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花組公演関連記事 [宝塚歌劇]

8月16日(金)に無事初日を迎えた花組大劇場公演。長年、宝塚の観劇評を書かれている藪下哲司さんのコラムをご紹介します。藪下さんのコラムは温かく真摯で、宝塚への愛にあふれています。写真もいくつかありますよ~☆

花組公演開幕 蘭寿とむ 凛とした台詞まわしと役がぴったり‐(スポニチ Sponichi Annex 芸能 宝塚支局)


サンスポからも~♪

【花組】 明日海迎えて究極の純愛物語-(SANSPO.COM)

いただいた皆さまのコメントや他の方のブログを拝見するだけで、初日から熱気に満ち溢れている舞台と、その真ん中で圧倒的な光を放っている蘭寿さんの姿が想像できて、今すぐにでも大劇場へ飛んで行きたくなります・・・が、そこはガマン、ガマン。

「会えない時間が 愛育てるのさ 眼を閉じれば君がいる・・・♪」と口ずさみながら、今は期待に胸をふくらませて東京公演を待ちたいと思います。

早く来てね、らんとむ~☆


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祝☆花組大劇場公演初日 [宝塚歌劇]


悲願「大恋愛物」成就/蘭寿とむ-プレシャス!宝塚-(日刊スポーツ)


宝塚らしい"究極"大恋愛を披露 蘭寿とむ率いる花組 「愛と革命の詩」‐(MSN産経west)


ダンスもたっぷり、宝塚花組・蘭寿とむが念願の"大恋愛物"に挑む!-(チケットぴあNEWS)


花組大劇場公演『愛と革命の詩』/『Mr.Swing!』初日、おめでとうございます!きっと蘭寿さんらしく、花組らしく、熱く、強く、美しい舞台に仕上がっていることでしょうね。

私が蘭寿さんに逢えるのは、秋の東京公演。もはや気持ちは遠距離恋愛中です(笑)。

それまでに取り立ててカンゲキ予定も入っておりませんので、しばらくはジャニーズ関連・旅関連の記事が続く予感です。東京にて開催中のフィルムフェスタとか、NHKでオンエアされたディズニー×エイトさんとか、24時間テレビとか(←大野さん主演ドラマ、予告見るだけで泣きそう・・・)。

でもやっぱり、遠く離れていても蘭寿さんの事はいつも愛し続けておりますので、舞台の様子はとても、とーっても気になります。何と言ってもらんとむ悲願の「大恋愛物!!!!!!」ですしね☆

大劇場公演をご覧になった感想をおしゃべりしたいと言う方は、よろしければ、こちらの記事のコメント欄に書き込みをお願いします。

「蘭寿さん、カッコ良かった・・・」「蘭寿さん、美しかった・・・」「爆死した・・・」と言う一言でも歓迎です。むしろ大歓迎(笑)。反対に、お芝居の核心を衝くような内容やネタばれの書き込みはお控えいただけると有難いな。他の方がご覧になっても楽しめるようなコメントをお願いいたしますね。


* * * * * 
 


8月16日に、1600本目の記事となりました。8年で1600本かぁ・・・なんだか実感があまり湧きません。いつも足をお運びくださる皆さま、心より感謝申し上げます。


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映画 「ばしゃ馬さんとビッグマウス」ポスター ・・・ですが・・・ [KANJANI∞]

関ジャニ∞の安田章大くんと麻生久美子さんによるダブル主演で11月2日(土)公開予定の映画「ばしゃ馬さんとビッグマウス」。

よく通りかかるお店の前で、ポスターを発見しました♪

「うわ~、ヤスくんカワイイ~☆」と駆け寄ってみると・・・

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・・・ん?

なんか不思議なことになってる・・・?


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魔法の国の∞さん~NHK総合 「みんなをつなぐ魔法のメロディー」 萌えポイント(1)~ [KANJANI∞]

8月14日(水)に放映されたNHK総合「みんなをつなぐ魔法のメロディー ~ディズニー&ジブリ~」に、関ジャニ∞が出演。

音楽に本気モード全開だった「カヴァ☆コラ」とはまた違って、キラキラ☆アイドルオーラを振りまくエイトさんを堪能できて、幸せでした~☆

またまた、何回かに分けて、萌えポイント(基本的に横山くんロックオン)を羅列していきたいと思います(笑)。


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関ジャニ∞がパフォーマンスを披露した楽曲は、以下の通り。


☆ディズニー・スペシャル・メドレー☆

星に願いを~「ピノキオ」
ジッパ・ディー・ドゥ・ダー~「南部の唄」
ハイ・ホー~「白雪姫」
きみもとべるよ!~「ピーターパン」
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス~「メリー・ポピンズ」
I Wan'na Be Like You~「ジャングル・ブック」
ヨー・ホー~「パイレーツ・オブ・カリビアン」
ジッパ・ディー・ドゥ・ダー~「南部の唄」


☆フレンド・ライク・ミー~「アラジン」


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岩合光昭写真展 「ネコライオン」 [展覧会]

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2013年8月10日(土)~10月20日(日) 東京都写真美術館 B1F展示室

詳細情報
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1935.html


渋谷ヒカリエにて開催中の「ねこ」展に続いて、東京都写真美術館でも岩合さんの写真展が始まりました~。

「ねこ」展の記事はコチラから☆

「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ」。 (チラシより)

最近では「ネコ写真家」として一躍名を馳せるようになった岩合さんですが、40年以上にわたって地球上のあらゆる大自然と野生動物を撮影し続けている動物写真家でもあります。

