラ!
「☆」の形をしているんですよ~!可愛い!!
お友達のおかげで、大好きな梅の花の新たな魅力を発見することができました。自然って、アンテナを張れば張るだけ驚きや発見に出逢えるものですね!
梅一輪 一輪ほどの あたたかさ (服部嵐雪)
梅の花が一輪咲くごとに、待ち望んだ春が一歩ずつ近づいてきます。
来間島 「Yacha Yacha (ヤッカヤッカ)」 [美味しいお店]
宮古島のわきっちょ(端っこ)に位置する来間島。
さらに、その来間島のわきっちょに何気なくたたずむ、優しい空気にあふれたカフェを見つけました。
朝から宮古島一周の旅に出ていて、すでに遅いお昼の時間。もうお腹がペコペコだったので、さっそくコチラのお店でランチをとることに決定☆
お店の名前は「Yacha Yacha (ヤッカヤッカ)」。
「ヤッカヤッカ」というのは宮古諸島の方言で、お祭りなどでかけられる掛け声なのだそうです。
店内にはカウンター席とテーブル席。
この手前にも、自然の木を生かしたテーブルや椅子が置いてあります。お店中の窓と扉をめいっぱい開放してあるので、ほとんどテラス席でくつろいでいるような感覚です。
南国の風に、色とりどりでキュートなデザインのTシャツがふわふわと揺れます。
ちなみにこれらのTシャツは、販売されているのだそうですよ☆
お手洗いも、レトロな空間。
「子どもののみもの」。・・・素敵・・・☆
手作りのメニュー表。
タコライスやロコモコなど、南国風のメニューに加えて、宮古島の食材をふんだんに使用したメニューも用意されています。思っていた以上にメニューがいっぱいあったので、それだけでテンションが上がりました~☆
瑞々しいサラダ。その朝採れた海藻も乗っています。
ココナッツとチキンのまろやかカレー(サラダ付 800円)。
カレーは全然辛くなくて、でもしっかりと作りこまれた味わい。ココナッツミルクのまろやかな甘さが絶妙のアクセントです。ころんと入ったチキンも柔らかくてクセがなくて、とっても美味しかった~☆
ごはんは、発芽玄米と白米がブレンドされています。玄米特有のプチプチ感が良い感じ☆
お楽しみパスタランチ(サラダ付 800円)。
この日の日替わりパスタは、「自家製塩豚とハンダマの豆乳クリームパスタ」。ハンダマというのは、宮古島特有の野菜。葉っぱ系の食感だそうです。
たくさん動き回ったし、せっかく雰囲気の素敵なカフェですから、スイーツも投入!
ふわふわレアチーズケーキ(400円)。
宮古島産のマンゴーソースがかかっています。
濃厚なレアチーズと甘酸っぱいマンゴーソースが、絶妙の組み合わせ!すっきりとした甘さで、スーッとお口の中で溶けていきます。
バナナとくるみのケーキ(400円)。
ひと口いただきましたが、バナナの甘味とうま味がぎゅっと濃密に詰まっていて、とっても食べ応えがありました!
ノンストップで宮古島を一周した後で、ゆるゆると時間を過ごしたひとときでした。
お店の情報については、コチラから☆
→島茶家 ヤッカヤッカ-食べログ
お店のホームページは、コチラから☆
→来間島のカフェ 島茶家ヤッカヤッカ
宮古島の旅(4) 来間大橋・与那覇前浜 [旅]
東平安名崎から、さらに西へと進みます。
宮古島の南西にぽっかりと見えてくる小さな島影は、来間島(くりまじま)。周囲が約9キロという、とてもこじんまりとした島です。
この島と宮古島を結ぶのが、「来間大橋」。
全長1,690メートルで、沖縄県では2番目に長い橋です。ちなみに宮古島では最長。
池間大橋とほとんど同じような形状で、中央部分がこんもりと盛り上がっています。これは、船舶が自由に航行できるようにあらかじめ設計されたものだそうです。
スカイブルーとマリンブルーの間を、一気に駆け抜ける爽快感、最高です!!