人間の生活と共に共存するネコ、人間の世界とは遠く離れた野生の世界で生きるライオン。本展では、これまでに岩合さんが撮影したネコとライオンの写真を対比させることによって、共通点と差異を浮かび上がらせるという、意欲的な写真展です。

館内には、同じようなアングルで捉えられたネコとライオンの写真を2枚1組で展示されています。

美術館のHPに掲載されている写真をご覧いただくと一目瞭然ですが、本当に、場所も時間もまったく異なるのに、ネコとライオンの写真がほとんど同じアングルで撮影されているのに驚きます。

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上:宮城県 石巻市
下:タンザニア ンゴロンゴロ自然保護区


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上:広島県 庄原市
下:タンザニア ンゴロンゴロ自然保護区

こういった、「どこか似ていて」ほっこりと和む写真がたくさん。下のあくびをしている写真は、本当に同じような表情をしているな~と感心しつつ、大きく開かれた口内に見える牙の鋭さに、ネコの内面に潜む、ライオンと同じ野性を感じることができます。犬歯が直角で長くて、ちゃんと獲物の頸椎に刺さるような構造になっているそうです。

一方で、両者の差異がはっきりと出ている写真もあります。そのいちばんの例が「食」の写真。この「食」こそが、ネコとライオンを隔てる最も大きな差異なのです。

基本的に、ネコは人間から餌を与えられて、それを食べて生きていきます。反対にライオンは、自分自身で獲物を狩らなくては食べることにありつけません。ここが人間との共生を選んだネコと、自然に生きることを宿命とされたライオンの、最も特徴的な違い。

中でも、展示室奥に展示されている1枚の写真に衝撃を受けました。

オスライオンがハイエナからヌーを奪って襲いかかる瞬間をとらえたショット。テレビの自然番組などでライオンが狩りをするシーンなどはこれまで何度も見たことがありますが、「自然の中で生きるというのは、こういうことか・・・」とまざまざと思い知らされる1枚です。

ヌ―の頸椎にライオンが牙をガッと突き刺す一瞬、カッと力強く見開かれた大きな眼。致命傷を受けたヌ―の、宙をさまよう何とも言えない眼。人間の世界では絶対に存在しえない、それぞれの「本能」がむき出しになった瞬間、「野生」の本当の姿を突き付けられて、写真の前で思わずたじろぎました。

おこがましい言い方で恐縮ですが、「動物写真家」としての岩合さんの真骨頂を感じる1枚です。


* * *


初日に観に行ったのですが、幸運にも、岩合さんによるアーティストトークも聴くことができました。

当初は展示されている写真を廻りながら、岩合さんによる説明を聞く・・・というスタイルで計画されていたそうなのですが、予想以上に人が集まったため、展示室の奥のスペースで写真パネルを掲げながら岩合さんのお話を聞くというスタイルに変更。

白地にオレンジと水色のストライプのシャツという爽やかな出で立ちで登場した岩合さん。第一印象は「うわぁ~、テレビで見るのと同じやぁ~☆」でした(笑)。

アーティストトークは20分前後で終了したのですが、撮影地や撮影したネコのウラ話も聞くことができて、とても楽しかったです。

広島県庄原市で撮影された、大きなアクビをするネコ(↑ 上記写真)の名前はガッチャン(オス)。ガッチャンはある日突然、裏山に「修行に行った」らしく、1年間戻ってこなかったそうです。そして1年後、戻ってきたガッチャン。何と、傍らに仔猫がいたそうです(笑)。お家に戻ってきたガッチャンは、それ以来、一歩も家から出なくなったんですって。

そう言うお話を聞いてからあらためてガッチャンの写真を見ると、より親しみがわきますよね。

写真撮影の方法についても少し言及されていたのですが、それも印象的でした。

「何か一点に自分の関心を集中させること。その写真で自分が何を伝えたいと思っているのかを、一点に絞ること。例えば、花畑を見て『わぁ、キレイだな』という気持ちだけで写真を撮ったのでは、それはその景色に呑まれたことになる。その花畑の何を撮りたいのか、何を伝えたいのか、一点絞って撮影するだけで、写真がぐっと引き締まります」。

上述の写真でもご覧の通り、アングルが本当に似ている作品が多くて、「時間軸も場所も全く違う場所で撮影しているのに、どうしてこんなに似たアングルが撮影できるのかなぁ・・・。」と不思議に思っていたのですが、このお話を聞いて納得。やはり、岩合さんの感性で、「こういう表情を撮りたい!」「この瞬間の動きを捉えたい!」と直感がはたらく瞬間は、いつどこにいても同じようなタイミングなのでしょうね。

岩合さんのようなプロのお話と一緒にするのもおこがましいことですが・・・。ある方に、「とろりんさんの写真は、『これを撮りたい!』『この一瞬を伝えたい!』という気魄がものすごく感じられるものと、『まぁ一応、記録で残しとくかぁ~』という軽い気持ちで撮影したんだろうなと分かるものの落差が激しい」と言われたことがありまして・・・(汗)。

やっぱり、そう言う「気持ち」って他の人に伝わるものなのか!!と、ハッと思い当たる節があり、あらためて心が引き締まる思いでした。


* * * * *


「ねこ展」@渋谷ヒカリエの半券を提示すると入場料が20%割引になるという「ねこ割」も実施中(←逆パターンもOK☆)。この夏は、恵比寿と渋谷でネコとライオンに会いましょう♪

ネコライオン

ネコライオン

  • 作者: 岩合光昭
  • 出版社/メーカー: クレヴィス
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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『PLAYZONE‘13 SONG & DANC‘N。 PARTⅢ。』 [ジャニーズ]

2013年7月31日(水) 青山劇場 17:30開演

【出演者】


今井翼

中山優馬

ふぉーゆー
(越岡裕貴、辰巳雄大、福田悠太、松崎祐介)

They武道
(山本亮太、林翔太、江田剛)

“MAD”
(池田優、松本幸大)

Travis Japan
(川島如恵留、森田美勇人、仲田拡輝、七五三掛龍也、 中村海人、吉澤閑也、梶山朝日、阿部顕嵐)

屋良朝幸


* * * * *


ジャニーズのファンになった頃から、「一度はPLAYZONEを観た方が良い」とずっと周囲の方々に言われていたのですが、ついにその機会を得ることができました。プレゾン、初体験!!

キャストは、タッキー&翼の今井翼くんを座長に、脅威の身体能力を誇るダンス職人・屋良朝幸くんと若手スター筆頭株・中山優馬くんが両建てとなり、ダンスの実力に長けたジャニーズJr.選抜メンバーが勢ぞろい。

スタッフも豪華です。演出・振付は、マイケル・ジャクソンの振付家として知られ、映画「THIS IS IT」にも出演していたトラヴィス・ペイン。同じく振付補佐として映画に出演していたステイシー・ウォーカーも、演出補・振付補として参加。

そうそう、ショーやミュージカルの世界で活躍されている舞台照明家・勝柴次朗さんの名前を発見して、とても嬉しくなりました。蘭寿とむ主演の『逆転裁判』の照明は物語の世界観を絶妙に表現していて、とても印象的でした。知っているスタッフのお名前を見つけると、初めて観る舞台でも親近感がぐっと高まりますね。

注目した出演者や印象的な場面について感想を述べておく程度になるかと思いますが、また変なテンションのためブラインドしておきます(笑)。興味のある方のみ、「続きを読む」からお入りください。


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岩合光昭写真展 「ねこ」 [展覧会]

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2013年8月1日(木)~25日(日) 渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールA 10:00~20:00

詳細情報
http://www.hikarie.jp/event/detail.php/?id=1005

40年以上にわたって「ねこ」の写真を撮り続け、現在NHK-BSプレミアムで放映中の「世界ネコ歩き」で一躍その名が知られるようになった動物写真家・岩合光昭さんの写真展が、8月1日から渋谷ヒカリエで始まりました。

昨年、ひょんなことから「世界ネコ歩き」を見るようになって、そのゆったりとした世界観と愛くるしい猫の表情や優雅でのびやかなな動きにあっという間に魅了され、今では毎月1回の放映を心待ちにするように。それだけでは飽き足らず、岩合さんの写真集もせっせと集めてしまいました(←のめり込むと見境がなくなるタイプ)。

6月に日本橋三越で開催されていた「ねこ歩き」展は、都合が合わずに行けずじまい。なので、ヒカリエで「ねこ」展が開始されると聞いた時には嬉しくてたまりませんでした。さっそく、岩合さんの撮影した猫ちゃんたちに会いに行ってきましたよ~☆

「ねこ」展に合わせて、会場のある渋谷ヒカリエも、あらゆるところにネコが潜んでいます。

東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」15番出口と直結しているヒカリエB3階入口付近まで行くと、巨大ニャンコの可愛らしい足跡が、エレベーターまで誘導してくれます☆

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入口右手にある急行エレベーターをご利用ください☆


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ほら、エレベーターまで、足跡がご案内してくれます。

会場のヒカリエホールAは9階にあるのですが、この急行エレベーター(シャトルエレベーター)は9階には止まらず、B3階・1階・(7階)・11階までノンストップで向かいます。

ここで、「あれ、これ9階には止まらない・・・」と躊躇してしまいがちですが、迷わず乗って11階まで上昇しまーす!

11階まで来ると、そのまま道案内(掲示も出ていたと思います)にしたがって、今度は下りエスカレーターへ。このエスカレーターが、10階を通過して9階まで直行するのです。


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ほら、エスカレーターに乗ったら、もう愛らしい猫たちが見えてきます!


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うわ~ん、かわいい!!


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会場入口では、猫とパグのツーショットが、お出迎えしてくれます!

数え切れないほどたくさんある岩合さんの「ねこ写真」の中でも、とりわけこの写真と、メインヴィジュアルに使用されているトップ画像の写真がとても大好きなのです。これを見ただけで、テンションうなぎ上り!!

展示の様子は、岩合さんがこれまで発表されてきた写真集の中から厳選された240品がどどーんと集結。

だいたい、これまで集めた写真集で拝見したことのある作品ばかりでしたが、いつも文庫本やA3見開きサイズの大きさでしか見たことのなかった写真を、美しく引き伸ばされた大きなサイズで見ると、その感激はまた格別のもの。その鮮やかさと、猫の表情の濃やかな部分までクローズアップされて、あらたな感動でした。

本当に岩合さんは、猫の一瞬の表情やしぐさを切り取るのが巧くていらっしゃるなぁ~。写真の1枚1枚に、猫に対する愛情があふれています。

とりわけその愛情がダダ漏れなのが、岩合さんが初めて一緒に暮らしたという猫、「海(かい)ちゃん」の写真。海ちゃんの写真を見つめているだけで、こちらも愛されている幸福感に満たされるようです。


* * *


猫好きな方には、ぜひともご覧いただきたい写真展。8月10日(土)からは、恵比寿にある東京都写真美術館にて岩合さんのもうひとつの写真展、「ネコライオン」展も始まります。「ねこ」展@ヒカリエとハシゴすると、お得な割引もあるそうな。


東京都写真美術館 「ネコライオン」展
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1935.html


この夏は、たくさんの猫たちに癒されてみませんか?