来間島から宮古島に戻り、立ち寄ったのは…
「東洋一の砂浜」とも称される、与那覇前浜(よなはまえはま)です。
来間のちょうど向かい側にあるビーチ。全長7キロもわたって、白い砂浜とコバルトブルーの美しい海が広がります。地名の由来はとてもシンプルで、「与那覇」地区の「前」にある「浜」という事から。地元の方は単に「前浜(まいばま)」と呼ぶことが多いそうです。
ビーチから来間大橋をのぞんで。
澄み切ったコバルトブルーと白浜に打ち寄せる無垢な白波、キラキラと輝く海面…。
こういう圧倒的な風景にめぐり逢うたびに、「世界は、美しい」という言葉を心の底から実感します。
来間島をのぞんでs。
幾重にも残されている波の模様と足跡。
自然の圧倒的な美しさに癒され、時として見せる険しさに心を引き締め、それでもその美しさに身をゆだねたくなる…。
またいつか、必ずこの「圧倒的な青の世界」に浸りたいな。
宮古島の旅はこれにておしまい。ありがとうございました。
宮古島まもる君は、今日も宮古島の平和と安全を、青い空の下で見守り続けていることでしょう・・・☆
宮古島の旅(3) 東平安名崎 [旅]
池間島をぐるりと一周して、再び宮古島へ。
次に訪れたのは宮古島の東端に位置する、東平安名崎(ひがしへんなざき)です。
西平安名崎と同じように、海の中へぐっと細く突き出した形状をしています。
また、沖縄方言では東を「陽が上る(あがる)」ことから「あがり」とも言い、「いりへんなざき(=西平安名崎)」に対して「あがりへんなざき」と呼ばれることもあるそうです。
岬の長さは約2キロらしいのですが、実際に歩いてみると、もっともっと長いような気がしたけどな~。春には一面にテッポウユリの白い花々が咲き乱れ、それはそれは美しい光景なのだそうです。
宮古島の東端から細長く突き出した東平安名崎は、ちょうど東シナ海と太平の境界に位置します。
おわかりいただけますでしょうか?手前と奥の淡いエメラルドグリーンのような色をした海が東シナ海、その間に切り込むように染まっている、少し濃い目の青い海が太平洋です。
水深も潮の流れの速さも異なる2つの海は、その境界で絶えず勢いよくぶつかりあい、そのたびに波飛沫が激しく砕け散ります。
こちらは、完全に太平洋側。
海の色がちがうと、水のきらめき方もちがってくるんだな~・・・。新鮮な感動でした。
強い風にあおられて転倒しないように踏ん張って立っていると、「生きている」という実感が水平線の彼方から、大地の底から身体中に伝わってくるようです。
『If or・・・Ⅴ』@東京グローブ座 [KANJANI∞]
ひな祭り [お気に入り]
宮古島の旅(2) 池間大橋~池間島 [旅]
西平安名崎から見えるのは、まるで海と空の境界を画すかのように架かる、端整な橋の姿。
池間大橋です。
1992年に開通した、宮古島と池間島を結ぶ全長1,425メートルの橋です。宮古島側には展望所が、池間島側にはお土産屋さんや売店などがそれぞれ橋のすぐたもとにあります。
宮古島側から撮影
海も空も、気持ち良いくらいの爽快なブルーです!!
池間島側から。
少し風が出てきて、ほのかに波がさざめき始めた頃。それだけで海に落ちる光も乱反射して、キラキラと眩しく表情を変えます。
まるで少女たちが額をつきあわせてヒソヒソと小声で囁きあって、そしてクスクスと声を潜ませて笑いあうような、無垢な輝きと透明感。
* * *
池間島は、全周約10キロメートルの小さな島。
島内には希少生物が生息する池間湿原、そして周辺には「幻の大陸」としても有名な巨大サンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」をはじめ、「干瀬(びじ)」と呼ばれるサンゴ礁が海中のいたるところに広がっています。
いや~…本当に見れば見るほど、自分の心まで澄み切っていくような透明感ですよね…
絶景…!!
海中に見える、ちょっと色が濃い目の部分は、全てサンゴ礁です!!
透明感だけでなく、この海には生命力と自然のエネルギーが満ち溢れています。美しく、たくましい海。
* * *
池間島から再び池間大橋を渡って宮古島へ戻る途中、ちょっとだけ橋の真ん中に降り立ってみました。
完璧なまでのエメラルドブルー。
サンゴ礁の彼方に見えるのは、大神島(おおがみじま)。
宮古島の北北東約4キロに位置する島で、古くから「神様の住む島」として、宮古島の人々の信仰の対象となってきました。
今でも集落以外の大部分の土地が聖域とされており、島で神祭事が行われる際には島外者の立ち入りが禁止されるそうです。また、島内を一周する計画だったはずが、「聖域を侵してしまう」という理由から工事が中断され、東西それぞれのある地点で途切れている道路もあるとか。
自然を崇拝し、感謝する心。自然の一部である私たち人間が決して忘れてはいけないことを、海と空は語りかけてくるようです。