★おまけ★

JR渋谷駅からヒカリエを直結する2階連絡通路にも、猫が出没中!

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ヒカリエへ、急がニャイと~♪

ねこ

ねこ

  • 作者: 岩合光昭
  • 出版社/メーカー: クレヴィス
  • 発売日: 2010/03/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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三世山本東次郎五十回忌追善 山本会別会 [伝統芸能]

2013年7月28日(日) 国立能楽堂 13:30開演

「乱れて盛んならんよりは、むしろ固く守って滅びよ」。

狂言の神髄を頑ななまでに守り続ける山本家の特別公演、別会。たいてい、隔年ごとの開催になるのですが、今年は現当主・山本東次郎師のお父上である三世東次郎(1898-1964)の五十回忌追善公演として開催されました。

ロビーには『花子』の装束に身を包んだ三世東次郎の写真が、お花に囲まれて慎ましやかに置かれていました。

三世東次郎師の歩んだ道のりは、そのまま戦後の山本家の歩みにも重なります。常にメインディッシュ勢揃いのフルコースのような番組仕立てになる山本家の会ですが、今回はさらに上回るボリューム。

狂言方にとっては極重習(ごくおもならい)とされる大曲『花子』を三世東次郎師の末孫・則秀が披き、山本家にとっても大変思い入れの深い『二千石』を曾孫にあたる凛太郎がシテを勤め、そして『茶壺』は…と、一曲ごとに山本家の強い思い入れが感じられます。

約4時間15分に渡る長丁場の会でしたが、拝見した後は、何とも言えない穏やかな、そして温かく優しい気持ちになりました。私がこのような事を申しあげるのも差し出がましく、おこがましいことなのですが、「ああ、山本家には未来がある。」そう強く信じられたのです。


『二千石(じせんせき)

シテ(主)/山本凛太郎
アド(太郎冠者)/山本東次郎

【あらすじ】

都見物に行ってきた太郎冠者は、土産話として主人に都の流行歌という「二千石の松にこそ 千歳を祝うのちまでも その名は朽ちせざりけれ」という謡を披露します。ところがそれを聞いた主人は大激怒。

実はその謡は当家で大事にされてきた謡だったのです。はるか昔のこと、「前九年・後三年の役」に出陣した祖先がこの謡を陣中の宴で披露し、八幡太郎義家をおおいに喜ばせました。祖先はその功績によって、お家は「宇多の庄」(=歌)という地名の領地を与えられ、現在の地位を得たのでした。そしてこの謡は、家の大事な宝であると言うことで石の唐櫃に封じ込めて「お止め謡」とされていたはずだったのです。

家の大事な謡を軽々しく扱われては許さぬと、主人は太郎冠者を責め、手討ちにしてやると太刀を振りかぶります。太郎冠者はその姿に、自分がお仕えしてきた先代の面影を感じます・・・。

【カンゲキレポ】

いやはや、初番からすでに目頭が熱くなって困りました(←どんなジャンルの観劇でも全開で感情移入)。

主人と太郎冠者は、かなり年齢が離れているという設定があるそうで、主人は若い演者が、太郎冠者は経験豊富なベテランが勤めることが多いそうです。今回は、山本家の演者としては最年少の凛太郎に、当主である東次郎師による共演。

凛太郎は、まだまだこれからたくさんの舞台を経験していくでしょうし、今はとにかくできるだけ多くの舞台を経験するのが大切な時期。

しぐさや科白は東次郎師や父・泰太郎に教えられたことを必死になぞっているのが見え隠れしますが、今の年齢の彼なら、それは当然の姿です。教わったことを、教わった通りに演じる。それを何十年も繰り返していく中で、しっかりと狂言の「型」が身体におさまるようになり、そこから自然に本来の資質が開かれていき、「山本凛太郎の芸」が確立していくのですから。

とは言え、声も動きもずいぶん安定してきたように思います。特に発声は、彼と同世代の狂言方の中では群を抜いて安定しているのではないでしょうか。ちゃんと「狂言の発声」が出来ています。

東次郎師の太郎冠者は、先代の時代を越えて、若い主人に仕え続ける姿が、凛太郎の過酷な道のりを見守る総帥の姿勢と重なって見えました。その双肩には、これまでの山本家の歴史、先祖が積み上げてきた思い出、そして凛太郎が歩むべき未来すらも背負っているように見えます。

それにしても、私、本当に視力が下がったなぁ…。国立劇場の座席からだと、大好きな肩衣や扇の意匠がほとんど見えず、残念でした。でも今回は、鬼瓦や立浪、芭蕉など、スタンダードな意匠のものが多かったように思います。


『茶壺(ちゃつぼ)

シテ(すっぱ)/山本泰太郎
アド(中国の者)/山本則孝
アド(目代)/山本則重


【あらすじ】

中国地方からお使いで茶壺を手に入れた男。帰路、したたかに酔いつぶれて道の上で眠り込んでしまいます。そこにやってきたのはすっぱ(詐欺師)。高価な茶壺に目をつけたすっぱは、さりげなく男に添い寝して、肩の荷紐を解き、あたかも茶壺が自分のものであったかのように紐を自分の肩に引き寄せます。

さて、男が目を覚ますと、自分が入手したはずの茶壺が見たこともない他人の手に!慌ててすっぱをたたき起こして茶壺を返すように訴えますが、すっぱは自分のものだと言って聞く耳持たず。

男とすっぱが所有権を争っているところにやってきたのが、この土地の目代。騒動をきいた目代は、茶壺の中に入日記(いれにっき:いわゆる商品目録)があるだろうから、その内容を言うようにと2人に申し渡します。男は茶壺の来歴を謡いながら舞いますが、それを盗み見ていたすっぱも、同じようにまねて舞い謡います。そこで、目代が思いついたのは…

【カンゲキレポ】

この曲は、三世東次郎が急逝した直後の1964年、まだ二十代だった現・東次郎、則直、則俊の三兄弟でそろって演じ、芸術祭奨励賞を受賞しました。「失意の中で僅かな光明を見出し、心の支えとなってくれた思い出深い名曲です」と、東次郎師は公演プログラムの中で語っていらっしゃいます。

故・則直の長男・泰太郎と次男・則孝による安定の兄弟共演。泰太郎は父譲りの堅実な芸とお腹の底に響くような迫力ある声で、観客を魅了していました。男の真似をして謡い、舞うすっぱ。目代の提案で男と連舞を舞う事になる時の密かな動揺ぶりと、連舞中の挙動不審ぶりがまた可笑しくて、遠慮なく笑わせていただきました。

則孝も安定感のある舞台。舞にキレがあって、とても素敵でした。

目代を勤めたのは則重。実はこの目代こそが物語の結末を左右するキーパーソン。すっぱと男の連舞を見た後、「論ずる物は中より取れ」という諺があるからと、茶壺を持って逃げてしまうのです。2人が慌てて目代を追いかけて終曲。実は悪徳役人を風刺した狂言だったということが、最後に判明するのですね。

則重は声に張りがあるので、最初は本当に品行方正な目代に見えるんですよ。それが最後の最後に、颯爽と茶壷を取り上げて去って行ったので、一瞬あっけにとられました(笑)。いやぁ、まんまと騙されてしまいました☆


『花子(はなご)

シテ(夫)/山本則秀
アド(妻)/山本則重
アド(太郎冠者)/山本則俊


【あらすじ】

以前、旅の途中で出会った女性、花子のことが忘れられない男。しかし、その花子が自分に会いに都まで来てくれました。便りをもらった男はどうしても花子の元へ行きたいのですが、恐ろしいのは自分の妻。そこで一計を案じて、「持仏堂で一晩座禅を組むから、近付かないように」と申し渡します。

妻が去った後、男は家来の太郎冠者を呼びつけ、自分の座禅衾(ざぜんぶすま)を着せて自分の身替わりに座禅を組むよう命じます。妻の恐ろしさ(笑)を充分に知っている太郎冠者は嫌がりますが、主人には逆らえず、渋々身替わりを引き受けます。

夫の身が心配な妻は、言いつけに背いて持仏堂を訪れます。ところがそこにいたのは太郎冠者。太郎冠者から事のなりゆきを全て知った妻は大激怒。太郎冠者に申しつけて、自分が座禅衾をまとい、男の帰りを手ぐすねひいて待つことにします。

やがて、念願の花子との逢瀬を終えて、男が上機嫌で帰ってきます。座禅衾をかぶった妻をすっかり太郎冠者だと信じ込んでいる男は、酔った勢いで花子との一夜をのろけ始めます…が!?

【カンゲキレポ】

今回のメインのひとつでもあった、則秀による『花子』の披き。

一言で言うならば、「未来が見える『花子』」でした。(←偉そうな表現ですみません)

勿論、まだまだ荒削りな部分、未熟な部分はたくさんありました。花子との逢瀬から帰ってきて橋がかりをゆったりと歩みながらひとりごちるように謡う「独り謡い」の場面は、声の抑揚やメリハリがアンバランスであったり、動きが妙に硬かったり。どうしても若さが出てしまう場面はいくつかありました。

ただ、そういった課題がある分、「この人には、まだまだこれだけの伸びしろがあるのだ。これからも狂言方として大きく成長できる人だ」と確信させてくれるものが、則秀の『花子』にはありました。

これはあくまでも私の個人的な意見なのですが、実はこの2~3年、則秀の舞台には「伸びきった感」を感じていたのですね。何と申し上げたら良いのか迷いますが、どの舞台も、「則秀さんの実力なら、これくらいは出来るだろうな」という予想の通りの良い舞台なのですが、その予想を上回るほど感情を揺さぶられはしない、というか・・・。

少なくとも、それ以前の舞台で見られていた圧倒的な飛躍感が薄れたように思えてなりませんでした。

ただ、それは、ジャンルを問わず「舞台」を生業とし、「芸の道」を歩まんとする者であれば、必ず一生に一度は遭遇し、乗り越えなくてはいけないトンネル-「闇」に差しかかった時期だったのでしょう。

今、まさに彼はそのトンネルの中にいるのだろう、何かのきっかけでそのトンネルの闇を突き抜ける時は必ず来るだろう、彼はそれだけの実力も技量も兼ね備えた人なのだから。そう信じて、則秀の舞台を観ておりました。

そして、この日、静かに、そして見事に彼はその闇をひとつくぐり抜けたかのように思います。

これからも、多くの壁に立ち向かわなくてはいけないことは多々あることでしょう。でも、この日の舞台を勤めおおせた事に自信を持って、これからもひとつひとつの壁に、真っ直ぐに、冷静に挑んでいって欲しいと思います。

このように、若手の成長と奮闘を目の当たりにし、喜びを感じることが出来るのも、別会の醍醐味ですね。

則秀の力演を支えたのが、太郎冠者を勤めた父・則俊と、妻を勤めた兄・則重。則俊は文句なしの安定感、則重も落ち着いた舞台でした。


『文山立(ふみやまだち)

シテ(山賊・甲)/遠藤博義
アド(山賊・乙)/若松隆

【あらすじ】

今日も獲物を取り逃がしてしまった2人の山賊。互いに責任をなすりつけ合ううち、果たし合いをすることに。しかし、相討ちとなって2人とも命を落とした場合の事を考えて、遺書をしたためることにします。内容を考えるうち、感極まってしまった2人は・・・?

【カンゲキレポ】

山本家のお弟子さんお2人による一番。遠藤も若松も、これまでに見られなかった「大きさ」を感じさせる舞台でした。

またまたおこがましい事を申し上げるようで恐縮ですが、きちんと国立能楽堂の空気に呑まれることなく、しっかりと自分たちの空気に変えられていたように思います。遠藤は柔かな空気感が印象的で、若松は師匠譲りの剛健な発声と全力の動きがとても素晴らしかったです。

今や、山本家の貴重な戦力になりつつあるお2人。幼少の頃から狂言を学んでいたわけではなく、社会人になってから狂言の道に入り、大変なことやご苦労も並々ならぬものがあった事と思います。これからもこの曲のように、手に手を取り合って山本家を盛り立てていくとともに、それぞれの益々のご活躍を願っています。


素囃子 『早舞(はやまい)

大鼓/佃田良勝
太鼓/金春國直
小鼓/田邊恭資
笛/藤田貴寛


『祇園(ぎおん)

シテ(太郎冠者)/山本東次郎
アド(主)/山本泰太郎
アド(妻)/山本則俊
立衆(舞手)/山本則孝

立衆(舞手)/山本則重
立衆(巫女)/山本則秀

立衆(鞨鼓打)/山本凛太郎

大鼓/佃田良勝
太鼓/金春國直
小鼓/田邊恭資
笛/藤田貴寛


【あらすじ】

祇園祭で太鼓負の当番にあたった主人は、その役目を召使いの太郎冠者に任せることにします。猛暑の中、重い太鼓を背負う役目は大変なもの。一度は断る太郎冠者ですが、生来の人の良さから結局は引き受けることに。

損な役ばかり押し付けられる夫に不満が募っていた妻は、とうとう離縁を申し出ます。優しい太郎冠者は妻の気持ちを慮って、その申し出をも受け入れます。

祇園祭の当日。どうしても夫の事が気になる妻は、人ごみにまぎれて祭りの列を見学にやってきます。重い太鼓を背負い、汗みずくになりながらも、一生懸命にお役を勤める太郎冠者。その姿を見た妻は、思わず駆け寄り・・・。

【カンゲキレポ】

『祇園』は、大蔵流十三代家元・大蔵虎明(とらあきら・1597~1662)がまとめた狂言台本集「虎明本」にあらすじが記されているのみで、上演された記録がありませんでした。それを、東次郎師が2011年12月の横浜能楽堂特別公演で復曲上演。今回は3回目の上演となります。

お祭独特の高揚感と浮遊感、その中に浮かび上がる夫婦の絆、主人と従者の信頼関係。それらが明確に描かれていて、感動的な舞台でした。

もうね、太郎冠者と妻の姿に心の底から感動。心の中で大号泣。

人の好さを見込まれて、いつも大変な仕事をさせられる太郎冠者。そんな夫の優しさ、人の好さが、妻には不甲斐なく思えてしまう。そういった男女のすれ違い、心当たりはありませんか?

とうとう愛想尽かしをする妻に対しても、太郎冠者は引き留める術を持ちません。それどころか「今は何も用意してやれないが、せめてものこれを」と、さらしの布を手渡します。太郎冠者にとっては、これが妻に対する最大限の愛情だったんだろうなぁと思うと、ホロリ。

そして祇園祭当日。離縁を申し出たものの、こっそりと様子を見に来る妻。賑やかなお囃子と同時に、主人に従い、重い太鼓を背負って歩いてくる太郎冠者の姿に、思わず胸が潰れそうになります(←完全に妻目線)。

祭りの最中も、太郎冠者は列の者だけでなく見物客にも心を配り、道を開けるよう指示を出したり、転倒した人を介抱したり、大忙し。汗だくになりながらも、全力で仕事に取り組んでいる太郎冠者の姿に、妻は心を揺さぶられます。

最後、突き飛ばされて膝をついてしまった太郎冠者にそっと寄り添ったのは、別れたはずの妻。驚く太郎冠者に、妻はそっと、さらしの布を差し出します。そう、妻が家を出る時に、太郎冠者が唯一持たせてくれた、あの布。まじまじとその白布を見つめた後、妻の手にそっと手を重ねる太郎冠者。2人は手に手を取り合いながら、ゆっくりと、しみじみと道を歩いていくのです。


うわーん!!。・゚・(ノД`)・゚・。(←感動のあまり号泣)


現代に復曲されたということ、東次郎師による言葉の選択に工夫もあったかと思うのですが、科白がとても聞きとりやすく、それだけにとても感情移入しやすい舞台でした。

なんといっても、太郎冠者と妻の間に流れる愛情の深さが存分に伝わってきて・・・。そして、その姿が、お父上を亡くされて50年、手をたずさえながら共に長い道のりを歩まれてきた東次郎師と末弟・則俊師の姿とも重なって・・・。

幸福感と切なさが入り交じったような、何とも言えない感情がこみあげてきて、つい涙がにじみました。

本当は、東次郎師の次弟・故則直師にもこの場においでいただきたかった。何度、そう思ったことでしょうか。でも、則直師の姿は絶対に、その日舞台に立っていらした全ての演者、そしてその舞台を見守った全ての観客の心の中にあったことと思います。

連舞や軽業の場面も、祇園祭の雰囲気を充分に伝えていました。若手それぞれのソロパートも充実。則孝と則重の連舞は端正で力強く、巫女の則秀はたおやかな舞(←『花子』からの連投出演、お疲れさまでした!)。
鞨鼓打の凛太郎は、持ち前の身軽さを活かしたキレの良さ。

こうして拝見していると、山本家の充実ぶりが存分に伝わってきます。ああ、山本家は未来に向けて着実に確実に歩を進めているのだな、そう感じることのできる舞台でした。


* * * * *


近年まれに見る、フルボリュームの番組仕立て。まだ晴天の広がる昼下がりに始まった舞台が終わったのは夕暮れに近い時刻でしたが、不思議と疲れは全く感じませんでした。ただひたすら、「未来が見える」舞台に出逢えたことの喜びと感動の余韻に、浸り続けました。


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仁義なき戦い、2013年・夏。 ~セブンイレブン×関ジャニ∞ 戦績発表~ [KANJANI∞]

7月6日前後から幕が切って落とされた、「セブンイレブン×関ジャニ∞」フェア。

関ジャニ∞グッズやコラボ商品などが全国のセブンイレブン店舗にて発売され、これがまた店舗ごとに発売形態も品ぞろえもバラバラという驚くべき統一性のなさで、エイターの皆さんにおかれましては大変な苦戦を強いられたことと思います。

かくいうワタクシも、旅の合間をぬって九州各地のセブンイレブンを巡ってみたのですが、ほんっと~に大変でした。もう、どこに行っても面影すらないという・・・orz

しかし、エイターのお友達やカンゲキ仲間のおかげで、希望の品をゲットすることが出来ました!ご協力いただいた皆さん、エールをくださった皆さん、本当にありがとうございました。

フェアもひと段落した様子ですので、関ジャニ∞グッズの戦績(?)を報告しますね。


お菓子編はコチラから☆


フェア期間中、セブンイレブンに入ると、店内いっぱいに関ジャニ∞の爽やかな笑顔が出迎えてくれました~☆

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うわぁぁぁ・・・天井にもいる・・・☆


さて、いよいよ関ジャニ∞グッズ!

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ジャンボうちわ(500円)とミニうちわ(300円)。

ジャンボうちわはメンバー全員が集合。シャツにジャケットで、めっちゃカッコイイ!みんなヴィジュアル最強です!

ミニうちわは、三馬鹿を揃えました~!浴衣はオトコマエっぷりが8割増しですね☆

特に、特に横山くん!!(←予想通り)

超~~~~、オットコマエ!!男前なのに美麗過ぎるわ~いやだわ~☆(←?)

ちなみに、横山くんミニうちわに限り、「鑑賞用」と「実用」に2つ確保しました(←あほ)。


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クリアファイル(500円)。

集合の全身バージョン。ミニうちわの爽やかな雰囲気とはガラリと変わって、クールなメンバーの表情が素敵です☆

ちなみに、ジャンボうちわと横山くんミニうちわ(鑑賞用)、こちらのクリアファイルは、カンゲキ仲間さんが確保しておいてくださいました。ありがとうございます!


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続いてはキティちゃんとのコラボグッズと、関ジャニ∞当たりくじ(500円)の景品たち。もちろん、全て横山くんカラー!!こちらはエイターのお友達にご協力いただきました。本当に、有難いことです・・・。

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キティちゃんとのコラボグッズは、「君うたハット×ハローキティ マスコット」(680円)と、同じく根付(480円)。

くじの景品は、伊達めがね、コンパクトミラー、そしてフォトホルダー☆

いやぁ・・・カワイイ・・・☆


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フォトホルダーは80ポケット。

ちょうど、ジャニーズショップで販売されている写真が入るサイズです(笑)。表紙は、「お菓子編」でも大絶賛していた横山くんの笑顔が全開~~☆


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コチラが、「君うたハット×ハローキティ マスコット」。

「君うた」というのは、関ジャニ∞の楽曲「君の歌をうたう」に由来するのかな・・・?(←ファン歴やっと1年)


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ハットには、もちろん「∞」のマーク☆


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そして根付。

こちらはまだパッケージから出していないのですが、ハットからちょこんと顔を出しているキティがめっちゃ可愛いです☆


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そして、コンパクトミラー。個人的には、これが一番のヒット!!

それほど重くないし、開くと二面鏡に。しかも、片方はちゃんと拡大鏡になっているんですよ。これは予想以上に使い勝手が良いです!

伊達めがねは・・・これから使い道を検討したいと思います(笑)。


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いやぁ、まさに仁義なき戦いでした・・・。アイドルのファンって、本当に大変なんだなぁ・・・としみじみと再実感した、2013年・夏・・・(笑)。


先月、関ジャニ∞が大活躍した「THE カヴァ☆コラTV」について、個人的な萌えどころをこっそりまとめました。原則として横山くんロックオンです(笑)。(1)はコチラから、(2)はコチラから、(3)はコチラからお入りください。


船小屋温泉 「ホテル 樋口軒」 [旅]

皆さま、暑中お見舞い申しあげます。

早いもので、もう8月ですね。今回は、夏の旅行にピッタリなお宿をご紹介したいと思います。

船小屋温泉にある「ホテル 樋口軒」さん。九州新幹線「筑後船小屋」駅から車で約15分、矢部川のほとりにたたずむ静かなお宿です。

昨年、一度利用したのですが、そのときのさりげないサービスと美しく美味しいお料理、そして静かな時間の心地よさがすっかり気に入ってしまい、今年も利用しました。

創業は1884(明治19)年、昭和天皇が戦後に全国巡行を行った際に宿泊したお宿としても知られています。

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「ジャパニーズ・モダン」をテーマにした和室は、2006年にリニューアル。

全室が矢部川方面に向かっています。窓を開けると、勢いよく流れる川の音、そして対岸に広がる広大なクスノキ林の濃い緑が身体中を包みます。この音と景色だけで、心がほぐれていきます。

クスノキ林は樹齢350年以上を超えており、国の天然記念物に指定されています。しかし、昨年7月の九州北部豪雨の影響で、現在も立ち入り禁止です。江戸時代、水害対策の保安林として誕生したクスノキ林ですが、昨今の異常気象のすさまじさには耐えきれなかったようです。1日も早く、人々の憩いの場としてよみがえってくれますように・・・。


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4階には大浴場も。

ちょっとぬるめの湯温なので、いつまででも入っていられます。脱衣所も清潔。


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食事は1階の「レストラン蔵」で、矢部川とクスノキ林、夏の空の変化を楽しみながら、ゆっくりと。

窓の外に見えているのは、国道209号線にかかる「船小屋温泉大橋」。筑後市と、お隣のみやま市を結びます。結構近くに国道が通っているのに、お部屋にいる時もそれほど気にならないんですよ。それもお気に入りの理由です。

(以上、3枚の写真は公式ページから拝借)

そして、このホテルに泊まる最大の楽しみは、この緑豊かな景色と、そして繊細で美しいお料理の数々!

かつお出汁と醤油の味わいをベースにした和風創作料理は、一品一品、丁寧に心を込めて作られています。目も舌も大満足。

どのお料理も様々なアイデアや工夫が凝らされてありながら、味は一貫して和風ベースなので、違和感なくいただく事ができます。

どのテーブルも、一品登場するごとに小さな感嘆の声が上がり、そして口に含む間は沈黙が流れ、食べ終えると思わずため息が漏れてしまう・・・その繰り返しでした(笑)。


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【前菜】 (左上から時計回りに)
あげ巻の紫蘇金糸巻
そら豆・昆布・人参のミルフィーユ オレンジソース
南瓜とエビしんじょう 漬け醤油 梅肉
山芋ソテーの鶏肉照り煮


【凌ぎ】
八女茶うどん バジルとしば漬け
※写真、撮り忘れました・・・


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【造里】
本マグロの中トロ 天然鯛 エツの3種盛り


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【煮物】
鱧のにこごり


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【蒸物】
南瓜の茶碗蒸し 銀餡かけ


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【焼物】
A5等級の九州産黒毛和牛の陶板焼き


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【油物】
蓮根・枝豆・海老の饅頭仕立て


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【汁物】
赤だし

【御飯】
山菜の炊き込みご飯

【香物】
肉味噌 他お漬物3種の盛り合わせ


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【甘味】
ピンクグレープフルーツの葛よせ


***

翌日の朝食も、もちろん美味しかったです!!

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奥のお皿はお化粧箱のようになっていて、引き出しを開けるように広げていくのです。朝からテンションが上がります。

お料理の美味しさ、静かな環境はもちろんなのですが、特筆すべきはホテルスタッフの対応のきめ細やかさ。決して馴れ馴れしいわけでもなく、つかず離れずの良い距離感を保つのが、絶妙に巧いのです。

例えば、フロント横のロビーでぼんやりと景色を楽しんでいる場合は、こちらの気配を察して特に話しかけることはないのですが、ものすごく絶妙な距離感で、きちんと宿泊客の視野に入る位置に待機しているのです。そうしながらも、決して自分の存在を主張することのない、さりげなさ。それがまた、何とも言えない安心感と居心地の良さを運んでくれるのですね~。


***

ホテルの周辺は矢部川のほとりや、船小屋温泉など、気軽なお散歩コースにもなっています。今回は、クスノキ林は散策できなかったのでホテルから歩いて1~2分のところにある「船小屋鉱泉場」に行ってみました。

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日本でも稀少な、天然高濃度含鉄炭酸泉です。

鉄分を日本一多く含んだ温泉で、飲用もできます。ちょっとだけトライしましたが、びっくりするほどの鉄の風味と炭酸の味わい!!私は、ふた口でギブアップでした…。

***

このお宿に泊まった日に、九州では梅雨明け宣言が発表されました。

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本格的な夏の始まりの朝。

この景色を見ているだけで、穏やかな気持ちになります。時間が許す限り、ずっと見ていたいな~といつも思います。

博多から九州新幹線で約30分、在来線だと1時間ちょっと。自分の身体の感覚に休息を与えたい時、リフレッシュさせたい時にオススメしたいお宿です。


ホテル樋口軒

ホテル樋口軒

  • 場所: 福岡県筑後市船小屋805
  • 特色: 評判の創作料理と眺めの良い展望風呂が人気!お客様の大切な時間をのんびり過ごして頂ける宿


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